
HONDA公式サイト
ステップワゴンが人気ないのでは?と気になり検索して辿り着いた方の多くは、購入を検討しているものの、新型が不評とされている理由や、実際のオーナー評価が気になっているはずです。ネット上では「デザインがひどい」「スパーダを買って後悔した」といった声や、「買ってはいけない」と断言する意見まで見られ、不安を感じるのも無理はありません。
この記事では、ステップワゴンの売れ行きが伸び悩む背景や、売れない理由、現在の受注状況などを詳しく解説します。また、「弱点は何ですか?」という疑問に対しても、サイズ感や取り回し、燃費性能などを踏まえて具体的に答えています。 さらに、「5年残価率は?」「ステップワゴンは何年くらい持ちますか?」といった長期的な視点での検討ポイントや、「セレナとステップワゴンどっちが広い?」という比較検討中の方にも役立つ情報を紹介。
過去に不人気とされたRP系の課題にも触れながら、今のステップワゴンが本当に“買ってはいけない”クルマなのか、多面的に検証していきます。
-
新型ステップワゴンが不評とされる具体的な理由
-
ライバル車との比較による売れない要因
-
スパーダ購入後に感じやすい後悔ポイント
-
デザインや装備に対する評価の分かれ方
ステップワゴンが人気ないというのは本当?
新型が不評と言われる理由とは

HONDA公式サイト
現在の私は、新型ステップワゴンが不評とされる理由の一つに「わくわくゲートの廃止」があると考えています。これは、先代モデルで高評価を得ていたユニークな装備で、ファンの間では特に支持されていました。たとえば、小さな荷物をさっと取り出すときや、子どもの乗降時に重宝していたという声も多く、日常の使い勝手を重視する家庭には強い支持を受けていました。
ただし、わくわくゲートは機構が複雑なぶんコストがかさみ、全体の車両価格や重量にも影響を与えていました。新型では「原点回帰」のデザイン哲学に基づき、シンプルな構造を採用する方針が取られ、わくわくゲートの搭載は見送られたのです。
その結果として、先代ユーザーからは「便利だった装備が無くなってしまった」という失望の声が寄せられました。こうしたユーザー視点の便利機能を廃止した点に、戸惑いと落胆が集まり、新型への評価が分かれる要因となっています。
ステップワゴンの売れ行きと売れない理由
実際の販売データを見ると、ステップワゴンの売れ行きはライバルであるトヨタのノアやヴォクシー、日産セレナと比べて見劣りしているのが現状です。この違いは単なる好みの問題ではなく、価格設定や納期、そしてユーザーが重視するポイントに起因しています。特に、ステップワゴンは装備や快適性にこだわった設計になっている一方で、価格がやや高めに設定されており、エントリーユーザーには手が届きにくいという印象を与えています。
さらに、現在のミニバン市場では“オラオラ系”と呼ばれる派手なデザインが好まれる傾向があり、落ち着いたシンプルな外観のステップワゴンは注目されにくい状況です。納期の面でも、供給の遅れが続いており、購入を検討していたユーザーが他車種へ流れるケースも少なくありません。ファミリーカーとしての完成度は申し分ないのですが、見た目のインパクトやコストパフォーマンスを重視する層のニーズには合致しづらいというのが、現在の販売状況を反映していると言えるでしょう。
スパーダ購入で後悔するケース

HONDA公式サイト
ステップワゴンスパーダは、シリーズの中でも上位グレードとして高い装備レベルを誇り、プレミアム感もあります。しかし、購入後に後悔する声が一定数存在するのも事実です。その一因として、スパーダは装備の充実に比例して価格が跳ね上がる傾向にあり、結果的に割高に感じてしまうことがあります。とくに、競合車種と比較しても、価格に対して得られる満足度が想定より低いと感じる方もいるようです。
また、スパーダ特有の装備である2列目のキャプテンシートは快適性を重視する一方で、シートの固定位置の関係から、ラゲッジスペースの使い勝手に影響が出ることもあります。加えて、グレードによっては最小回転半径が大きくなっており、狭い駐車場や住宅街では取り回しに苦労するケースもあるでしょう。都市部に住む方や、コンパクトな動きを求める方にとっては、これらの要素がストレスになる可能性があるため、購入前には実車を確認し、自分の生活環境に合っているかをしっかりと見極めることが大切です。
デザインがひどいと言われる誤解
デザインが「ひどい」と言われる背景には、最近のミニバン市場で支持されている“オラオラ系”とのギャップがあります。いわゆる迫力あるフロントマスクや、メッキを多用した外観がトレンドとなっているなか、ステップワゴンはあえてその流れに逆行し、クリーンで落ち着いた雰囲気を前面に打ち出しています。
しかし、ステップワゴンは「シンプルでクリーンな印象」を大切にしたデザインとなっており、それを好むユーザーも一定数います。たとえば、子育て中の家庭や落ち着いた雰囲気を重視する方からは、「他と被らない個性があって良い」「長く乗っても飽きがこない」といった肯定的な意見も聞かれます。
つまり、好みの問題であり、万人受けはしなくても支持する層は確実に存在します。市場の主流とは一線を画すデザインであるために一部では批判の的になってしまいますが、その個性こそがステップワゴンの魅力だと感じるユーザーも少なくありません。
買ってはいけないというのは本当か?
このように言うと「買ってはいけない車」という声があるのも納得ですが、実際には使い方や価値観によって大きく変わります。ステップワゴンは万人向けのクルマではないかもしれませんが、用途やニーズが合えば非常に優秀なミニバンであることは間違いありません。
例えば、高速走行での安定性や静粛性の高さは、長距離ドライブをする家庭にとっては大きな利点です。また、シートアレンジの自由度や広々とした居住空間は、子育て世代や荷物が多いアウトドア派のユーザーにも好評です。
一方で、価格帯が高めであることや、デザインの好みによっては選ばれにくいこともあります。このため、購入を検討する場合は、同じクラスのノアやセレナなどのライバル車としっかり比較した上で、自分のライフスタイルや使い方に合うかどうかを丁寧に見極めることが重要です。
単に「買ってはいけない」と切り捨てるのではなく、どんな価値を重視するかによって評価が変わるクルマだと言えるでしょう。
ステップワゴンの人気がないと言われる背景
現在の受注状況をチェック

aisyalaboイメージ
現在の私は、ステップワゴンの受注状況がやや鈍化していることを認識しています。その背景には、半導体不足や生産体制の影響もあります。特にガソリンモデルでは納期が半年以上かかるケースもあり、すぐにクルマが欲しい人には不利な状況です。
これには、生産ラインの調整や海外市場への輸出対応など、複合的な要因が絡んでいるとされています。また、e:HEV(ハイブリッド)モデルに関しても一時的な供給不足により、注文から納車まで3~4ヶ月を要するケースが珍しくありません。
加えて、購入を検討している人の中には、「注文したいが納期が長すぎて断念した」という声もあり、受注状況の鈍化に拍車をかけていると考えられます。販売現場では、顧客の要望に応じて中古車や在庫車を勧めるケースも増えているようです。
リセールが悪いのか?
ステップワゴンは「リセールが弱い」と言われがちですが、グレードやタイミングによって大きく異なります。例えば、人気のスパーダ系やe:HEV(ハイブリッド)モデルは比較的高値で取引される傾向にあります。ひとまず、自分の愛車の現状価値を把握するため、ネクステージやカーセブン、ガリバーやカーチスなど大手の買い取り店最大20社概算査定額をランキング順に見られるから、WEB上で査定額が比較でる便利な一括車買取査定MOTA(モータ)を活用すれば、査定額上位3社からの連絡しかないので、安心で具体的な価格相場を把握できます。
また、購入時に選んだボディカラーやオプション装備の有無によっても査定額は変動します。たとえば、ホワイトパール系やブラック系のボディカラーは市場での人気が高く、再販時にも有利になることが多いです。さらに、定期的なメンテナンスを行い、状態を良好に保っておくことで査定額アップにもつながります。
このように、リセールバリューに不安がある場合でも、購入時と保有中の工夫によって価値を維持することは十分に可能です。
ステップワゴンの弱点は何ですか?
多くは「燃費性能」「サイズ感」「価格設定」の3点が弱点とされます。とくに燃費に関しては、トヨタのハイブリッド勢に一歩譲る部分があり、比較検討の際に不利となることもあります。カタログ燃費では大きな差はないものの、実燃費ではトヨタ車の方が優れているケースが多いため、日常的に使う人には気になるポイントとなるでしょう。
また、ボディサイズに関しても一部のユーザーから「大きすぎて取り回しが難しい」との声があります。とくに都市部での駐車や狭い道での走行では、小回りの利く車両に比べて扱いづらさを感じることがあります。最小回転半径がやや大きめである点も注意が必要です。
さらに、価格設定についても、同クラスのミニバンと比べて高めに感じられる場合があります。ベースグレードでも300万円を超える価格帯となっており、装備を充実させたグレードを選べば簡単に400万円に達することもあります。
ただ、その分、加速感や走行安定性には定評があり、高速道路での快適性や長距離移動においては他車より優れていると感じるユーザーも多いです。家族での移動や旅行を重視する方には、これらの点が大きな魅力となるでしょう。
ステップワゴンの5年残価率は?
5年後の残価率については約40~45%程度とされています。これはミニバン市場全体の中では中間クラスにあたります。たとえば、ヴォクシーやセレナに比べてやや劣るものの、年式・走行距離・グレードの条件次第では十分に高値で売却することが可能です。
特に、人気のあるスパーダグレードやe:HEV(ハイブリッド)仕様は需要が高く、中古市場でも一定の評価を得ています。また、走行距離が少なく内外装の状態が良い車両は、残価率を高める要素となります。さらに、ディーラーオプションのナビや安全装備なども評価に影響を与えるため、購入時の仕様選びも重要です。
このように、ステップワゴンの5年後の価値は、個体ごとの状態や装備内容によって大きく左右されるため、売却を見越した上でのグレード選びや使い方が求められます。
セレナとどっちが広いのか比較

aisyalaboイメージ
ここでは、室内空間の広さに注目して比較します。ステップワゴンの室内長は3列すべてで余裕があり、特に2列目・3列目の居住性が高いのが特長です。足元や天井のクリアランスがしっかりと確保されており、大人が3列目に座っても窮屈さを感じにくい設計となっています。
一方で、セレナもまた優れた広さを誇っており、特にシートのスライド量の大きさと柔軟なアレンジが魅力です。2列目シートを前後に大きく動かすことで、3列目へのアクセスや荷室の確保がしやすくなります。また、スマートマルチセンターシートを活用すれば、7人乗りでも8人乗りでも柔軟に使える点もメリットです。
さらに、セレナは後席のパーソナルスペースの確保に工夫があり、USB電源やエアコン吹き出し口の配置なども配慮されています。ステップワゴンと比べると、快適装備のバリエーションが充実している印象です。
このように、どちらのモデルも室内空間には優れていますが、広さそのものを重視するならステップワゴン、機能性とアレンジ性を重視するならセレナが優位と言えるでしょう。家族構成や使い方によって選ぶべきモデルは異なります。
ステップワゴンは何年くらい持つ?
このように考えると、ステップワゴンは10年以上の長期使用にも耐える作りです。エンジンの耐久性や足回りの剛性が高く、メンテナンスをしっかり行えば20万キロ以上走ることも可能です。ただし、定期的な整備と消耗部品の交換が前提となります。
また、ホンダは長年にわたりエンジン性能やシャシー構造に定評があり、ステップワゴンも例外ではありません。実際、10年以上乗り続けているオーナーの中には、故障らしい故障を経験していないという声もあります。
さらに、近年のモデルでは先進安全装備や電子制御機能も進化しており、長く安心して乗れる要素が増えています。適切な点検とパーツ交換さえ怠らなければ、ステップワゴンは中古市場でも高い評価を維持できる耐久性を備えたモデルです。
ステップワゴンRP系が不人気の理由

HONDA公式サイト:2022年4月終了モデル
RP系(2015年~2022年モデル)が不人気とされる理由の一つは、デザインと装備面での中途半端さです。例えば、当時のライバル車に比べてインパクトに欠ける外観や、内装の質感が物足りないという指摘もありました。全体的に落ち着いた雰囲気のデザインが、オラオラ系のデザインを好む層には響きにくかったことも、不人気とされた一因です。
また、わくわくゲートが唯一の差別化要素として機能していた一方で、それが一部ユーザーには受け入れられなかった面もあります。たとえば、横開き機構が狭い駐車場ではかえって使いづらいという意見もあり、評価が二分していました。さらに、RP系の前期モデルでは、ハイブリッド仕様が用意されておらず、他社の燃費性能に対して競争力を欠いていたという弱点も挙げられます。
加えて、安全装備の標準化が進んでいなかった点もマイナス要因となりました。特にトヨタのセーフティセンスや日産のプロパイロットに対し、ホンダの安全運転支援システムがやや遅れを取っていた印象を持たれることが多かったのです。このように、RP系は新しいチャレンジをしながらも、市場のニーズとのズレが目立った世代だったと言えるでしょう。
まとめ:ステップワゴンが人気ないと言われる理由と実際の評価
-
わくわくゲート廃止により従来ユーザーから不満が出た
-
機構の簡素化が原点回帰として評価されるも一部で落胆
-
価格設定が高めでエントリーユーザーには敬遠されがち
-
オラオラ系デザインを好む層にはシンプル外観が不評
-
供給遅延により他車への乗り換えが増えている
-
スパーダは装備が豪華な反面、割高に感じられる
-
2列目キャプテンシートがラゲッジスペースの制約要因
-
最小回転半径が大きく都市部では扱いづらいことがある
-
デザインの落ち着きが支持される一方でインパクト不足
-
実燃費でトヨタのハイブリッド車に見劣りする
-
本体サイズの大きさが取り回しの難しさにつながる
-
残価率は中間レベルで再販時に価格が伸びにくい傾向
-
セレナと比較するとアレンジ性ではやや劣る面がある
-
RP系モデルはデザインと装備の中途半端さが不人気要因
-
安全装備の充実が他社に比べて遅れていた過去がある