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N-BOXのオイル・量の基礎知識とオイル交換【2025年版】

N-BOXのオイル・量の基礎知識とオイル交換【2025年版】

ホンダ公式サイト:N-BOX

本記事ではN-BOXのオイル・量を調べている方が疑問を解決できるように、エンジンオイルの交換時期の表示の見方からエンジンオイル交換の量は何リットルか、オイル交換・フィルター交換の値段と費用の目安、どこで交換するかまでをわかりやすくに解説します。

さらに、エンジンオイルのおすすめやオイルフィルターのおすすめ、オイル・フィルターの適合表での確認方法、粘度の選び方、エンジンオイル交換のリセット手順、事例としてN-oneの推奨エンジンオイルは?という関連疑問にも触れます。

また、ターボ車のオイル量やターボ車のオイル交換時期、ターボ車のエンジンオイルのおすすめ、そして見逃せないオイル漏れのチェックポイントまで網羅し、迷いなく選べる判断基準を紹介しています。

✔この記事のポイント
  • JF5/JF6のオイル量と世代別の規定量が分かる
  • 交換時期の表示やリセット操作が理解できる
  • 費用の相場と交換先の選び方が把握できる
  • ターボとNAでの粘度とおすすめが整理できる

●本記事掲載の車両:

ホンダ N-BOX現行モデル(3代目)2023年10月発売
型式 JF5(2WD)JF6(4WD)

●エンジン
NA(自然吸気・非ターボエンジン)エンジンの特徴

 ・出力は控えめだが、燃費効率が良く維持費も安い
 ・高速・登坂時にはややパワー不足を感じやすい

ターボエンジンの特徴
 ・高速道路や坂道走行、重積載時に強い
 ・燃焼効率が高く、パワフルな走り

 

N-BOXのオイル・量の基礎知識とオイル交換【2025年版】

N-BOXのオイル・量の基礎知識とオイル交換【2025年版】

ホンダ公式サイト:N-BOX

  • 交換時期と表示の確認方法
  • エンジンオイル交換時の量は何リットル必要か
  • 【オイル交換・フィルター交換】値段・費用の目安
  • どこで交換する?おすすめの場所
  • 【エンジンオイル】おすすめの種類と特徴
  • 【オイルフィルター】おすすめの選び方

交換時期と表示の確認方法

交換時期と表示の確認方法

ホンダ公式サイト:N-BOX オイルメンテナンス情報をメーターディスプレイに表示

新型N-BOX(JF5/JF6)は、走行状況やグレードによりオイルメンテナンス情報をメーターディスプレイに表示します。一般的な目安としては、通常使用で5,000kmまたは6か月ごとが点検の基準として活用されます。メーカー資料ではNA車で10,000kmまたは12か月、ターボ車で5,000kmまたは6か月が推奨レンジとされています。

短距離の繰り返しや低温環境、未舗装路が多い場合などのシビアコンディションでは、より短いサイクルでの交換が推奨されます。

N-BOX JOY ターボ/N-BOX CUSTOM ターボ:ターボ装備
エンジンオイル(推奨オイル):5,000 kmまたは6か月のいずれか早い時点
出典元:Honda公式FAQより、NA/ターボ共に記載あり

スパナマークやメンテナンスメニューでオイル寿命表示が確認でき、前回交換からの残距離や必要な作業を把握できます。表示はオイル交換後にリセット操作を行うまで自動ではクリアされません。適切なタイミングを逃さないよう、点灯・表示の有無に関わらず半年に一度は状態確認を行うと安心です。

エンジンオイル交換時の量は何リットル必要か

作業内容 規定量
オイルのみ交換 2.4L
オイル+フィルター同時交換 2.8L

ホンダ N-BOX現行モデル(3代目)2023年10月発売の型式JF5/JF6のオイル規定量は上記の通りです。NA車とターボ車で差はありません。

「オイルのみ交換される場合は2.4L、オイルとフィルタを同時交換される場合は2.8Lが規定量となります。」
> 出典:Honda公式FAQ(サービスデータ)

世代別に比較すると次のようになります。

世代・型式 エンジン型式 オイルのみ オイル+フィルター
初代 JF1/JF2 S07A 2.4L 2.6L
2代目 JF3/JF4 S07B 2.4L 2.8L
3代目 JF5/JF6 S07B 2.4L 2.8L

注ぐ量はゲージで微調整しながら合わせます。入れすぎは白煙や失火の原因となるため、2.6〜2.7Lから様子を見て少量ずつ足すと安全です。

【オイル交換・フィルター交換】値段・費用の目安

【オイル交換・フィルター交換】値段・費用の目安

aisyalaboイメージ

費用は交換先と使用オイルで変動します。相場の目安は次の通りです。

交換先 作業 概算費用の目安
正規ディーラー オイルのみ(2.4L相当) 3,800〜4,800円程度
正規ディーラー オイル+フィルター 5,500〜6,500円程度
カー用品店 オイルのみ 2,500〜4,500円程度(工賃込みプラン有)
カー用品店 オイル+フィルター 4,000〜6,000円程度
ガソリンスタンド オイルのみ 2,500〜4,500円程度
DIY オイルのみ オイル代3,600円前後+消耗品数百円

実例として、汎用グレードの全合成油で2.4L交換が3,000円台というケースや、純正高機能油では同容量で4,000円台というケースがあります。フィルターを同時交換する場合は部品代が1,000円前後、ドレンワッシャーは数十〜数百円が加算されます。

オイル交換を実施する場合は、ご自身で店舗等にお問い合わせ、お見積もりをするようにしてください。私も今年3月にイエローハットへオイル交換に行った際、オイルが値上がりしていてビックリしました。

どこで交換する?おすすめの場所

どこで交換する?おすすめの場所

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交換先は主にディーラー、カー用品店、ガソリンスタンド、DIYの4択です。

ディーラーは適合管理や車両ソフトの最新化提案まで含めた一貫対応が期待でき、保証期間中はとくに安心感があります。

★私のおすすめ
カー用品店
は品揃えが豊富で、予約アプリやセット割引などの利便性、ディーラーと比べお得なお値段が強みです。

スタンドは給油と同時に短時間で実施できる点が魅力です。

工具や環境が整っているならDIYも選択肢になりますが、締付トルクや廃油処理、下回り安全確保などに配慮が欠かせません。

【エンジンオイル】おすすめの種類と特徴

【エンジンオイル】おすすめの種類と特徴

ホンダ公式サイト:N-BOX エンジンオイルEngine Oil

N-BOXのエンジンを長く良好な状態で維持するためには、どのようなオイルを選ぶかが大きな鍵となります。NA車の場合、Honda純正のULTRA NEXT、ULTRA Green、ULTRA LEOが基本的に推奨されています。これらはメーカーが想定した条件で最適な性能を発揮するよう設計されており、使用することで燃費やエンジン寿命に直結するメリットを得やすくなります。

ULTRA NEXTは0W-16に相当する超低粘度オイルで、省燃費性能を最重視した仕様です。流動性が非常に高いため、寒冷地での始動時にも素早くオイルが循環し、エンジン内部の摩擦を抑える効果が期待できます。静粛性や軽快な回転フィールを重視する方に適しています。

ULTRA Greenは環境対応性能とエンジン保護性能のバランスを重視した設計です。排出ガスのクリーン化を意識しており、日常的な街乗りだけでなく、長距離移動にも安定感をもたらします。メーカーが掲げる低環境負荷の方向性とも一致しており、持続可能性を意識するユーザーに選ばれやすい特徴があります。

ULTRA LEOは0W-20粘度を基本とする標準的なオイルで、多くの現行軽自動車に対応できる汎用性を持ちます。保護性能、省燃費性能、コストパフォーマンスのバランスが良いため、多くのユーザーにとって安心して選べる定番といえます。

市販の高品質オイルとしては、カストロールEDGEの0W-16や0W-20、TAKUMIモーターオイルHYBRIDシリーズ、Mobil 1の0W-20などが代表的な候補です。これらはすべて全合成油で、エンジン始動時の滑らかさ、省燃費効果、そして高温域での油膜保持性能に優れています。街乗り主体であれば0W-16や0W-20を、長距離や高負荷運転が多い環境では0W-20または5W-30を選ぶと安心感があります。

 

なお、推奨粘度以外のオイルを選ぶと、燃費性能やエンジン内部の潤滑性に影響が出る場合があります。Honda公式の整備情報(出典:Honda公式サービス情報 )を確認して、必ず最新の指定条件を参照したうえで選ぶことが望まれます。

【オイルフィルター】おすすめの選び方

【オイルフィルター】おすすめの選び方

ホンダ公式サイト:N-BOX オイルフィルター

エンジンオイルと同様に、オイルフィルターの選定も車両の信頼性を維持するうえで欠かせない要素です。フィルターはオイル内の微細な不純物や金属粉を取り除く役割を持ち、適切なものを使用しなければエンジン内部に摩耗を引き起こすリスクが高まります。

純正相当品を選ぶことが最も安全な選択肢です。代表的な純正品番には15400-RTA-003があり、HondaのアフターパーツブランドであるHAMPからも同等品が流通しています。こうした純正相当品は、密着性や濾過性能が車両の設計条件に基づいて確保されており、交換時の不具合を最小限に抑えられます。

フィルターを選ぶ際は、適合表で車両の型式と年式を確認することが大切です。同じシリーズのN-BOXでも年式や仕様によってフィルター形状が異なることがあるため、適合確認を怠ると取り付けができない、またはオイル漏れが発生するといったトラブルにつながります。付属ガスケットやパッキンの有無、Oリングの状態も事前にチェックすると安心です。

交換作業の際には以下の点を徹底することが推奨されます。

  • フィルター交換時のオイル規定量は2.8Lとなる点を把握しておくこと
  • 締付トルクはおおよそ12N・mを目安に適切に締め付けること
  • 装着面は必ず清掃し、Oリングには薄くオイルを塗布してから装着すること

これらを守ることで、フィルターの密着性が確保され、オイル漏れや圧力低下を防ぐことができます。特にOリングへのオイル塗布は、締め付け後の密閉性に大きく影響するため、忘れずに行うことが大切です。純正推奨品を正しく扱うことにより、エンジン全体の信頼性と耐久性が高まると考えられます。

N-BOXのオイル・量に関する実用情報

N-BOXのオイル・量に関する実用情報

ホンダ公式サイト:N-BOX

  • オイル・フィルターを【適合表】で確認する方法
  • 粘度の選び方と注意点
  • エンジンオイル交換 リセットの手順
  • N-oneの推奨エンジンオイルは?
  • ターボ車とNA車のオイル量の違い
  • ターボ車のオイル交換時期の目安
  • ターボ車のエンジンオイル おすすめの種類
  • オイル漏れが起きたときの対処法

オイル・フィルターを【適合表】で確認する方法

オイル・フィルターを【適合表】で確認する方法

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適合表の参照は、型式、年式、エンジン型式の3点で行います。N-BOXであればJF5/JF6、エンジンはS07Bを基準に、ターボ有無を選択します。

パーツメーカーの適合表では、純正品番の互換や必要工具サイズ(フィルターレンチ径63mmなど)が併記されることが多く、作業の準備に役立ちます。オイルはSAE粘度とAPIやILSACといった規格の一致を確認し、API認証マークの有無をチェックすれば、品質基準を満たす製品を選べます。

粘度の選び方と注意点

粘度の選び方と注意点

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エンジンオイルの粘度は、車両の性能維持や寿命に直結する非常に重要な要素です。表記は0W-16や0W-20、5W-30といった形式で示され、前半の数値と後半の数値にはそれぞれ異なる意味があります。

前半の「0W」「5W」などの部分は低温時の粘度を示し、Wはウィンターを意味します。この値が小さいほど寒冷時でもオイルが柔らかくなり、エンジン始動直後に素早く循環します。例えば0Wは氷点下の厳しい条件でもスムーズに流動するため、冬季や短距離運転の多いユーザーに適しています。

一方で後半の「16」「20」「30」といった数値は高温時の粘度を表します。数値が大きいほど高温や高負荷状態でも油膜が厚く維持され、エンジン内部をしっかりと保護する性能を発揮します。逆に小さい数値のオイルは抵抗が少なく燃費向上につながりやすいものの、過酷な条件下では油膜が不足するリスクがあります。

現行型N-BOX(JF5/JF6)では、NA車は0W-16または0W-20が推奨され、ターボ車は0W-20が基本とされています。街乗り中心の使い方であれば0W-16の軽快さと省燃費性が大きな利点となり、高速道路や山道を走ることが多いユーザーには0W-20が安定性を提供します。

さらに、真夏の高温下や長距離で高負荷が続く条件では5W-30を検討することも合理的です。ただし通常の使用環境では、メーカー指定の推奨粘度を選ぶことが総合的に最適な結果につながります。

加えて、オイルを選ぶ際には国際的な規格(APIやILSACなど)の確認も欠かせません。特にAPI SN級以上やILSAC GF-6に対応したオイルは、現行車両に必要な清浄性や耐酸化性能、省燃費性能を満たしています。これによりエンジン保護と燃費効率を高水準で両立できます。

Hondaの公式整備資料には各モデルごとに推奨粘度と規格が明記されているため、実際に選ぶ際は必ず参照することが推奨されます(出典:Honda公式サービス情報 )。適切な粘度を理解し選定することで、N-BOXの性能を最大限に発揮しながら長期的な安心を確保できます。

エンジンオイル交換 リセットの手順

エンジンオイル交換 リセットの手順

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オイル交換後はメーターディスプレイのメンテナンス情報をリセットします。JF3/JF4およびJF5/JF6での基本操作は以下が目安です。

  1. パワーモードをONにする
  2. ホームまたは表示のカスタマイズからメンテナンス項目を呼び出す
  3. レンチアイコンが表示されたら決定ボタン(レフトセレクターホイールなど)を押す
  4. 表示されたメニューからリセットを選択し、長押しで確定する

表示語やボタン名称はグレードにより差があります。操作後は残距離が初期値に戻ったことを確認してください。

N-oneの推奨エンジンオイルは?

N-oneの推奨エンジンオイルは?

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N-ONEはN-BOXと同じS07系エンジンを搭載する姉妹モデルであり、オイル選びの基本方針も非常に近いものとなります。近年のモデルでは省燃費性能を重視し、0W-20が基本推奨オイルとして設定されているケースが多くあります。

これは低粘度設計によって始動直後の摩擦を低減し、燃費性能を高めると同時に、エンジン内部の摩耗を防ぐためです。

ただし、N-ONEにはターボ仕様と自然吸気仕様が存在し、また年式によっても最適な推奨粘度や規格が異なる場合があります。そのため、最も信頼できる確認方法は車両に付属する取扱説明書やメーカー公式の適合表を参照することです。

特にターボ車の場合は高温負荷がかかりやすいため、粘度と規格の選定を誤るとオイルの劣化が早まり、エンジン寿命に影響を及ぼす可能性があります。

一般的な使い方として、街乗り主体であれば0W-20を選択することで燃費と静粛性を両立できます。一方、高速走行や登坂が多い環境では、安定した油膜を維持できるオイルを優先する必要があります。

APIやILSACといった国際規格の基準を満たす製品を選べば品質面で安心でき、オイルの性能を長期的に保ちやすくなります。なお、N-BOXと同じ銘柄を使用する場合でも、必ずN-ONE専用の指定条件に合致しているかを確認してから選ぶことが大切です。

Hondaが公開している整備情報には、各モデルの詳細な推奨オイル条件が明記されています(出典:Honda公式サービス情報)。信頼できる一次情報を確認したうえで選択すれば、N-ONEの性能を最大限に引き出し、安心して走行を続けることができます。

ターボ車とNA車のオイル量の違い

ターボ車とNA車のオイル量の違い

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現行のN-BOX(JF5/JF6)では、NA車とターボ車のエンジンオイル規定量に差はありません。オイルのみを交換する場合は約2.4L、オイルフィルターを同時に交換する場合は約2.8Lが目安となります。容量差が設定されていない理由は、同一のエンジンブロックを採用しているためです。

ただし、容量が同一であっても推奨される粘度には明確な違いがあります。ターボ車はエンジンの作動温度が高くなりやすく、0W-20が基本レンジとして推奨されています。

一方、NA車では0W-16または0W-20の選択肢が用意されており、使用環境に応じて柔軟に選べる仕様となっています。短距離や市街地中心なら0W-16で軽快な走行フィールを得られ、高速道路や長距離主体なら0W-20を選ぶことで安定した油膜保持が可能になります。

また、年式や使用条件によってはオイル消費や劣化速度に差が出るため、実際の使用環境を踏まえて選ぶことが重要です。定期的にレベルゲージでオイル量を確認し、異常な減り方や劣化の兆候がないかチェックすることで、エンジン寿命を大きく延ばすことにつながります。

ターボ車のオイル交換時期の目安

ターボ車のオイル交換時期の目安

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ターボエンジンは高温高負荷下で作動するため、自然吸気エンジンに比べてオイルの劣化が早く進む傾向があります。Hondaのメーカー資料では、ターボ車におけるオイル交換の目安を5,000kmまたは6か月としています。

これは通常使用を前提とした基準であり、渋滞路での頻繁なストップアンドゴー、山岳路での長時間の登坂、真夏の高速道路走行など、シビアコンディションに分類される使用環境ではさらに短いサイクルでの交換が推奨されます。

具体的には、2,500kmまたは3か月程度を目安とするのが安全とされ、これによりオイルの酸化や粘度低下によるエンジントラブルを未然に防ぐことが可能です。

さらに、オイルの色が極端に黒く濁っている、焦げ臭いにおいがする、または粘度が著しく低下しているといった兆候が見られる場合には、走行距離に満たなくても交換を行うのが望ましい判断です。

このように、ターボ車はNA車に比べてより厳格なメンテナンス管理が必要となります。推奨レンジを守りつつ、実際の走行環境やオイルの状態を観察することで、エンジンの信頼性を高く維持することができます。

ターボ車のエンジンオイル おすすめの種類

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ターボエンジンは高温下での運転が多く、オイルに求められる性能はNA車よりも厳しくなります。N-BOXをはじめとするHondaのターボ車には、Honda純正ULTRA LEO(0W-20)およびULTRA LTD(5W-30)が推奨枠として設定されています。

これらはHondaが自社のエンジン特性に合わせて開発しているため、潤滑性能、省燃費性、耐酸化性能のバランスが非常に優れています。

ULTRA LEOは0W-20の低粘度全合成油で、街乗りから高速道路まで幅広い環境に適応でき、省燃費性と始動性を両立させています。ULTRA LTDは5W-30で、真夏の炎天下や長時間の高速走行、あるいは山道の連続登坂など、高温かつ高負荷の条件でエンジンを守る力が強いことが特徴です。

そのため、日常使用ではULTRA LEOを中心に選び、サーキット走行に近いような連続高負荷や過走行によるクリアランス拡大がある場合にはULTRA LTDを検討するとバランスが取れます。

市販オイルでは、Mobil 1やカストロールEDGE、TAKUMIなどの高品質全合成油の0W-20が一般的に選ばれています。これらはAPI SN級以上、ILSAC GF-6に適合する製品であれば十分な品質が担保されており、ターボ車の繊細な条件にも対応可能です。

いずれの場合も、規格適合を満たしているかどうかを必ず確認してから使用することが推奨されます。

公式整備情報には車両別の推奨オイルが明記されているため、最終的にはメーカー指定の条件を参照することが最も確実です(出典:Honda公式サービス情報)。

オイル漏れが起きたときの対処法

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オイル漏れは車両の安全性やエンジンの耐久性に大きく影響するため、早期に原因を特定して適切に対応することが欠かせません。発生箇所としては、オイルパンのドレンボルト周辺、オイルフィルターのシール部、ヘッドカバーガスケット、クランクシール部などが代表的なチェックポイントです。

特にオイル交換直後ににじみが見られる場合は、ドレンワッシャーを再使用したことや締付トルク不足、あるいはシール面の清掃不良が原因であるケースが少なくありません。このような場合は再度適正トルクで締め直す、あるいは新品ワッシャーを使用することで改善できます。

もしオイルが路面に滴下するレベルの漏れであれば、そのまま走行を続けるのは非常に危険です。まずはレベルゲージでオイル量を確認し、最低限の量を確保したうえで整備工場に持ち込むのが賢明です。

さらに、においや煙、あるいは油圧警告灯の点灯を伴う場合にはエンジンへの深刻なダメージを招く可能性があるため、速やかに走行を停止することが安全につながります。

経年劣化によるガスケットやシール材の硬化・収縮が原因であれば、部品交換による修理が必要です。これにより再発防止が可能となり、長期的な安心感を得られます。定期的な点検や交換作業時の確認を怠らず、早期対応を心がけることで、オイル漏れのリスクを最小限に抑えることができます。

nboxのオイル・量とメンテナンスのポイント:まとめ

  • JF5/JF6の規定量はオイルのみ2.4Lで同一
  • フィルター同時交換時は2.8Lが実作業の基準
  • NAは0W-16または0W-20の範囲で選択
  • ターボは0W-20を基本に環境で調整
  • NAの交換レンジは1万kmまたは12か月が目安
  • ターボは5千kmまたは6か月の短め管理が無難
  • シビア条件では2,500kmや3か月の短縮を検討
  • 純正ULTRAシリーズは適合と安心感で有力
  • 市販はEDGEやTAKUMIやMobil 1が定番候補
  • オイル量はゲージで微調整し入れすぎ回避
  • フィルター締付とOリング処理で漏れ予防
  • 交換後はメーターのメンテ情報を確実にリセット
  • 交換先は用途と予算で最適解を選定
  • 適合表と取扱説明書の併読でミスマッチ防止
  • ターボとNAで容量は同じでも運用は異なる
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