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【最新版】e:HEVとPHEVの違いを特徴と仕組みから徹底比較!

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こんにちは。aisyalabo 運営者tomomoです。

eHEVとPHEVの違いって、名前が似ているぶん余計に迷いますよね。

燃費や航続距離はどっちがいいのか、充電は必要なのか、維持費や価格差はどれくらいなのか、補助金は使えるのか……このあたり、モヤっとしがちです。

この記事では、ハイブリッドとプラグインハイブリッドの仕組みから、EV走行距離やバッテリー容量、メリットデメリット、どっちが向いているかまで、あなたが「結局どれを選べばいいの?」をスッキリ決められるように整理していきます。

✔この記事のポイント
  • eHEVとPHEVの仕組みの違い
  • 充電方法とEV走行距離の考え方
  • 燃費や航続距離、維持費の見方
  • ホンダ中心の選び方と他社比較

eHEVとPHEVの違いを性能比較から確認

eHEVとPHEVの違いを基礎から

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まずは「構造の違い」を押さえるのが近道です。ここが分かると、燃費・充電・価格差の理由がちゃんとつながって見えてきます。ここ、気になりますよね。

仕組みとハイブリッド方式

仕組みとハイブリッド方式

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ざっくり言うと、eHEVは「充電しないハイブリッド」、PHEVは「外部充電できるハイブリッド」です。

ホンダのe:HEV(検索ではeHEVとも書かれがち)は、走行用と発電用のモーターを使い、状況に応じてモーター主体とエンジン直結を切り替えるのが特徴です。

街中のストップ&ゴーではモーター走行が中心になりやすく、速度が上がってエンジン効率が良い領域では、クラッチでエンジンをタイヤ側へつないでスッと巡航します。

なので体感としては「低速はEVっぽい」「高速も苦手じゃない」と感じやすいんですよ。

一方でPHEVは、大容量バッテリーを積んでいて、コンセントや充電器から電気を入れてEVのように走れる時間を長くした仕組みです。

バッテリーがある間はEVモードで静かに走れますし、減ってきたらハイブリッドモードへ移行して、エンジンとモーターで走り続けられます。

つまり、PHEVは「基本はEV、でもいざというときはガソリン車みたいに給油で継続走行できる」二刀流の立ち位置です。

迷ったらここだけ覚えてOK

  • eHEV:走りながら自分で発電・充電して使う
  • PHEV:外部充電で電気をためて、まずEVとして走る

方式で見るとどう違う?

ハイブリッド方式は大きく「シリーズ」「パラレル」「シリーズ・パラレル」に分けて考えると理解が早いです。

シリーズはエンジンで発電して駆動はモーター、パラレルはエンジンが主役でモーターが補助、シリーズ・パラレルはその混合型という感じ。

ホンダのe:HEVは、日常域ではシリーズ的(発電してモーター走行が中心)になりやすく、速度域が上がるとパラレル的(エンジン直結)も使う“いいとこ取り”です。

PHEVは車種によって構成が違いますが、シリーズ・パラレル型のハイブリッドをベースに、電池容量を大きくしてEV走行距離を伸ばしているケースが多いです。

「エンジンが回る=損」ではない

よくある誤解が、「エンジンが回ってると損してる気がする」なんですけど、実際は必ずしもそうじゃないです。

特にe:HEVは、エンジンを“効率のいい回転域で使う”設計思想が強いので、むしろエンジンがうまく働いた結果として燃費が伸びる場面もあります。

PHEVも、バッテリーが切れたら終わりではなく、ハイブリッドとしての最適制御で走り続けられるのが強みです。

購入前のチェックポイント

  • 「街乗りが多い」ならモーター走行の比率を重視
  • 「高速が多い」なら巡航の効率(エンジン直結の有無)を意識
  • 「静かさが最優先」ならEV走行距離の長さが効く

違いを一発で腹落ちさせるイメージ表

シーン eHEVのイメージ PHEVのイメージ
朝の近所買い物 モーター主体でスムーズ EVモードでほぼ無音
渋滞の多い通勤 回生も使って効率よく 充電できていればガソリン消費が激減
高速の長距離移動 エンジン直結も使って伸びやすい 最初はEV→途中からHVで継続

ここまでで「仕組みの違い」が掴めてくると、次の“充電”の話がスッと入ってきますよ。

充電方法とEV走行距離

充電方法とEV走行距離

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eHEVは外部充電がいりません。ガソリンさえ入っていれば、回生ブレーキやエンジン発電で電気をやりくりして走ってくれます。

これが本当にラクで、忙しくて充電の習慣を作りにくい人には大きなメリットです。

マンション住まいで専用コンセントがない、駐車場が機械式で配線が難しい、そもそも充電を気にしたくない……このタイプのあなたには、eHEVの手間のなさが刺さります。

PHEVは、基本的に「充電してこそ」おいしいクルマです。自宅の普通充電(100V/200V)や出先の充電設備を使い、EV走行距離(電気だけで走れる距離)を日常にハメるほど、ガソリンを使わずに済みます。

たとえば「往復30kmの通勤」「週末は近所の買い物が中心」みたいな生活だと、充電さえできればガソリンの出番がぐっと減ります。

逆に、充電できない環境なのにPHEVを買うと、メリットが薄くなる可能性があるので、ここは先に現実チェックしておくのが大事です。

普通充電のポイント(自宅での現実)

普通充電は、夜に充電して朝に満充電という使い方が基本になります。100Vでも充電できますが、200Vのほうが現実的に回しやすいケースが多いです。

ただし設備工事が必要な場合もあり、マンションや賃貸だと管理規約・オーナー許可が絡みます。工事費や設置可否は物件によって変わるので、ここは必ず事前確認が安心です。

外出先充電のポイント(便利だけど万能ではない)

外出先の充電は、「たまたま空いてたら使う」くらいのスタンスがストレス少なめです。急速充電は対応車種が限られたり、混雑や出力制限があったりします。

特にPHEVは「充電できたらラッキー」で使う人も多いので、外出先充電に依存しすぎないのがコツかなと思います。

充電時間の考え方

充電時間は「バッテリー容量」と「充電出力」でざっくり決まります。実際は車両の制御や温度、残量でも変わるので、購入前は必ずメーカーの充電時間表を確認してください。

充電方式のざっくり比較

充電の種類 主な場所 向いている使い方 注意点
普通充電 自宅、宿泊先、商業施設 夜に充電して日中EV中心 満充電まで時間がかかる
急速充電 高速SA/PA、道の駅、充電スポット 短時間で補給したい 車種対応・混雑・出力差がある

注意:充電時間・EV走行距離は、気温・電池温度・電源条件で変わります。数値はあくまで一般的な目安として捉えて、最終判断はメーカー公式情報や販売店の説明で確認してください。

充電の話が整理できると、次は「結局いくら得なの?」の燃費・電費に進めます。

燃費と電費、航続距離

燃費と電費、航続距離

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ここ、いちばん気になりますよね。結論から言うと、どっちが得かは走り方で変わる、これが現実です。eHEVは、ガソリンを使いながらも効率の良い領域でエンジンを使い、回生も活用するので、燃費が安定しやすいです。

通勤も遠出も一台でまとめたい人は、ガソリン満タンでの航続距離(走れる距離)が読みやすいのもメリット。つまり「給油だけで完結できるのに、燃費もいい」方向で強いです。

PHEVは、満充電でEV走行できるぶん、短距離中心だとガソリンの出番が激減します。

なんなら、平日はほぼガソリンを使わず、週末の遠出だけエンジンが動く、みたいな生活もあり得ます。

だし、バッテリーを使い切った後はハイブリッド走行になるので、そのときの燃費は「車重」「エンジン効率」「走る環境」に左右されます。

カタログ値(WLTCモード)はあくまで目安で、あなたの使い方で前後します。

e:HEVとPHEV(PHV)の年燃費・電費・航続可能距離の比較

車種 燃料タンク容量(L) WLTCモード燃費(km/L) 満タン時航続可能距離(km) 電気のみでの航続可能距離(km)
フィット e:HEV 40 29.4 約1,176
フリード e:HEV 42 25.4 約1,067
シビック e:HEV 40 27.2 約1,088
ヴェゼル e:HEV 40 24.8 約992
CR-V e:HEV 57 21.2 約1,208
プリウス PHV 43 30.0 約1,290 約40
RAV4 PHV 55 22.2 約1,221 約60
クラリティ PHEV 47 20.0 約940 約100
アウトランダー PHEV 45 16.6 約747 約65
CX-60 PHEV 50 18.0 約900 約50

WLTCの見方(数字に振り回されないコツ)

WLTCは比較の基準として便利ですが、あなたの実走条件と完全一致するわけじゃありません。

渋滞の多い都市部、寒冷地、短距離走行が多い、エアコン多用、こういう条件だと数字は動きます。私のおすすめは「カタログの燃費だけで決めない」こと。

試乗の体感と、“いつ・どこを・どれくらい走るか”の現実をセットで考えるのが失敗しにくいです。

ざっくり維持費イメージ(一般的な目安)

燃料代の比較って、数字にしないと分かりづらいんですよね。そこで、あくまで一般的な目安として、イメージを作ってみます。

ポイントは、電気は距離あたりの単価が安い傾向だけど、PHEVは充電できるかどうかで結果が激変することです。

大事なのは「月に何回充電できるか」

たとえば、平日毎日充電できる人と、月に数回しかできない人では、同じPHEVでも燃料代の体感が別物になります。ここを先に決め打ちしておくと、購入後の後悔が減りますよ。

走り方の例 eHEVのイメージ PHEVのイメージ
短距離メイン(毎日こまめに移動) 安定して燃費良好 充電できれば電気中心で強い
長距離メイン(高速移動が多い) 給油だけで回る+燃費も安定 最初のEV区間以降はHVとして走る
充電できない環境 本領発揮しやすい メリットが出にくい可能性

注意:燃費・電費・航続距離は、路面状況、気温、渋滞、タイヤ、積載、エアコン使用で大きく変わります。

価格や維持費の最終判断は、必ずメーカー公式情報や販売店の見積もり、試乗の体感も含めて決めてください。

燃費が整理できたら、次は「電池の大きさ」と「車重」のリアルな話にいきます。

バッテリー容量と車重

バッテリー容量と車重

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eHEV(一般的なハイブリッド)は、駆動用バッテリー容量が比較的小さめです。そのぶん車重も増えにくく、荷室や室内空間への影響も抑えやすい。

だから「充電いらずで軽快に使える」方向に強いんですよね。バッテリーは“短時間のモーターアシスト”や“回生エネルギーの貯金箱”として働くイメージで、EV走行距離そのものを伸ばすための大容量ではありません。

PHEVはEV走行距離を確保するためにバッテリーが大きくなり、車重が増える傾向があります。

これ自体は悪いことばかりではなく、EV走行中は静かでスムーズ、ストップ&ゴーが多い街中では特に気持ちよさを感じやすいです。

ただ、エンジン走行が主体になる距離をよく走る人は、重量増が燃費やタイヤ摩耗に効いてくる可能性もあるので、使い方とセットで考えるのがコツです。

容量(kWh)の違いは、できることの違い

バッテリー容量はkWhで表されることが多いです。数字が大きいほど、電気だけで走れる距離(EV走行距離)を伸ばしやすい一方で、重くなりやすい。

つまり、PHEVは「EVとしての便利さ」を買っているとも言えます。あなたが静かさや燃料代の削減を重視するなら、この投資は価値が出やすいです。

劣化と保証の考え方(怖がりすぎなくてOK)

バッテリーは消耗品なので、年数が経てば劣化していきます。でも、現実的には多くのメーカーが長めの保証を用意していて、普通に乗っている間に交換が必要になるケースは多くありません。

とはいえ、中古購入で長く乗りたい場合は、保証条件や残容量の考え方を確認しておくのがおすすめです。ここは車種・年式で差が出るので、正確な情報はメーカー公式や販売店で確認してください。

寒い地域の人に一言

寒冷地は、電池の特性上、EV走行距離や充電速度が落ちることがあります。これはPHEVやEV全般で起こり得る話なので、冬の使い方(暖房、シートヒーター、短距離連発)も想定して選ぶと安心です。

容量と特徴のざっくり比較

項目 eHEV PHEV
バッテリーの役割 アシスト・回生の受け皿 EV走行距離を稼ぐ主役級
重量増の傾向 比較的小さい 増えやすい
乗り味 街中は電動感+高速もこなす 静かさとEV感が濃い

ここまで来たら、最後にメリットデメリットを“あなた向け”に整理して終わらせましょう。

メリットデメリット比較

メリットデメリット比較

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最後に、判断が一気にラクになるように整理します。ここはサクッと比較して、「自分の生活に刺さるのはどっち?」を見つけてください。

ポイントは、eHEVとPHEVを“性能の優劣”で見るより、あなたの生活に合うかで見ることです。クルマ選びって、結局ここが勝ちなんですよ。

メリットの芯だけ抜き出すとこう

  • eHEV:充電不要で運用がラク、燃費が安定しやすい、遠出でもリズムが崩れにくい
  • PHEV:充電できればガソリン消費を大幅に減らせる、EVの静かさ・スムーズさを味わいやすい

デメリット(=注意点)も、事前に知れば怖くない

  • eHEV:EV走行距離は長くないので「完全EVみたいに使う」は難しい
  • PHEV:充電できないとメリットが薄い、車両価格が高めになりやすい、重量増の影響が出ることも

比較表(ここだけ見ても判断できる)

項目 eHEV PHEV
外部充電 不要 必要(活用すると強い)
EV走行距離 短め(状況限定) 長め(車種で数十km〜)
燃費の安定感 安定しやすい 充電の有無で変動大
維持費 ガソリン中心で読みやすい 充電できれば安くなりやすい
車両価格 比較的抑えめ 高めになりやすい
向いている人 充電環境がない・遠出多い 自宅充電できる・短距離中心

最後のひと押し:簡易セルフ診断

YESが多い方が“今のあなた”に合いやすいです

  • 自宅で充電できる → PHEV寄り
  • 平日の移動は片道30km以内が多い → PHEV寄り
  • 月に何回も遠出する → eHEV寄り
  • 充電の手間を増やしたくない → eHEV寄り

もし「e:HEVの注意点もまとめて知りたい」なら、e:HEVのデメリットとは何?燃費・寿命・故障リスクを解説もあわせて読むと、購入前の不安がだいぶ減ります。

e:HEVとPHEVの違いで押さえておきたい事

ホンダで見るeHEVとPHEVの違い

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次はホンダ目線で、車種・補助金・維持費・他社技術まで一気に整理します。あなたの候補がホンダ中心なら、ここからが本番ですよ。

ホンダe:HEV車種一覧

ホンダ公式サイト:e:HEV

ホンダの強みは、e:HEVを幅広いクラスに展開していることです。コンパクトならフィット、ミニバンならフリードやステップワゴン、SUVならヴェゼルやZR-Vなど、生活スタイルに合わせて選びやすいのが魅力。

正直これ、初めての電動車選びではめちゃくちゃ助かります。選択肢が少ないと「この車が好きかどうか」より「これしかない」が先に立っちゃうので。

e:HEVの乗り味は、モーター主体の領域が多いので、発進や街中のスッとした加速が気持ちいいです。加減速が多い場面ほど「電動感」が出ます。

一方で高速域ではエンジン直結も使うので、長距離でも効率を落としにくい作り。

つまり、毎日の買い物から高速の旅行まで、守備範囲が広いのがe:HEVの良さかなと思います。

次の表にて2025年10月現在のe:HEV車とPHEV車を整理しておきますね。不足があるかもしれないのでご自身でも検索してみてください。

カテゴリー メーカー 車種
e:HEV車 ホンダ フィット e:HEV
ホンダ フリード e:HEV
ホンダ シビック e:HEV
ホンダ ヴェゼル e:HEV
ホンダ ステップワゴン e:HEV
PHEV車 トヨタ プリウス PHV
トヨタ RAV4 PHV
トヨタ ハリアー PHEV
レクサス RX 450h+
レクサス NX450h+
ホンダ クラリティ PHEV
三菱 アウトランダー PHEV
三菱 エクリプス クロス PHEV
マツダ CX-60 PHEV

選び方のコツは「使うシーン」から逆算

車種選びで迷うなら、「誰が、何人で、どれくらいの頻度で、どこへ行くか」で決めるのが早いです。

たとえば、毎日が通勤・買い物中心なら小さめで取り回しが良いモデルが使いやすい。家族の送り迎えや荷物が多いならミニバンがラク。

週末のレジャーが多いならSUVが安心感ありますよね。

用途別のざっくり目安

  • 街乗り中心:コンパクト系のe:HEVが相性よし
  • 子育て・荷物多め:ミニバン系e:HEVが便利
  • 長距離・レジャー:SUV系e:HEVで余裕を確保

車種と使い方のイメージ表(目安)

カテゴリー 使い方のイメージ 選ぶときの注目点
コンパクト 通勤・買い物・街乗りメイン 取り回し、燃費、静かさ
ミニバン 家族移動、送迎、荷物多め 室内空間、乗り心地、実燃費
SUV 遠出、レジャー、悪天候も走る 走行安定性、積載、タイヤサイズ

用語メモ

ホンダの公式表記はe:HEVですが、検索ではeHEVと書かれることも多いです。この記事では読みやすさ優先で両方を使い分けています。

走行フィールの違いとして、日産e-POWERとの比較が気になる人も多いので、そこは別記事で深掘りしています。e:HEVとe-powerはどっちが最適?機能と性能を徹底比較も参考にどうぞ。

ホンダPHEV車種と補助金

ホンダPHEV車種と補助金

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ホンダは日本国内だと、PHEVのラインアップが多いメーカーではありません(時期・市場で変わります)。なので、PHEVを前提に探す場合は、他社も含めて比較するケースが増えがちです。

ここで大事なのは、PHEVを「走り」だけで選ぶんじゃなく、あなたが本当に充電できる生活かを先に固めること。充電できるならPHEVは強いですが、できないなら宝の持ち腐れになりやすいです。

そしてPHEV検討で外せないのが補助金。国の補助制度は年度や予算、登録日、条件で変わるので、必ず一次情報で確認してください。

私はここは断定しませんが、補助金の基本方針や最新の案内がまとまっているページとして、経済産業省の案内がいちばん安心です。

(出典:経済産業省「令和6年度補正予算『クリーンエネルギー自動車導入促進補助金』」)

補助金で確認したいポイント(ここだけメモでOK)

  • 対象車種かどうか(車種・グレード・登録日で変わることがある)
  • 申請の期限や必要書類(WEB申請の有無など)
  • 保有義務などの条件(一定期間の保有が求められる場合)
  • 自治体の上乗せ補助の有無(市区町村で違う)

注意:補助金は年度・予算・車両登録日・自治体制度で変わります。ここでの話は一般論として捉えて、正確な情報は公式サイトをご確認ください

補助金が絡むと「実質いくら?」が気になりますよね。次は価格差と維持費を、現実寄りに解像度を上げます。

価格差と維持費の目安

価格差と維持費の目安

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価格差は、基本的にPHEVのほうが上になりやすいです。理由はシンプルで、バッテリーが大きく、充電機構も載せるのでコストが積まれます。

とはいえ、補助金や税制優遇、さらに「電気で走る比率」によっては、トータルの支出感が変わるのがPHEVのややこしいところです。つまり「高いけど、使い方次第で納得できる」タイプですね。

維持費は、大きく分けると燃料代(ガソリン+電気)とメンテナンス、そして税金まわり。

燃料代はすでに触れた通り、充電できるかどうかで差が出ます。メンテナンスは、どっちもエンジンを積むのでオイル交換や点検は基本必要です。

PHEVはエンジン稼働が少なくても、期間で交換が推奨される場合があるので、そこは「走ってないからゼロにはならない」と思っておくとギャップが減ります。

「実質差額」の作り方(私のおすすめ)

私がよくおすすめするのは、見積もりの段階で「車両価格差」だけ見ないことです。差額を作るのは、補助金燃料代の差税制優遇、そしてあなたの走行距離です。ここは計算の前提で結果が動くので、販売店に以下を伝えて試算してもらうと早いです。

販売店に伝えると試算が現実的になります

  • 年間走行距離(ざっくりでOK)
  • 平日の移動距離(往復)
  • 自宅充電ができるか(100V/200V)
  • 遠出の頻度(高速が月何回くらい)

維持費のイメージ表(一般的な目安)

項目 eHEV PHEV
燃料代 ガソリン中心で安定 充電できれば電気中心で下がりやすい
メンテナンス 定期点検・オイル交換など 基本は同様(車種で差)
タイヤ摩耗 標準的 重量増で早まる可能性も
税制 優遇は車種次第 優遇が大きい場合も(制度確認必須)

ここは断定せずに言いますが、あなたの走行距離(1日何km)自宅充電の可否でほぼ決まります。

最終的な判断は、見積もり時に「年間走行距離」「電気料金プラン」「充電頻度」を販売店へ共有して、現実的な試算を出してもらうのが安心かなと思います。

他社比較トヨタ・三菱・日産

他社比較トヨタ三菱日産

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他社を見ると特徴がはっきりします。結論から言うと、どれも良さが違うので、比較の軸を揃えるのが大事です。あなたが気にすべきは「充電できるか」「街乗り比率」「高速比率」「雪やアウトドア要素」あたり。この軸で見ると、話が散らからないです。

トヨタ:ハイブリッドとPHEVの層が厚い

トヨタはハイブリッドの歴史が長く、ラインアップも豊富。PHEVも複数車種があり、PHEVを前提に選びたい人には候補が見つかりやすいです。

考え方としては「充電を日常に組み込むと強い」タイプで、EV走行距離や充電のしやすさが満足度に直結します。

三菱:PHEVのイメージと相性がいい(特にSUV)

三菱はPHEVの先行イメージが強く、アウトランダーPHEVのように大容量バッテリー+4WDの電動SUV色が濃いモデルが特徴です。

アウトドアや遠出、悪天候など「頼れる足」が欲しい人は、こういう方向も比較に入ると思います。

日産:e-POWERの“ほぼモーター駆動”感

日産はe-POWERのようなシリーズ式ハイブリッドが特徴で、走りの感覚は「ほぼモーター駆動」。街中での滑らかさやレスポンスが好きな人には刺さりやすいです。

一方、PHEVはメーカーの戦略や市場で状況が変わるので、最新ラインアップは公式で確認するのが確実です。

比較のコツ

  • 「通勤・買い物がメイン」ならEV走行距離と充電環境
  • 「遠出が多い」なら高速域の燃費と航続距離
  • 「雪道やアウトドア」なら4WD制御や給電機能

メーカーごとの良さを知った上で、最後にあなたの結論を一緒に固めます。

eHEVとPHEVの違いまとめ

最後にまとめます。eHEVとPHEVの違いは、見た目より「使い方」で差が出ます。あなたにとっての正解は、スペック表の中ではなく、日常の中にあります。

結論:選び分けはシンプルです

  • 充電せず手軽に低燃費を享受したいならeHEV
  • 充電インフラを活用して燃料代ゼロに近づけたいならPHEV

eHEVは、充電なしで手軽に低燃費を狙えるのが強み。ガソリンだけで完結するので、充電設備がない環境でもストレスが少ないです。

PHEVは、充電環境がある人ほど“EVっぽい生活”ができて、燃料代を抑えやすいのが魅力です。

さらに、静かさやスムーズさも得られるので、運転していて満足度が上がりやすいのもポイントかなと思います。

最終チェック(買う前に一度だけ見直して)

  • 自宅で充電できる環境があるか(工事や規約も含めて)
  • 平日の移動距離はEV走行距離に収まりそうか
  • 月に何回、長距離を走るか(高速の比率)
  • 見積もりで「補助金込み」「燃料代込み」の試算をしたか

ただし、燃費・電費・補助金・充電時間は、車種・年式・地域・運用で変わります。ここまで読んだ上で、正確な情報はメーカー公式と補助金の公式情報をご確認ください。迷うなら、最終的な判断は販売店や専門家にご相談いただくのがいちばん安全です。

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