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こんにちは、aisyalabo編集のtomomoです。
新型フリードでキャンプや車中泊の準備をすると、「小さなライトやポーチを掛けられたら便利なのに」と感じる場面があります。そんなときに気になるのがユーティリティナットです。ただし、フリード用の収納用品を探すと、AIR EXとCROSSTAR、5人乗りと6人・7人乗りの情報が混ざりやすいので注意が必要です。
新型フリードAIR EXのユーティリティナットは、取付場所と用品の適合、荷重制限を確認し、軽い物を必要なときだけ整理する使い方から考えましょう。フックを増やせば重い荷物まで安全に掛けられる、という装備ではありません。
私が使っているのはFREED e:HEV AIR EX FFの7人乗りです。この記事では、Hondaの2025年版取扱説明書と純正アクセサリー情報をもとに、フックの選び方、収納バーを検討するときの条件、車中泊での使い分けを整理します。ユーティリティフックやバーを私の車へ取り付けて耐荷重を試した実測レビューではありません。
本文中の荷室やヘッドレストフックの写真は、収納方法を考えるための参考です。ユーティリティナットの位置や、紹介する純正用品の装着状態を示す写真ではないことも、分けてご覧ください。
✔この記事のポイント
- テールゲートと荷室側の装備を区別する
- フックのねじ規格と荷重条件を確認する
- 収納バーとユーティリティボードを混同しない
- 停車中の使いやすさと走行時の安全を両立する
まず取付場所を確認する
用品選びの前に確認したいのは、使いたい位置が本当にユーティリティナットなのかという点です。内張りに丸いキャップがあるだけで、すべて荷物を掛ける取付部とは限りません。
ナットとフックは別の部品
ユーティリティナットは、対応するフックなどをねじで取り付けるための取付部です。ナットがあることと、フックが装着されていることは別です。
商品を探すときは、「ナットを利用するフックが欲しい」のか、「取付箇所を増やしたい」のかを先に分けます。前者は既存の取付部へ合う用品選び、後者は車両への加工や純正用品の取付条件まで関係する話になります。
私なら、初めに販売店へ「この車の、この場所へ小物を掛けたい」と伝えます。装備名だけで相談するより、実車の位置と用途を一緒に示したほうが、違うグレード向けの用品を選ぶ失敗を減らせます。
テールゲート側から確認する
Hondaの取扱説明書には、テールゲートのユーティリティナットと、キャップを外して使う方法が掲載されています。AIR EXで活用を考える場合も、まず実車のテールゲート内側と、対応する説明書の位置図を照合してください。
似た形の内装クリップを手当たり次第に外す必要はありません。説明書の位置と一致しない場合や、部品の外し方が分からない場合は、そのまま販売店へ確認しましょう。
キャップを外して保管するときは、小さな袋へまとめ、元の場所が分かるようにしておくと便利です。使わなくなったときに戻せることまで考えておくと、収納用品を入れ替えやすくなります。
カーゴスペース側は別に見る
カーゴスペース側のユーティリティナットには装備差があります。説明書でもタイプによって異なる装備として扱われているため、フリードという車名だけで同じ位置にあると判断しないでください。
CROSSTARの荷室側パネルを使った収納例を見て、AIR EXにも同じ取付部やパネルがあると考えるのは避けます。特に5人乗りの荷室写真は、三列目シートを備えるAIR EXと構造が異なります。
確認するときは、車種名に加えて年式、グレード、乗車定員、取付場所をそろえます。「GT系対応」という表示だけで、カーゴスペース側もテールゲート側も共通だとは限りません。
| 名称 | 主な役割 | 確認すること |
|---|---|---|
| ユーティリティナット | フックなどを取り付ける取付部 | 位置、ねじ規格、車両側の制限 |
| ユーティリティフック | 対応する取付部へ装着して小物を掛ける | 適合、取付方法、フック側の許容荷重 |
| 収納バー | 対応する支持部を使って収納位置を増やす | 車種・取付場所・長さ・固定方法 |
| ユーティリティボード | 荷室を上下に分けるなどの用途 | 対象車の荷室構造と装備条件 |
| ヘッドレストフック | 対応するヘッドレスト支柱などを利用する | ナット式とは別用品として適合を確認 |
装備の違いは、Honda公式の装備・室内空間ページでも確認できます。車内の写真だけでなく、「タイプ別設定」の記載まで読み合わせてください。
ねじと荷重の条件を知る
市販フックは、ねじが途中まで入ったから適合しているとは判断できません。ねじ径だけでなく、ピッチ、ねじ部の長さ、取付部の形状、荷重条件を一組で確認します。
テールゲート側の指定
2025年版FREED e:HEV取扱説明書では、テールゲート側の市販品取付用ボルトについて、次の指定があります。カーゴスペース側へそのまま流用するための表ではありません。
| 項目 | 説明書の指定 | 注意点 |
|---|---|---|
| ねじ径 | M6 | 見た目の太さだけで選ばない |
| ピッチ | 1.0mm | 径が同じでもピッチが違えば使わない |
| ボルトねじ部の長さ | 15~25mm | 取付用品の形状と指定も確認する |
| 締付トルク | 9.8N・m | 市販品取付用ボルトの指定。別の用品へ一律適用しない |
根拠と位置図は、Honda「FREED e:HEV ユーティリティーナット」に掲載されています。実車の年式や仕様が異なる場合は、その車に対応する説明書を優先してください。
ノブ付きフックなど、用品側に専用の取付方法がある製品は、その説明書も必要です。車両側の条件と用品側の条件が両立することを確認し、判断できなければ販売店へ相談します。
合計荷重を増やさない
テールゲートの取付点が二つ、四つと増えても、掛けられる合計重量を単純に倍増させてはいけません。取扱説明書には、ナット単体だけでなくテールゲート全体についても約3kg以上の荷重をかけない旨の注意があります。
「フックが二つあるから合計6kg」という計算はしません。さらに、フックやバーに車両側より小さい上限があるなら、その制限も守る必要があります。
余裕を見込むため、掛ける物だけでなく、追加したバーや金具の重さも含めて考えましょう。これは限界ぎりぎりまで使うための計算ではなく、余分な荷重を避けるための確認です。
荷物の重さが分からないときは、まとめて量ってから判断します。飲み物、電池、工具などを入れたポーチは、空の状態とは大きく違います。見た目が小さいことと、軽いことは同じではありません。
開閉前に掛けた物を外す
テールゲートは、物を掛けたまま開閉しないことが基本です。閉める前に荷物を外し、残した取付部品が周囲へ当たらないかも確認します。
寒い時期には、上限以内と思える荷重でもゲートが下がるおそれがあります。また、火を使うランタンなど高温の物を掛ける用途には使いません。
開いているテールゲートを収納棚のように考えると、いつの間にか掛ける物が増えがちです。家族にも「閉める前に全部外す」と共有し、外した物を入れるケースまで用意しておくと、片付け忘れを防ぎやすくなります。
フックを選ぶときの基準
初めて選ぶなら、価格よりも適合情報と説明書の分かりやすさを優先します。純正品、市販のねじ込み式フック、ヘッドレスト用フックは、それぞれ取付方法が異なります。
純正品を比較の基準にする
Honda Accessには「ユーティリティーフック(テールゲート用)」が用意されています。確認した商品はノブタイプフック4個のセットで、テールゲート部へナットを2箇所増設する仕様です。
- 商品名:ユーティリティーフック(テールゲート用)
- 品番:08L96-33F-010A
- 構成:ノブタイプフック4個/ブラック
- メーカー希望小売価格:9,350円(税込・取付費別)
- 用品側の許容荷重:1個あたり1.5kg
以上は2026年9月16日に確認した掲載情報です。価格、品番、適用条件は変更される場合があるため、Honda Accessの公式商品ページと販売店で確認してください。
このセットを、既存ナットへフックを回して付けるだけの商品と同じには考えません。増設を伴うため、あなたのAIR EXの年式・型式・装備で取り付けられるか、工賃を含む総額はいくらかを販売店へ問い合わせるのが確実です。
純正という理由で車両側の合計荷重を超えてよいわけではありません。フックの個数、フック1個の制限、テールゲート全体の制限を別々に確認します。
市販品は寸法を照合する
市販品は、フックの形や色を選びやすい一方、適合の確認を自分で行う範囲が増えます。「M6対応」「ホンダ用」といった短い表示だけで、AIR EXの希望位置へ使えるとは限りません。
ねじ部分だけでなく、フックの台座が内装へ無理なく接するか、突き出しが大きすぎないか、掛ける物が外れやすくないかを確認します。ねじが底へ当たっているのに台座が浮く状態や、内装を強く押しつぶす状態は避けます。
取り付けたい向きに合わせるため、ねじを緩めたまま使うこともしません。向きの調整機構が必要なら、その機構を備えた製品を選び、メーカーの取付方法に従ってください。
商品説明に重要な寸法や取付条件がない場合は、レビューの「付いた」という感想だけで補わないほうが安心です。問い合わせても確認できなければ、購入を見送る判断もできます。
ヘッドレスト用とは区別する
買い物袋や小物を整理したいだけなら、ユーティリティナットを使わない方法もあります。ヘッドレスト用フックはその一つですが、取付位置、耐荷重、後席の人への干渉を別に確認する必要があります。

後席の人が頭や膝をぶつける位置、シートベルトへ接触する位置には使いません。ヘッドレストを正しく固定できない用品や、シートの安全機能を妨げる用品も選ばないでください。
すでに手元の収納で困っていないなら、新しくフックを増やす必要はありません。使う場所を増やすことより、探し物と片付けの手間が減るかで考えると、買い物の目的がはっきりします。
停車中の活用アイデア
活用の中心は、安全に駐車し、テールゲートを開けて作業するときの軽量な小物整理です。走行中の収納や就寝中の配置とは分けて考えましょう。
小型LEDライトを一時配置
夜の荷物整理では、小型のLEDライトを使いやすい位置へ一時的に配置する方法が考えられます。ただし、ライト本体だけでなく電池や吊り下げ部品を含む重量を確認し、製品が吊り下げ使用に対応していることが前提です。
光が周囲の利用者や道路へ直接向かないようにし、雨や結露がある場所ではライトの使用条件も確認します。コード付きなら、人の通り道やゲートの開閉部へコードを渡さないでください。
照明が欲しいだけなら、置き型ライトを使うほうが簡単な場合もあります。必ず吊るすことを目標にせず、落下しにくさと撤収のしやすさで選びましょう。
軽いポーチを作業用に使う
ティッシュ、手袋、清掃用クロスなどを小さなポーチへまとめておくと、荷室での作業中に取り出しやすくなります。重い工具やモバイルバッテリーまで一緒に詰めず、使う物を少量に絞るのがポイントです。
フックへ掛けたまま荷物を強く引き出すと、静かに吊るしているときとは違う力が加わります。ポーチを片手で支えて物を取り出すなど、取付部を引っ張らない使い方を考えてください。
開口部を閉じられるポーチなら、作業が終わったあとにそのまま収納ケースへ戻しやすくなります。掛ける機能より「ひとまとめにできること」が便利さにつながる場合もあります。
乾いたタオルを短時間置く
軽い乾いたタオルや手袋を、作業の間だけ置く用途も候補です。ただし、水を吸ったタオルや雨具は重さが変わるので、同じ感覚では扱えません。
泥水や洗剤が内装へ落ちる物は、吊るすよりトレーへ入れたほうが管理しやすい場合があります。風で大きく揺れる物、車体へ繰り返し当たる物も避けましょう。
干すためにテールゲートを開け続ける場合は、施設のルール、駐車区画、天候、周囲の通行を確認します。強風時に収納の便利さを優先して、ゲートを開けたままにしないでください。
持ち上げるためには使わない
ユーティリティナットに取り付けたフックやバーを、乗り降りするときの手すりや、体を起こすための取っ手として使わないでください。
人の体を支える力は、小物を静かに吊るす用途とは異なります。子どもがつかまりやすい位置にバーを付けると、遊具や手すりと勘違いする可能性もあります。
取り付ける前に、家族がどう触れるかまで想像しておくことが大切です。注意して使うだけでは避けにくい配置なら、その位置への装着をやめるほうが確実です。
収納バーを選ぶ前に
バーは複数の小物をまとめやすい反面、長さ、重さ、取付位置、乗員との距離を同時に確認する必要があります。フックより便利そうという理由だけで選ばないでください。
固定方式を最初に確認
車内用バーには、アシストグリップへ取り付けるもの、ヘッドレスト支柱を利用するもの、ねじ固定するものなどがあります。いずれも、ユーティリティナットへ直接取り付けられるとは限りません。
通販サイトでは「フリード用収納バー」という検索結果でも、先代向けやCROSSTARの特定仕様向けの商品が混ざることがあります。取付写真の車名だけでなく、型式、年式、乗車定員、設置箇所まで確認します。
長さが調整できる製品でも、支える場所の強度や固定方法が合わなければ使えません。伸縮範囲だけを根拠に適合を判断しないようにしましょう。
バー自体の重さも考える
バーを付けると、その自重に加えてフックやポーチの重量が加わります。収納量が増えるように見えても、車両側の制限は変わりません。
また、長い部品は人の頭や肩へ近づきやすく、荷室へ手を伸ばすときの邪魔になる場合があります。掛けた物が揺れる範囲まで含めて、使う場所が確保できるかを考えます。
最初から大きなバーを購入するより、必要な小物が一つならフック一つで足りないか、床置きケースのほうが安全ではないかを先に確かめましょう。
適合不明の商品は勧めない
今回の記事では、AIR EXの希望する位置への適合と取付条件を確認できていない収納バーを、具体的なおすすめ商品として掲載していません。
これは収納バーを使えないと断定する意味ではありません。車種名だけで適合を推測せず、メーカーや販売店から確認が取れた製品を選ぶためです。
確認するときは、車検証で型式を確認し、年式、AIR EX、6人乗りまたは7人乗り、使いたい取付場所、掛けたい物の重さをまとめて問い合わせてください。回答と取付説明書を残しておくと、後で用品を変更するときにも役立ちます。
ボードと棚は別に考える
ユーティリティボードは、フックや収納バーの延長として何でも取り付けられる板ではありません。車両の荷室構造と支持方法を含めた装備です。
CROSSTARの例を流用しない
Hondaの装備紹介では、2列シート車の荷室に関する説明の中で、ユーティリティーサイドパネルや荷室用ユーティリティーボードが紹介されています。これをAIR EXの三列目シート周辺へ、そのまま当てはめないでください。
「フリードの純正ボード」として紹介されていても、AIR EXに同じ支持部があるとは限りません。部品単体を購入しても、正しい状態で支えられる保証にはなりません。
荷室を上下に分けたい場合は、AIR EXのシート配置を前提にした用品なのか、シート操作と両立するか、固定方法が明示されているかを確認します。
ナットをベッドの脚にしない
軽い小物向けの取付部を使って、自作の棚やベッドで人の体重を支える構造を作らないでください。ボードに別の耐荷重が表示されていても、それはボードが正しく支持された条件での話です。
板の強さ、脚の強さ、車両側の取付部の強さは、それぞれ別に考える必要があります。板が丈夫だから、取り付けたナットにも同じ荷重を掛けられるという関係ではありません。
就寝スペースを整えたい場合は、まずシートの段差と隙間を確認し、車両に合うマットや支持構造を検討します。小物収納のフックと、人が乗る寝床は用途を分けてください。
車中泊では収納を分ける
車中泊の収納は、走行中、到着後の作業中、就寝中の三つに分けると考えやすくなります。同じ場所へ掛け続ける前提にしないことが、安全と使いやすさにつながります。
走行用の定位置を先に作る
フックを使いたい物にも、走行時に戻す場所を決めておきます。ポーチ、ライト、タオルをまとめた小さなケースがあれば、到着後に必要な物だけ出し、出発前に一度に戻せます。
重い物は適切な位置で固定し、運転席の足元、ペダル周辺、シートレール、乗降口へ移動しないようにします。収納ケースそのものが滑ったり倒れたりしないことも確認してください。

収納用品を増やす前に、実際に持っていく荷物を床へ並べてみると、使う頻度が分かります。滞在中に一度しか使わない物まで、手の届く位置へ吊るしておく必要はありません。
寝床の上には物を残さない
就寝中は、頭や顔の上に硬い物を吊るさない配置にします。寝返りを打ったときに手足が触れる物や、暗い中で出入りするときに引っ掛かる物も片付けてください。
眼鏡やスマートフォンなどは、落ちにくく取り出しやすいケースへまとめます。便利さのために取り出し口を大きく開いたままにすると、寝具の間へ落ちることもあるため、収納の開閉方法まで考えます。
緊急時に外へ出られる通路を残すことも大切です。窓やドアへ収納を広げすぎず、ライト、鍵、履物の場所は家族で共有しておきましょう。
乗車定員に合う寝床を選ぶ
同じAIR EXでも、6人乗りと7人乗りでは二列目の構造が違います。収納ケースを置ける場所も変わるため、他の車のレイアウトをそのまままねるより、自分の車でシートを動かして確認します。
7人乗りの寝床や段差対策は、新型フリード7人乗りの車中泊と段差対策で詳しく整理しています。この記事では、小物をどこに戻すかという収納の役割に絞っています。
6人乗りの方は、フリード6人乗りの車中泊ガイドを参考に、就寝面と通路を決めてから収納位置を考えると、用品の買い直しを減らしやすくなります。
収納用品の買い方
買い足す順番は、使う物の整理、収納場所の確認、フックの適合確認です。最初からフック・バー・ポーチを一式そろえる必要はありません。
中身が決まってからケースを選ぶ
小物をまとめたいだけなら、手元のポーチやケースで試せます。入れたい物を並べ、縦・横・厚みと重さを確認してから購入サイズを決めましょう。
吊り下げる予定がある場合は、持ち手が収納時の持ち運び用なのか、吊り下げにも対応しているのかを確認します。持ち手があるだけで、中身を入れて長時間掛けられるとは限りません。
床へ戻して使うケースなら、ふたが閉まる、角が当たりにくい、出し入れしやすいといった点も候補になります。防水という表示だけで選ばず、濡れた物を入れた後に洗えるか、乾かせるかも確認してください。
必要な用品だけ比較する
収納用品を比較する際は、外寸だけでなく内寸、空の重量、ふたやファスナーの形、取付条件を見ます。写真では小さく見えても、実際には荷室で場所を取ることがあります。
フックは適合と固定方法、ポーチは使いやすさ、ケースは走行時の保管方法というように、選ぶ基準を分けてください。一つの商品の「便利」という説明だけで、全部の用途を任せないことが大切です。
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軽量ポーチや収納ケースを、寸法と重さで比較する
バーを買わない判断もある
掛けたい物が一つか二つなら、大きなバーを追加するより、取り外しやすいフックと小さなケースで足りる可能性があります。
収納位置が増えると、置ける物も増やしたくなります。ただし、車内に持ち込む物が増えれば、荷物の移動、固定、清掃、撤収にかかる時間も増えます。
私なら、まず手持ちの収納で一度準備してみて、取り出しにくかった物だけ改善します。何となく便利そうだから買うより、困った場面が分かってから選ぶほうが、家族で使いやすい収納に近づけます。
取付と片付けの確認
使いやすさは、取り付けた瞬間だけでなく、収納を外して通常の乗車状態へ戻すところまで確認します。シートやドアが正しく使えることを優先してください。
購入前の確認をまとめる
- 車両の年式・型式・AIR EX・乗車定員を確認する
- 使いたい取付場所を実車と説明書で照合する
- 掛ける物と追加部品の重量を確認する
- 用品の適合、寸法、荷重、取付方法を確認する
- ゲート開閉前と走行前の収納先を決める
- 不明な条件は購入前に販売店や用品メーカーへ確認する
写真を使って問い合わせる場合は、車両の位置関係が分かる全体写真と、取付部の近接写真を分けると伝えやすくなります。写真だけでは分からない年式や型式も併記してください。
無理に締め込まない
ねじが斜めに入る、途中で急に重くなる、部品が浮いたままになる場合は、力で解決しないでください。規格違い、長さ違い、取付方向などを確認します。
フックの向きをそろえるために緩めたまま使ったり、足りない長さを自己判断で補ったりすることも避けます。取付説明書どおりに固定できないなら、その組み合わせで使わない判断が必要です。
増設用品については、内装を外したり穴を開けたりする手順を推測しないでください。配線や内部構造が分からない作業は、販売店へ任せましょう。
収納状態を三つに分ける
| 場面 | 確認する状態 | 片付ける物 |
|---|---|---|
| 到着後の作業 | 安全な駐車と周囲の通行を確認する | 使わない物はケースへ残す |
| ゲートを閉める前 | 取付部品と内装の干渉を確認する | 掛けていた荷物を外す |
| 就寝前 | 頭上・通路・出入口を空ける | 硬い物、落下しそうな物 |
| 出発前 | 座席・ベルト・視界・足元を確認する | 停車中だけ使う吊り下げ荷物 |
家族と使うなら、取り付けた本人だけが条件を理解している状態を避けます。ゲートを閉める人、後席へ乗る人にも、どの物を外す必要があるかを共有してください。
緩みや変形があれば中止する
使用後は、用品の緩み、曲がり、内装の浮き、接触跡がないかを確認します。以前は問題なく使えたことを、その後も同じ状態で使える保証にはしないでください。
異常を見つけた場合は、荷物を外して使用を中止します。強く締め直せば直ると決めつけず、用品メーカーや販売店へ状態を伝えましょう。
後から別の用品を追加したときも、最初の取付確認をやり直します。フック単体では問題がなくても、バーやポーチを足すことで、重さと干渉範囲が変わるためです。
よくある質問
迷ったときは、車両側と用品側の両方の条件を確認します。商品名や取付写真だけで分からないことは、購入前に解消しておきましょう。
新型フリードなら取付位置は共通ですか?
共通とは限りません。テールゲートとカーゴスペース側を分け、グレード、乗車定員、年式、実車の装備を確認してください。CROSSTARの荷室写真をAIR EXの適合根拠にはできません。
M6のフックなら何でも使えますか?
ねじ径だけでは判断できません。ピッチ、ねじ部の長さ、台座形状、固定方法、用品の許容荷重が関係します。車両と用品の説明書を照合してください。
フックを増やすと重い荷物を掛けられますか?
取付点の数だけで合計荷重を増やすことはできません。車両全体と用品個別の制限をそれぞれ守ります。重い物を掛ける目的でフックを増設しないでください。
テールゲートへ掛けたまま閉めてよいですか?
掛けている荷物を外してから操作します。残したフックなどの取付部品も、周囲へ干渉しないか確認してください。家族にも片付け手順を共有しましょう。
ユーティリティボードをAIR EXへ流用できますか?
車名が同じだけでは流用できると判断できません。荷室の形状、支持部、シート配置が異なるためです。適合確認がないまま、純正ボードや他グレード向け棚を購入しないでください。
収納バーは必ず必要ですか?
必要ありません。軽い小物が少量なら、適合するフックと、走行時に戻せるケースで足りる場合があります。バーは必要性と取付条件が確認できた場合に検討してください。
軽い物を必要なときだけ
新型フリードAIR EXのユーティリティナットは、取付位置と条件を理解すれば、小物を使いやすく整理する選択肢になります。ただし、フックを増やすこと自体が目的ではありません。
まず、何を、どの場面で、どこへ置きたいかを決めましょう。取付部を実車で確認し、適合が分かるフックを選び、走行時に戻す収納場所を用意します。
あなたに合う選び方
- 初めて使う人:純正フックの適合と取付費を販売店へ確認する
- 軽い小物を整理したい人:小型ポーチと収納ケースから見直す
- 収納バーを付けたい人:型式だけでなく取付場所と荷重条件まで確認する
- 寝床を作りたい人:小物用のナットとは分けて、シートとマットを検討する
- 装備が見つからない人:内装を外す前に実車の説明書と販売店で確認する
重い荷物や人の体重を支える用途、乗員へ当たる配置、取付条件が分からない組み合わせは避けてください。使いやすさだけでなく、外しやすさと片付けやすさまで考えると、家族で使うフリードに合った収納になります。
正確な装備・取付条件は、実車に対応するHonda取扱説明書と用品の説明書を優先してください。適合や作業に不明点がある場合は、Honda販売店または用品メーカーへ確認しましょう。
情報確認日:2026年9月16日。取付条件は2025年版FREED e:HEV取扱説明書を参照しています。純正用品の価格・品番・適用条件は変更される場合があります。


