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新型フリードの電動パーキングとブレーキホールドの基本と使い方

こんにちは、aisyalabo編集のtomomoです。

私のFREED e:HEV AIR EX FF 7人乗りにも、電子制御パーキングブレーキとブレーキホールドがあります。どちらも停車に関わる装備ですが、使い始めは「今はどちらで止まっているのか」を意識して覚えることが大切です。

ブレーキホールドは信号待ちなどの一時停止を助ける機能で、駐車時のパーキングブレーキの代わりにはなりません。スイッチを押して待機させた状態と、実際にブレーキを保持している状態も別です。

この記事では新型フリードGT系のAIR/AIR EXについて、基本操作、表示の読み方、坂道や洗車機での注意を説明します。主に2025年版のe:HEV取扱説明書に沿って案内し、年式やガソリン車との違いは実車に対応する説明書で確認する前提です。

✔この記事のポイント

  • パーキングブレーキとホールドの違い
  • 待機表示と保持中の表示の見分け方
  • 駐車と発進で確認する基本操作
  • 坂道や洗車機で気をつけたい条件
  1. 二つのブレーキを使い分ける
    1. 電動パーキングは駐車に使う
    2. ホールドは一時停止を助ける
    3. Pレンジだけに頼らない
  2. 電動パーキングの基本操作
    1. スイッチを引いて作動させる
    2. 手動解除はブレーキを踏んで行う
    3. アクセルでの自動解除には条件がある
    4. 自動作動は設定を確認する
  3. ブレーキホールドの使い方
    1. シートベルトを着けて待機させる
    2. 保持中の表示を見てから足を離す
    3. 再発進は周囲を見てから行う
    4. 保持中のOFFは踏んでから切る
  4. 設定記憶と自動切替を知る
    1. 次回起動時の状態を確認する
    2. 長い保持は駐車ブレーキへ移る
    3. バックするときは前進と分ける
  5. 場所に合わせた注意点
    1. 急坂では足を離さない
    2. 洗車機では事前にOFFを確認
    3. 寒冷地の駐車は説明書を確認
    4. 乗降中は通常の駐車を済ませる
  6. 作動しないときの確認方法
    1. ホールドの待機状態を確認する
    2. 12Vバッテリーの不調に注意
    3. 警告灯は消す前に内容を残す
  7. 納車後に覚えたい習慣
    1. 発進前は足元と表示を見る
    2. 駐車後に作動を確認する
    3. 家族には二つの違いから伝える
  8. 日常の停止場面を考える
    1. 信号待ちは保持表示を確認
    2. 送迎では駐車操作を済ませる
    3. 後退時は足のブレーキを使う
    4. 故障を疑う状態を伝える
    5. 家族で同じ言葉を使う
    6. 停止の目的を区別する表
  9. ブレーキ操作の疑問とまとめ
    1. ブレーキのよくある質問
    2. 表示と役割をセットで覚えよう

二つのブレーキを使い分ける

まずは機能の役割から確認します。スイッチの名前より、どんな場面で何のために使うのかを覚えると、操作がつながりやすくなります。

電動パーキングは駐車に使う

電子制御パーキングブレーキは、スイッチ操作で作動・解除するパーキングブレーキです。以前の車にあった手引きレバーや足踏み式と操作形状は違いますが、駐車時に車を保持するために使う役割は共通しています。

新型フリードで「サイドブレーキはどこ?」と探している場合は、長いレバーではなく、Pの記号が付いたスイッチを確認します。シフトポジションのPと、パーキングブレーキのP表示を混同しないでください。

シフトをPにしたことだけで、パーキングブレーキも必ず掛かったと思い込まないことが大切です。駐車の際は、必要な操作を行ったうえで、表示と車両の状態を確認しましょう。

ホールドは一時停止を助ける

ブレーキホールドは、停止後にブレーキペダルを踏み続ける負担を減らす機能です。システムを待機させ、条件を満たして停車すると保持が始まり、発進時のアクセル操作などで解除されます。

便利なのは、運転者が座ったまま信号や交通の流れを見ている場面です。保持されているからといって、車から離れたり、後席へ移動したりするための機能ではありません。

停車時間が短いか長いかだけで駐車との違いを決める必要もありません。「少し荷物を渡すだけ」でも、車から離れるなら通常の駐車操作が必要です。ホールドの便利さを、無人で止めておく用途へ広げないようにしましょう。

Pレンジだけに頼らない

Pレンジは駐車時に使うシフト位置ですが、パーキングブレーキとは別の仕組みです。表示にPが出ていても、ブレーキの作動確認まで済んだことにはなりません。

普段の駐車では、フットブレーキで完全に停止し、シフトPとパーキングブレーキを確認する一連の操作を習慣にします。最後にブレーキペダルを離す前まで、車が動かないよう自分で保持してください。

坂道などで操作順に迷う場合は、その場で自己流に変えるより、車両に対応する説明書の駐車手順を確認します。輪止めが必要な状況も含め、駐車場所に合った方法を選びましょう。

項目 主な使いどころ 間違えやすい点
フットブレーキ 運転者による減速・停止・保持 支援機能があっても必要な操作
ブレーキホールド 運転者が乗車中の一時停止 待機しているだけでは保持していない
電子制御パーキングブレーキ 駐車などでの車両保持 シフトPの表示とは別に確認する
Pレンジ 駐車時に選ぶシフト位置 パーキングブレーキの代替ではない

電動パーキングの基本操作

最初は、安全な場所へ停車した状態でスイッチと表示を確認します。操作の向きと結果が結び付けば、従来のレバー式からの乗り換えでも理解しやすくなります。

スイッチを引いて作動させる

手動でパーキングブレーキを掛けるときは、スイッチを引き上げます。メーターのブレーキ警告灯やスイッチ側の表示が変わったことを確認してください。小さな操作なので、触れたつもりで終わらせないようにします。

作動時に後輪付近からモーターの音が聞こえることがあります。電動で動かす機構の音として説明されていますが、音だけを頼りに掛かったと判断するのではなく、表示を併せて確認します。

普段と違う大きな異音や警告が続く場合は、通常の作動音と決めつけません。どんな操作のときに鳴るかを記録し、販売店へ相談してください。走行中に何度もスイッチを操作して確認することは避けましょう。

手動解除はブレーキを踏んで行う

手動で解除するときは、パワーモードONで、右足でブレーキペダルをしっかり踏みながらスイッチを押します。解除後は警告灯の消灯を確認し、周囲を見てから発進します。

特に坂道では、解除してからブレーキへ足を移す順番ではなく、先に車を保持しておくことが重要です。スイッチの押し方より、車が動かない条件を維持することを優先してください。

公式の手順には、自動作動設定や寒冷時の注意も記載されています。普段の操作と特別な状況の操作は分けて確認しましょう。(出典:Honda「FREED e:HEV 電子制御パーキングブレーキ」

アクセルでの自動解除には条件がある

条件を満たして発進する際には、アクセル操作でパーキングブレーキが自動解除されます。ただし、運転席のシートベルトを着用していることなどが前提です。アクセルを踏めばどんな状態でも解除されるわけではありません。

解除されないときに、アクセルをさらに踏み足して解決しようとしないでください。シートベルト、パワーモード、シフト位置、警告表示を落ち着いて確認します。必要ならフットブレーキを踏んで手動解除の条件を確認しましょう。

自動解除に慣れると、掛かっている状態を意識しなくなることがあります。車を家族へ貸す場合は、手動解除の方法も伝えておくと、いつもと違う動きに戸惑いにくくなります。

自動作動は設定を確認する

パワーモードOFFに連動して自動でパーキングブレーキを掛ける機能には、ON/OFFの設定があります。2025年版の説明書では、工場出荷時はOFFとされています。販売店や前の使用者が設定を変更している可能性もあるので、実車で確認してください。

ブレーキホールドのON/OFF記憶と、パーキングブレーキの自動作動設定は別です。ホールドが次回も待機するから、駐車ブレーキも自動で掛かると考えないようにしましょう。

設定変更には専用の手順があります。この記事の文章だけを見て時間を推測しながら操作せず、公式の手順を開いて確認するか、販売店で希望する設定を伝える方法が確実です。

ブレーキホールドの使い方

ホールドで最も重要なのは、待機と保持中の区別です。スイッチを押したあと、何を確認してから足を離すのかまでを一組で覚えましょう。

シートベルトを着けて待機させる

運転席のシートベルトを着用し、パワーシステムを起動してからホールドのスイッチを押すと、システムが待機状態になります。この時点では、車を停止状態に保持していることを意味しません。

「HOLDの表示があるからもうブレーキを離してよい」と判断しないでください。表示にはシステムが使える状態を示すものと、実際に保持していることを示すものがあります。説明書の図と実車の表示を照合して覚えます。

座席を移動するためにシートベルトを外すような場面では、ホールドへ頼り続けません。運転姿勢を崩す前に通常の駐車を済ませることが基本です。

保持中の表示を見てから足を離す

e:HEVではDまたはBが対象です。基本の確認を次の順番で行い、待機と保持中を区別してください。

  1. シートベルトを着用し、パワーシステムを起動します
  2. ホールドをONにし、システムの待機表示を確認します
  3. DまたはBでブレーキペダルを踏み、完全に停止します
  4. 保持中の表示を確認してから、ブレーキペダルから足を離します

急坂や滑りやすい路面では、保持中でも足を離しません。再発進は周囲を確認し、必要なブレーキ操作ができる姿勢で行ってください。

軽く減速しただけでまだ動いている状態や、待機していない状態は別です。前の車へ近づきながら「そろそろ保持されるだろう」と足を緩める操作は避け、まず自分で確実に止めます。

待機と保持の図、解除条件は公式説明書で確認できます。表示の呼び方が似ているので、文章だけでなく図を見ると違いが分かりやすいですよ。(出典:Honda「FREED e:HEV オートマチックブレーキホールド」

再発進は周囲を見てから行う

保持中にアクセルを踏むと、条件に応じて保持が解除され、発進します。信号が変わったことだけでなく、前方の車や横断中の人がいないかを確認してから操作してください。

車が保持されている感覚に慣れるまでは、いつもの発進よりアクセルを踏みすぎないよう意識します。動かなかったからと踏み足す前に、パーキングブレーキへ切り替わっていないか、表示も確認しましょう。

ホールドを使わない発進感覚も忘れないようにしたいですね。家族の車や代車で同じ機能が使えるとは限らないため、車を替えた日はブレーキ保持の前提をいったん確認してください。

保持中のOFFは踏んでから切る

ホールドで停止を保持している最中にシステムをOFFにする場合は、先にブレーキペダルを踏みます。車を保持する役割を自分の足へ移してから、スイッチで解除する流れです。

たとえば駐車場で細かく移動する前にOFFへ切り替えるなら、落ち着いて停止し、ブレーキを踏んだまま操作します。動きながらスイッチを探すより、安全な位置で切り替えておくほうが扱いやすくなります。

OFFになったあとは、足を離せば車が動き出す可能性がある状態として扱います。表示だけを切り替えた感覚ではなく、車の保持方法が変わったことを意識してください。

設定記憶と自動切替を知る

便利な記憶機能があっても、毎回の表示確認は必要です。自動で変わる条件を知っておくと、いつもと違う発進に慌てず対応できます。

次回起動時の状態を確認する

説明書では、ONにしていた場合は次回の起動時にシートベルトを着用すると待機へ復帰し、OFFにした場合は次回もOFFのままとされています。毎回必ずスイッチを押す、とも、毎回必ずONになる、とも覚えないようにしましょう。

家族が運転して設定を変えたあとや、洗車のためにOFFにしたあとなどは、普段と状態が違う可能性があります。乗り込んだら表示を確認し、自分が使うかを決めます。

記憶機能は操作の手間を減らすものです。「前回使ったから今回も保持しているはず」という思い込みを助けるものではありません。待機へ復帰しても、保持中かは停車ごとに確認してください。

長い保持は駐車ブレーキへ移る

ホールドによる保持が10分以上続いた場合など、条件によってはホールドが解除され、パーキングブレーキが自動で作動します。運転席のシートベルトを外したときやパワーシステムをOFFにしたときなども、切替条件として説明されています。

この自動切替を、意図的な駐車手順の代わりに使わないでください。車を離れるなら、自分でPとパーキングブレーキを確認して駐車を完了させます。

長い渋滞のあと、いつもと発進の感覚が違うときは、今どの機能が働いているかを見ます。ブレーキを保持する仕組みが変わった可能性を知っていれば、むやみにアクセルを踏み足す判断を避けやすくなります。

バックするときは前進と分ける

e:HEVのホールド作動手順はD・Bを対象としているため、Rで前進時と同じ保持が続くことを期待しないでください。後退では、運転者がブレーキペダルを使って速度と停止を管理します。

駐車の切り返しでは、前進、停止、後退の操作が続きます。どの位置でも必ず完全停止してから前後進を切り替え、足元の操作を優先してください。

バックカメラや駐車支援の音も、ブレーキ保持を保証するものではありません。周囲確認の補助として使いながら、車を止める操作は自分で確実に行いましょう。

場所に合わせた注意点

平らな舗装路で便利に使える機能でも、急坂や滑りやすい場所では同じ感覚で使えません。場所ごとの注意を確認します。

急坂では足を離さない

急な坂道や滑りやすい路面では、ホールドが作動していてもブレーキペダルから足を離さないよう、取扱説明書で警告されています。いつもの信号待ちと同じつもりで足を離さないことが重要です。

立体駐車場の勾配や、雨で濡れた急な出入口などは、車が動けば周囲との距離がすぐに変わる場面です。後方に車がいると焦りやすいですが、焦ってアクセルを踏むより、自分で車を保持した状態から確認しましょう。

勾配や路面状態について判断に迷う場所では、無理にホールドを使う必要はありません。便利な機能を使うことより、確実に止まって発進できる方法を選んでください。

洗車機では事前にOFFを確認

自動洗車機を使うときは、ホールドをOFFにするよう説明されています。入口へ来てから慌てて操作せず、案内を読める安全な位置で設定を確認しましょう。

洗車機には車を止めたまま洗う方式と、搬送する方式などがあります。必要なシフト位置やブレーキの扱いは方式で異なるので、設備側の指示も確認してください。「洗車機はすべてN」というような一律の判断はしません。

パーキングブレーキの自動作動をどう扱うかも含め、車両の説明書と設備の条件が分からなければスタッフへ相談します。搬送中に動かなくなってから自己判断でアクセルを踏む、といった対処は避けてください。

寒冷地の駐車は説明書を確認

寒冷時には、パーキングブレーキの凍結に関する注意があります。通常の駐車方法と異なる条件が示されているため、凍結の可能性がある場所へ行く前に該当項目を確認してください。

「冬はパーキングブレーキを使わない」と短く覚えてしまうのも危険です。車を動かないようにするためのシフト位置、輪止め、駐車場所などを含めて考える必要があります。

普段雪の少ない地域で使っているあなたが冬の山へ行くなら、現地で初めて調べるより、販売店で車両に合う注意点を聞いておきましょう。路面が凍ってから慌てずに済みます。

乗降中は通常の駐車を済ませる

家族を降ろすとき、スライドドアを開ける前に確実に停車します。運転者が車を離れる場合はもちろん、荷物の受け渡しで注意が車外へ向く場合も、通常の駐車操作を済ませておくことが大切です。

後席の人が立ち上がった状態で車が動くと危険です。「ホールドがあるから少しなら大丈夫」と判断せず、全員が座ってシートベルトを着けてから発進します。

子どもがスイッチへ触れる可能性がある場面でも、機能が車を止めてくれるから安心と考えないでください。車内へ子どもだけを残すことなく、運転操作に触れさせない環境を保ちましょう。

作動しないときの確認方法

思ったように使えないときは、アクセルやスイッチを繰り返す前に、条件と表示を確認します。ここでは、停車した安全な状態でできる確認をまとめます。

ホールドの待機状態を確認する

最初に、システムがOFFになっていないかを見ます。次にシートベルト、起動状態、シフト位置を確認します。ホールド表示が似ているからと、記憶だけで判断しないようにしてください。

警告がなくても、条件を満たしていなければ作動しません。逆に、条件を満たしているつもりでも警告があるなら、その内容の確認が先です。設定だけの問題と決めつけないようにしましょう。

確認中はブレーキペダルで車を保持します。作動するか試すために足を離すのではなく、表示で確認できる範囲を確かめることが基本です。

12Vバッテリーの不調に注意

電子制御パーキングブレーキは電気を使う装備で、12Vバッテリーが上がっていると操作できません。e:HEVの駆動用バッテリーに残量があるように見えても、それだけで12V側の状態を判断できない点に注意してください。

GT系フリードの12V補機バッテリーと駆動用バッテリーの違い、型式ごとの仕様や交換費用を確認したい場合は、フリードのバッテリー交換費用と補機バッテリーの選び方も参考にしてください。ただし、電動パーキングブレーキが作動しない状態で、バッテリーだけを原因と決めつけることはできません。

始動しない、複数の警告が出る、電装品の動きがおかしいなどが重なる場合は、無理に車を動かそうとしません。ロードサービスや販売店へ状況を伝えます。

自分でブレーキ機構を外したり、解除できない状態のまま引っ張って移動したりする方法は避けてください。けん引や救援の方法も、車両に対応した手順で行う必要があります。

新型フリードのエンジンルームに搭載されている12Vバッテリー
12Vバッテリーの外観。写真から劣化状態や交換の要否は判断できません。

警告灯は消す前に内容を残す

警告灯が点灯したら、色と記号だけでなく、メッセージの文章も確認します。同じブレーキに関わる表示でも、作動を示すものと異常を示すものは別です。

安全に停車できたら表示を写真で記録し、どの操作のあとに出たかをメモします。販売店へ「赤いランプがついた」とだけ伝えるより、確認が進みやすくなります。

再起動で消えた場合でも、繰り返すなら相談してください。消す手順を探して終わりにせず、表示された理由を確認することが大切です。

納車後に覚えたい習慣

操作を一度覚えるだけでなく、日常の中で確かめる場所を決めておくと、家族で乗る場合にも使いやすくなります。

発進前は足元と表示を見る

運転席へ座ったら、座席位置とミラー、シートベルトを確認し、起動後の表示を見ます。車が静かなe:HEVでは、エンジン音だけで起動状態を判断しないことも大切です。

ホールドを使う場合は待機しているかを確認し、発進前にはパーキングブレーキの状態も見ます。操作を増やすというより、もともとの確認に装備の状態を加えるイメージです。

車両の説明書をグローブボックスなどへ収める場合は、ケースの厚みで扉が閉まりにくくならないようにします。確認資料は運転中に読むためではなく、停車して迷いを解消するために用意しておきましょう。

駐車後に作動を確認する

駐車したら、シフトP、パーキングブレーキの作動、パワーシステムの停止を、対応する表示で確認します。習慣で手を動かすだけでなく、結果を確かめることが大切です。

同伴者と話しているときや急いでいるときほど、最後の確認が抜けやすくなります。荷物を取る、ドアを開けるといった動作を、駐車の確認より先に始めないようにしましょう。

慣れない駐車場や傾斜がある場所では、普段より慎重に確認します。自動機能があることを理由に、車が確実に保持されているかの確認を省かないでください。

家族には二つの違いから伝える

運転を交代する家族には、最初に「ホールドは一時停止、パーキングは駐車」と役割を伝えます。そのあと待機と保持中の表示を見せ、どの条件で足を離せるのかを説明しましょう。

スイッチの順番だけを暗記しても、いつもと違う場面で迷いやすくなります。たとえば洗車後にOFFになっていた場合や、長い停止でパーキングへ切り替わった場合を、一緒に説明しておくと役立ちます。

不安がある人に使用を押し付ける必要はありません。フットブレーキを使う通常の運転を基本にしながら、販売店で説明を受けて少しずつ理解を深めてもらえばよいと思います。

日常の停止場面を考える

使い方が分かっても、信号待ちと駐車、乗降では必要な操作が違います。よく使う場所での手順を考えておくと、便利さだけで判断する場面を減らせます。

信号待ちは保持表示を確認

ブレーキホールドを待機させていても、停止しただけで毎回同じように保持されるとは決めつけません。ブレーキを踏んで止まり、保持中の表示を確認してから足を離します。

待機表示と保持表示の違いがまだ分からない場合は、販売店で現車の表示を確認しましょう。表示を覚えるために交通量のある場所で何度も足を離すような試し方はしません。

再発進は、前の車が動いたことだけで決めず、歩行者や周囲も見て行います。保持が解除された後の動きまで、運転者が操作する機能です。ホールドがあるから足元への準備が不要になるわけではありません。

送迎では駐車操作を済ませる

家族を乗せるために停止したときは、乗降中の車両の状態を確実に保ちます。運転者が車から降りるなら、ブレーキホールドだけに頼らず、説明書に沿った駐車操作を済ませてください。

短時間だからと、保持中にドアを開けて荷物を取りに行く方法は避けます。シートベルトやシステムの状態が変わると、保持の状態も変わる場合があります。

送迎場所が傾いている、混雑しているなどの場合は、さらに落ち着いた操作が必要です。安全に止められる場所を選び、乗り降りする家族にも車が確実に停まってから動いてもらいましょう。

後退時は足のブレーキを使う

狭い駐車場で前進と後退を繰り返すとき、前進の保持と同じ感覚で後退の動きを考えないようにします。Rレンジでの扱いは現車の説明書を確認し、速度を足のブレーキで確実に調整します。

ホールドの待機状態があることと、後退中に車が自動で止まり続けることは別です。駐車の途中では、周囲の確認、シフトの表示、足元の操作を優先してください。

カメラや駐車支援が付いていても、ブレーキの役割は変わりません。障害物へ近づく場面で、機能に期待してペダル操作を遅らせないことが大切です。

故障を疑う状態を伝える

電動パーキングが解除できない、警告が消えないといった場合は、無理にアクセルで車を動かそうとしません。安全な状態で販売店やロードサービスへ相談します。

相談時には、システムが起動しているか、どの表示や音が出ているか、直前に何を操作したかを伝えます。警告表示の写真は、安全に停車してから残してください。

同じ症状が繰り返される場合、たまたま解除できたから問題ないとは判断しません。条件の確認と車両の点検を受けましょう。操作の勘違いか不具合かを、表示の色だけで確定する必要はありません。

家族で同じ言葉を使う

「サイドブレーキ」「パーキング」「ホールド」という呼び方が混ざると、どの操作をしたのか分かりにくくなります。家族には、駐車用の電動パーキングと、信号待ちのホールドを分けて伝えると役立ちます。

説明するときは、名称だけでなくスイッチと表示を見せます。次回起動時の設定が残る機能についても共有し、交代した人が状態を確認してから使ってください。

私なら、最初に覚えるのは便利な自動解除より、作動確認と手動解除です。基本が分かると、車が動かない場面でも操作を急がず、必要な条件を確認しやすくなりますよ。

停止の目的を区別する表

停止している時間が短いか長いかだけでは、必要な操作を判断できません。運転者が車から離れるか、家族が乗降するか、車を動かす必要がある機械へ入るかでも、確認すべき条件は変わります。いつもの場所と違う場面では、手順を確認してから操作しましょう。

場面や項目 確認する内容
信号待ち ブレーキホールドの保持表示を確認する
駐車 Pレンジと電動パーキングを含む指定の操作を行う
後退している途中 足のブレーキで速度と停止を管理する
洗車機へ入る前 機械の指定と車両側の設定条件を確認する

ブレーキホールドの便利さは、足を離せることだけではなく、保持の状態を理解して使えてこそです。待機中なのか保持中なのかを確認できないうちは、通常のフットブレーキ操作を基本にしてください。表示の見方を販売店で確認してから使う方法もあります。

駐車の手順を家族へ伝えるときも、特定の自動機能だけへ頼らず、現車の説明書に沿った基本操作を共有しましょう。

操作を確認する説明書は、車内用の取扱説明書ケースなどにまとめ、必要なときに取り出せる場所へ保管します。ケースを運転席の足元へ置かず、停車してから確認してください。

ブレーキ操作の疑問とまとめ

最後に、操作前に確認しておきたい疑問へ答えます。実車の表示と一致しない場合は、そのまま試すのではなく説明書を確認してください。

ブレーキのよくある質問

Q1. ホールド中なら車から離れてよいですか?

A. 離れてはいけません。ホールドは運転者が乗車している一時停止用です。車を離れるときはシフトPとパーキングブレーキを確認し、通常の駐車操作を済ませてください。

Q2. ホールドは毎回スイッチを押しますか?

A. 2025年版の説明書ではON/OFFの状態が保持され、ONの場合は次回起動時にシートベルトを着けると待機へ復帰します。ただし、保持中かどうかは停車ごとの表示で確認してください。

Q3. パーキングが自動解除されないときは?

A. アクセルを踏み足す前に、シートベルト、起動状態、シフト位置、警告表示を確認します。必要に応じてブレーキを踏んで手動解除の条件を確認し、異常がある場合は販売店へ相談してください。

Q4. 洗車機でホールドを使ってもよいですか?

A. 自動洗車機を使用する際はOFFを確認します。シフトやパーキングブレーキの扱いは設備の方式で異なるため、車両説明書と設備の案内を確認し、不明ならスタッフへ相談してください。

表示と役割をセットで覚えよう

新型フリードの電動パーキングとブレーキホールドは、用途を分けて使うことで操作を助けてくれます。ホールドは待機と保持を区別し、駐車時はPとパーキングブレーキの作動を確認する。この基本を習慣にしましょう。

作動時間などは対象説明書の条件であり、すべての状況で同じ保持を保証する目安ではありません。正確な情報はHonda公式サイトと実車に対応する取扱説明書をご確認ください。警告や動作に不安がある場合、最終的な判断はHonda販売店などの専門家にご相談ください。

内容確認日:2026年9月14日(日本時間)

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