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こんにちは、Aisya Labo編集のtomomoです。
「フリードのガソリン車は燃費が悪いのでは?」「旧型のほうが燃費が良かったの?」「新型フリードのガソリン実燃費は、実際どのくらいまで下がるの?」と気になっている方へ。
先に結論からいうと、現行GT系のガソリン車を一律に「燃費が悪い車」と決めるのは適切ではありません。ただし、市街地・短距離・冬・渋滞が重なると数字が下がりやすく、e:HEVと比べると燃費差が大きいのも事実です。
Honda公式のWLTCモードでは、現行GT系のFREED AIR・FF・6人乗りが16.5km/L、AIR EX・FF・6人乗りが16.4km/Lです。2024年5月に販売終了した2代目フリードのガソリンFF(5BA-GB5)は17.0km/Lなので、同じFF同士で見ると現行GT系はわずかに低い数値です。
一方、実燃費はカタログ値だけでは決まりません。公開されているオーナー例には、混合走行で14km/L前後という記録もあれば、市街地中心で大きく落ちた例、高速では20km/L前後まで伸びた例もあります。つまり「フリードは何km/L走る」と1つの数字で決めるより、使い方ごとに見るほうが実態に近いです。
まず結論
新旧差は小さい
2代目GB5のガソリンFFは17.0km/L、現行GT系AIR FFは16.5km/L。公式値だけなら0.5km/L差です。
街乗りは厳しくなりやすい
現行AIR FFのWLTC市街地モードは12.1km/L。短距離・渋滞・冷暖房が重なると、総合WLTCより低くなるのは不自然ではありません。
e:HEVとは燃費差がある
AIR EX FF・6人乗りは、ガソリン16.4km/Lに対してe:HEV 25.4km/L。燃費だけならe:HEVが有利です。
この記事のポイント
- 現行GT系・2代目GB系・初代GB3を混同せずに比較
- 「実燃費が悪い」と感じやすい条件を公式値と実例で整理
- ガソリン車とe:HEVを燃費だけでなく使い方で判断
- 急に燃費が落ちたときの確認順を具体的に解説

フリードのガソリン燃費を新旧比較
最初に整理したいのは、「旧型フリード」がどの世代を指すかです。検索では初代GB3/GB4と、2024年まで販売された2代目GB5/GB6が混在しやすいのですが、燃費の試験モードが異なるため、そのまま横並びにはできません。
GT系と2代目GB5は0.5km/L差
現行フリードGT系と、直前まで販売されていた2代目フリードGB5を同じWLTCモードで比べると、差は大きくありません。
| モデル | 主な仕様 | 公式燃費 | 試験モード |
|---|---|---|---|
| 現行GT系 | AIR FF・6人乗り | 16.5km/L | WLTC |
| 現行GT系 | AIR EX FF・6人乗り | 16.4km/L | WLTC |
| 2代目GB5 | G FF・6/7人乗り | 17.0km/L | WLTC |
| 初代GB3 | G FF | 16.6km/L | JC08 |
2代目GB5の17.0km/Lと、現行AIR FFの16.5km/Lを比べると差は0.5km/Lです。割合では約2.9%なので、カタログ値だけで「新型は大幅に悪化した」とまでは言いにくい差です。
ただしAIR EX・FF・6人乗りは16.4km/Lで、グレードや乗車定員、駆動方式でも数値は変わります。現行フリードの燃費を確認するときは、「ガソリン車は全部16.5km/L」と一括りにせず、自分が検討している仕様を確認してください。
現行GT系の最新値はHonda公式「主要諸元」、2代目GB系はHonda公式の生産終了モデルで確認できます。
初代GB3は直接比較しない
初代GB3のG FFはJC08モード16.6km/Lです。現行GT系はWLTCモードなので、数字が近く見えても試験条件が同じではありません。「16.6対16.5だからほぼ同じ」と単純比較しないのがポイントです。
「新型なのに低い理由」は断定しない
元記事では、装備充実や重量増、安全性能の強化が燃費低下の理由であるように読める部分がありました。ただ、Honda公式は「旧型より燃費が低い理由」を1つの原因に絞って説明していません。
現行GT系は車体、エンジン、CVT制御、装備構成などが旧型と異なるため、燃費差を特定の1要素だけで説明するのは避けたほうが正確です。ここでは、公式値として現行GT系の総合WLTCが旧型GB5よりわずかに低いという事実と、実際の燃費は使用条件で大きく変わるという点を分けて考えます。

新型フリードのガソリン実燃費は?
ここが検索している方にとって一番気になるところだと思います。
Aisya Laboで実車の満タン法データを継続公開しているのはe:HEV AIR EX FF・7人乗りです。ガソリンGT系は所有していないため、Aisya Laboの実測値としてガソリン車の平均燃費を作ることはしません。
その代わり、Honda公式の走行モード別燃費と、公開されているオーナー実例を分けて確認すると、ガソリン車の「どの条件で落ち、どの条件で伸びるか」がかなり見えやすくなります。
公式値でも市街地と高速では差がある
現行FREED AIR FF・6人乗りは総合WLTCが16.5km/Lですが、Honda主要諸元では市街地モード12.1km/L、郊外モード17.4km/L、高速道路モード18.8km/Lです。
| AIR FF・6人乗り | Honda公式燃費 | 想定される走行 |
|---|---|---|
| WLTC総合 | 16.5km/L | 市街地・郊外・高速を平均的な配分で走行 |
| 市街地モード | 12.1km/L | 信号や渋滞の影響を受ける比較的低速な走行 |
| 郊外モード | 17.4km/L | 信号や渋滞が比較的少ない走行 |
| 高速道路モード | 18.8km/L | 高速道路などを想定した走行 |
この表を見ると、「街乗りで12km/L前後だったから故障かもしれない」とすぐに考える必要はないことが分かります。もちろん実際の燃費はさらに上下しますが、市街地では総合WLTCより低くなりやすいこと自体はHonda公式のモード別数値にも表れています。
街乗り・郊外・高速で「同じ16.5km/L」を期待しない
カタログのWLTC総合値は、毎日の走行で常に表示される目標値ではありません。市街地・郊外・高速道路の各モードを平均的な使用時間配分で組み合わせた比較用の数値です。
たとえば、平日は片道3kmの送迎と買い物、休日だけ郊外へ出る使い方なら、市街地モードに近い時間が長くなります。反対に、通勤でバイパスを一定速度で走り、信号が少ない環境なら郊外モードに近づきやすくなります。
| よくある使い方 | 燃費の見え方 | 比較するときのポイント |
|---|---|---|
| 送迎・買い物中心 | 総合WLTCより低く出やすい | 短距離、信号、アイドリング時間を見る |
| 郊外通勤・バイパス中心 | 比較的安定しやすい | 平均速度と渋滞の有無を見る |
| 高速を使う長距離移動 | 街乗りより伸びることがある | 速度、風、勾配、積載量を見る |
| 冬の短距離中心 | 大きく下がりやすい | 低温、暖機、曇り取り、タイヤ空気圧を見る |
このように、同じGT系でも生活圏が違えば平均燃費は変わります。SNSやレビューの数字を自分の車へ当てはめるときは、「その人がどんな道を、どのくらいの距離走ったか」を一緒に確認してください。
私自身、e:HEVの給油記録でも1回ごとの数値では判断せず、給油回数を重ねた全期間平均と直近の変化を分けて見ています。ガソリン車でも同じ考え方で記録すると、季節や使い方による変化を把握しやすくなります。
公開オーナー例は10km/L未満から20km/L前後まで幅がある
実燃費の参考として公開レビューを見ると、数値はかなりばらつきます。ここでは「平均値」として扱わず、条件による幅を見るための実例として紹介します。
| 公開例 | 走行条件 | 記録 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| AIR | 都内・郊外・高速・山道・渋滞を含む約100km | 車載表示14.3km/L | 満タン法ではなくメーター表示 |
| CROSSTAR ガソリン | 約360km、高速と一般道が半々 | 満タン法14.1km/L | 1回の走行例 |
| AIR EX 7人乗り | 短距離の「ちょこちょこ乗り」中心 | 約10.6km/Lとの記載 | 個人の使用条件による |
| AIR EX 7人乗り | 納車後約2週間の市街地中心とみられる例 | 7.2〜8.6km/Lとの記載 | 極端に低い個別例で、代表値にはできない |
参考:価格.com FREED AIRレビュー、CROSSTARレビュー、AIR EX 7人乗りレビュー、カーセンサー 現行フリード口コミ
レビューは道路環境、季節、距離、積載、計測方法が統一されていません。そのため「新型フリードのガソリン実燃費は平均○km/L」と断定する材料には使わず、同じ車でも条件で大きく振れることを確認するために使うのが安全です。
◆tomomoのワンポイントアドバイス
実燃費を比べるときは、数字だけでなく「市街地か高速か」「片道何kmか」「満タン法か車載表示か」まで一緒に見てください。ここをそろえない比較は、同じフリード同士でもかなりズレます。
e:HEVの実測は比較材料として公開中
私のFREED e:HEV AIR EX FF・7人乗りでは、満タン法の給油記録を継続しています。給油するたびに走行距離・給油量・税込単価を追加し、全期間平均、最新実燃費、月別燃費、燃料代を更新しています。
これはガソリン車の実燃費ではなく、あくまでAisya Labo所有車のe:HEV一次データです。ガソリン車とe:HEVの違いを考えるときの比較材料として、新型フリードe:HEVの全給油記録で給油ごとの変化まで公開しています。

燃費計と満タン法は同じ数字にならないことがある
「メーターでは14.5km/Lなのに、満タン法では13.8km/Lだった」というように、車載燃費計と給油から計算した燃費が一致しないことはあります。
満タン法は、前回の満タン給油から今回の満タン給油までの走行距離を、今回入った給油量で割ります。
満タン法の計算式
走行距離 ÷ 給油量 = 実燃費
例:420km ÷ 30L = 14.0km/L
ただし、満タン法にも誤差があります。給油機が止まる位置、車体の傾き、セルフ給油でどこまで入れたかなどで給油量が少し変わるためです。1回の給油だけで判断するより、同じ給油方法で3回以上続けて平均を見るほうが安定します。
一方、車載燃費計は日常の変化を確認するのに便利です。「今週は短距離ばかりで下がった」「高速を走ったら伸びた」と傾向を見る用途に向いています。どちらか一方が正しいというより、目的に合わせて使い分けるのが分かりやすいです。
4WDはFFより公式燃費が低い
「同じ新型フリードなのに、知人より燃費が悪い」というときは、駆動方式も確認してください。現行GT系のガソリン車は、FFで16km/L台のタイプがある一方、4WDでは14km/L台のタイプがあります。
たとえば主要諸元では、AIRのガソリン車はFF・6人乗り16.5km/L、4WD・6人乗り14.5km/Lです。AIR EXやCROSSTARでも仕様ごとに差があります。
雪道や悪天候で4WDの安心感を重視する人にとっては、燃費だけで優劣を決めるものではありません。購入前は「FFか4WDか」と「年間何km走るか」を一緒に見ておくと、燃料代の見込みを立てやすくなります。
高速道路でも速度が上がれば必ず伸びるわけではない
高速道路は停止と発進が少ないため、街乗りより燃費が伸びやすい傾向があります。ただし、速度が高くなるほど空気抵抗の影響は大きくなるので、「速く走るほど燃費が良い」という意味ではありません。
向かい風、上り坂、追い越しの繰り返し、ルーフボックス、乗車人数、荷物量などでも変わります。HondaのWLTC高速道路モード18.8km/Lは、定められた試験条件での比較値です。実際の高速道路で常に18.8km/Lになる保証値ではありません。
実燃費を比較する3つの条件
- 同じ計測方法で比べる
- 市街地・郊外・高速の割合をそろえる
- 季節と走行距離をそろえる
この3つが違うレビュー同士は、数値だけで優劣を決めないほうが安全です。
燃費が悪くなりやすい5つの条件
フリードのガソリン車で「思ったより燃費が伸びない」と感じたら、まず故障を疑う前に走行条件を整理してみてください。とくに次の5つは数字を下げやすい要素です。
1.短距離と街乗りが多い
片道数kmの買い物や送迎では、エンジンが効率のよい温度まで上がる前に目的地へ着きやすく、停止と発進も増えます。
現行AIR FF・6人乗りの公式値でも、市街地モード12.1km/Lに対して高速道路モードは18.8km/Lです。総合WLTCの16.5km/Lだけを見て「毎日16km/L台を走るはず」と考えると、街乗り中心ではギャップが大きくなります。
保育園や学校の送迎、スーパーのはしご、駅への送り迎えなど、フリードが得意とする生活用途ほど短距離・停止発進が増えやすい点は知っておきたいところです。
2.冬の低温と暖房・曇り取り
冬はエンジンや各部が温まるまで時間がかかり、短距離ほど不利になりやすい季節です。さらに窓の曇り取りや暖房、雨雪の走行などが重なると、普段と同じ道でも燃費が下がることがあります。
ここで注意したいのは、視界確保や車内の安全を犠牲にしてまで暖房やデフロスターを我慢しないことです。燃費より安全を優先し、冬だけの数値ではなく数か月単位で見るほうが実態を判断しやすくなります。
冬だけ悪いなら春までの推移も見る
冬に燃費が落ちても、暖かくなって元の水準へ戻るなら、季節条件の影響が大きかった可能性があります。逆に、春になっても以前より明らかに低い状態が続く場合は、タイヤや消耗品、車両状態の確認を優先したほうがよいでしょう。
比較するときは「昨年の冬」と「今年の冬」のように同じ季節同士で見るのが分かりやすいです。冬と秋を比べて「急に悪くなった」と判断すると、気温差の影響まで車両不調として捉えてしまうことがあります。
また、窓の曇りを取るためのデフロスターや暖房は安全に必要な装備です。燃費を優先して使用を我慢するのではなく、安全を確保したうえで、不要な長時間アイドリングなど見直せる部分だけを減らしてください。
3.渋滞と急な加減速が多い
信号の多い市街地や渋滞では、車をゼロから動かす回数が増えます。前車との距離が近いとアクセルとブレーキの切り替えも増えやすく、燃料を使いやすい走りになります。
燃費のために極端に遅く走る必要はありません。周囲の流れに合わせながら、発進を穏やかにし、赤信号や減速が必要な場面では早めにアクセルを戻す程度で十分です。
4.乗車人数・荷物・空気抵抗が増える
家族全員と荷物を載せた旅行、ルーフボックスやキャリアを装着した高速走行などは、1人乗車の近距離とは条件が変わります。重量や空気抵抗が増えれば、同じ速度を維持するために必要なエネルギーも増えます。
だからといって必要な荷物まで減らす必要はありません。燃費記録を比較するときに「今回は家族旅行」「今回はルーフボックス装着」と条件をメモしておくだけでも、数字の理由を判断しやすくなります。
5.タイヤ空気圧や消耗状態
空気圧不足や偏摩耗は走行抵抗や安全性に関わります。燃費だけのためではなく、日常点検としてタイヤの状態を確認することが大切です。

新型フリードGT系のタイヤ選びは、サイズだけでなく荷重指数や現在の装着状態まで確認してください。交換時期が来ている場合は、新型フリードのタイヤをオートウェイで買う方法で、185/65R15の確認方法と取付までの流れを整理しています。
タイヤ交換時期の人だけ確認してください
燃費改善だけを目的にタイヤを交換する必要はありません。溝の減り、ひび割れ、偏摩耗などで交換時期が近い場合に、価格と取付方法を比較する選択肢として確認できます。
サイズ・在庫・価格・工賃・取付可否は購入時点で確認してください。
燃費を少しでも安定させる現実的な対策
燃費改善は、特別なパーツを付けるより、毎日の条件を整えるほうが先です。劇的な変化を期待するのではなく、「悪化させる要因を減らす」と考えると取り組みやすくなります。
発進と減速を穏やかにする
アクセルを必要以上に深く踏み込んで、すぐブレーキで減速する走り方は燃料を使いやすくなります。前方の信号や交通の流れを早めに見て、無駄な加速を減らすのが基本です。
ただし、燃費を意識するあまり交通の流れを乱すような極端な低速走行は避けてください。周囲に合わせた安全運転の範囲で十分です。
タイヤ空気圧は指定値を基準にする
「燃費を良くしたいから高めに入れる」という自己流ではなく、運転席ドア付近のラベルや取扱説明書にある指定空気圧を基準にしてください。空気圧は気温でも変化するため、長距離前や季節の変わり目に確認しておくと安心です。
不要な長時間アイドリングを減らす
送迎待ちなどで長時間アイドリングが続けば、走行距離が増えないまま燃料だけを消費するため、平均燃費は下がります。一方、真夏や真冬に体調や安全のため空調が必要な場面まで無理に止める必要はありません。
荷物は「不要なもの」だけ見直す
チャイルドシート、防災用品、日常的に必要な荷物を燃費のために降ろす必要はありません。使っていない重い用品や、季節外れの荷物が長期間積みっぱなしになっていないかを見直す程度で十分です。
オイルや消耗品は交換時期を守る
適切なメンテナンスは、燃費だけでなくエンジンを良い状態で使うために重要です。「この添加剤を入れれば必ず○km/L改善」といった効果を前提にするより、メーカー指定や整備記録に沿った基本整備を優先したほうが判断しやすいです。
1回の給油で一喜一憂しない
給油量の誤差、渋滞、旅行、空調などで1回ごとの数字は変わります。最低でも複数回、できれば季節をまたいで平均を見ると、自分の生活圏に合った「いつもの燃費」が分かってきます。
◆tomomoのワンポイントアドバイス
燃費記録は「数字」だけでなく、「街乗り多め」「高速あり」「暖房多め」など一言メモを残すと後から役立ちます。燃費が落ちたとき、車両の不調なのか使い方の変化なのかを切り分けやすくなります。
高額な燃費グッズは後回しでいい
燃費が気になると、低燃費タイヤ、添加剤、空力パーツなどへ目が向きます。しかし、交換時期ではないタイヤを燃費だけを理由に買い替えたり、効果を確認できない用品へ先に費用をかけたりすると、節約目的と逆になることがあります。
まずは空気圧、運転条件、給油記録、基本整備を確認し、そのうえでタイヤ交換など本来の交換時期が来たときに性能と価格を比較する順番がおすすめです。
燃費が悪いときの確認順
「前より急に燃費が悪くなった」という場合は、いきなり部品交換へ進むより、原因を切り分けるほうが無駄がありません。
-
1回の表示燃費だけで判断しない
渋滞した日、短距離だけの日、給油直後などは大きく振れます。まず2〜3回以上の給油で傾向を見ます。
-
満タン法で基準を作る
同じ給油方法をできるだけそろえ、走行距離÷給油量で確認します。給油条件が違うと1回ごとの誤差が出るため、複数回平均で見ます。
-
走行条件をメモする
市街地、高速、冬、エアコン、乗車人数、長距離旅行などを簡単に残すと、悪化した理由を追いやすくなります。
-
タイヤと日常点検を確認する
空気圧、偏摩耗、不要な荷物、オイル交換時期など、基本項目を確認します。指定空気圧は実車のラベルや取扱説明書を優先してください。
-
急な悪化や違和感は点検へ
以前と同じ使い方なのに大きく悪化した、警告灯が点いた、異音・振動・加速の違和感がある場合は、販売店や整備工場へ相談してください。
燃費記録は4項目だけでも原因を追いやすい
細かい記録が続かない人は、給油ごとに「走行距離・給油量・道路条件・空調」の4つだけ残してみてください。燃費の数字だけより、後から原因を振り返りやすくなります。
| 記録項目 | 記録例 | 分かること |
|---|---|---|
| 走行距離 | 420.0km | 満タン法の計算に使用 |
| 給油量 | 30.00L | 420÷30=14.0km/L |
| 道路条件 | 街乗り7:高速3 | 前回との条件差を確認 |
| 空調・季節 | 冬、暖房・曇り取り多め | 季節要因を切り分け |
車載燃費計も一緒にメモしておけば、満タン法との差も分かります。毎回まったく同じ給油位置まで入れるのは難しいので、1回の差ではなく複数回の傾向を見るのがポイントです。
「何km/Lなら異常?」は一律に決めない
燃費が悪いと不安になると、「10km/Lを切ったら故障」「カタログ値の何割なら正常」といった基準を探したくなります。ただ、走行距離や道路条件が違うため、フリード全車に共通する異常ラインを1つの数字で決めることはできません。
見るべきなのは、他人の車との比較より自分の車の過去データとの差です。たとえば同じ季節、同じ通勤経路、同じような乗車人数で、以前は13km/L前後だったのに数回続けて9km/L台になった、といった変化のほうが点検の判断材料になります。
反対に、冬の短距離送迎だけになった月や、長時間の渋滞が続いた給油回だけ低かったのであれば、まず次の給油でも同じ傾向が続くかを確認できます。
点検相談で伝えると役立つ情報
- いつ頃から燃費が下がったか
- 以前と現在の満タン法・車載表示の目安
- 走る道や走行距離が変わったか
- タイヤ交換や整備をした時期
- 警告灯、異音、振動、加速の違和感があるか
この情報があると、「使用条件の変化なのか」「車両側を点検したほうがよいのか」を販売店や整備工場へ相談しやすくなります。
エンジンオイルは「燃費改善剤」ではない
オイルが古いから必ず何km/L改善する、といった断定はできません。ただし、交換時期を大きく超えたまま使うのはメンテナンスとして適切ではありません。
新型GT系のオイル粘度や交換量を確認したい場合は、実際の明細も掲載している新型フリードのエンジンオイル交換費用と選び方も参考にしてください。
急に悪化したら「車のせい」と決めつけない
燃費低下には使用条件と車両状態の両方が関係します。タイヤ空気圧、ブレーキの引きずり、点火系、吸気系など、整備側で確認したほうがよい項目もあります。
自分で原因を特定できないときは、「いつから」「以前は何km/Lくらい」「最近の使い方」「警告灯や異音の有無」を伝えると、販売店や整備工場で相談しやすくなります。
ガソリンとe:HEVはどっちが合う?
燃費だけで比べると、e:HEVが有利です。現行AIR EX FF・6人乗りのHonda公式WLTCは、ガソリン16.4km/Lに対してe:HEV 25.4km/Lです。
ただし、車選びでは燃費差だけではなく、購入価格、年間走行距離、街乗り比率、静粛性、乗り味、保有年数まで合わせて考える必要があります。
| 使い方 | ガソリン車を検討しやすい | e:HEVを検討しやすい |
|---|---|---|
| 年間走行距離 | 少なめ | 多め |
| 主な道路 | 郊外・流れの良い道が多い | 市街地・渋滞が多い |
| 重視点 | 初期費用を抑えたい | 燃費・発進の滑らかさ・静かさを重視 |
| 判断方法 | 車両価格差と数年分の燃料費を同じ条件で試算する | |
新型フリードの税金、燃料費、車検、保険などをまとめて比較したい場合は、新型フリードGT系の維持費まとめで年間コストを整理しています。
CROSSTARを検討している方は、燃費だけでなく購入価格と維持費まで比較した新型フリードCROSSTARのe:HEVとガソリン車比較のほうが、より直接的な判断材料になります。
燃費差をガソリン代に置き換えると判断しやすい
ガソリン車とe:HEVで迷うときは、「何km/L違うか」より、年間の燃料代に置き換えると生活費として比較しやすくなります。
たとえば、年間10,000km、レギュラー160円/Lと仮定し、AIR EX FF・6人乗りのHonda公式WLTCをそのまま使って試算すると次のようになります。
| 試算条件 | ガソリン | e:HEV |
|---|---|---|
| WLTCモード | 16.4km/L | 25.4km/L |
| 年間使用量 | 約610L | 約394L |
| 年間燃料代 | 約97,600円 | 約63,000円 |
| 年間差額 | 約34,600円 | |
これは実燃費ではなく、あくまで公式WLTCと仮のガソリン単価を使った比較例です。実際は市街地比率、季節、運転方法などで変わります。それでも「年間走行距離が増えるほど燃費差が家計へ反映されやすい」という考え方をつかむには役立ちます。
車両価格差を燃料代だけで回収できるかを考える場合は、購入時点の見積もり価格と、自分の年間走行距離を使って計算してください。減税、装備差、売却価格まで含めると単純な燃料代だけでは決まりません。
年間走行距離が少ないなら「燃費差だけ」で決めない
週末の買い物中心で年間5,000km程度しか走らない人と、通勤や送迎で年間15,000km以上走る人では、燃費差の家計への影響が変わります。
年間走行距離が少なければ、e:HEVの燃費メリットを燃料代だけで回収するまで時間がかかりやすくなります。逆に、毎日の市街地走行が多く走行距離も長ければ、e:HEVの燃費差を感じやすくなります。
さらにe:HEVは、燃費だけでなく発進時のモーター走行や静粛性も選ぶ理由になります。ガソリン車は初期費用を抑えやすく、自然なエンジンフィーリングを好む人には魅力があります。数字だけでなく、試乗したときの感覚も判断材料にしてください。
ガソリン車を選ぶ理由が「燃費以外」にある人もいる
年間走行距離が少なく、購入時の予算を抑えたい人にとっては、ガソリン車の初期費用の低さが判断材料になります。また、郊外や高速を一定速度で走る時間が長い人は、市街地中心の人ほどe:HEVとの燃費差を体感しない場合があります。
一方で、毎日の送迎や通勤で市街地を走り、年間走行距離も多い人は、e:HEVの燃費性能とモーター走行の滑らかさを活かしやすくなります。
大切なのは「何年で元が取れるか」という1本の線だけで決めないことです。見積もり差、実際の年間走行距離、燃料単価、保有予定年数、乗り味の好みまで同じ表に並べると、自分に合う選択が見えやすくなります。
Aisya Laboの立場
私はFREED e:HEV AIR EX FF・7人乗りを所有しています。そのため、e:HEVについては満タン法の実測データを公開できますが、GT系ガソリン車の「自分の実燃費」として数値を出すことはできません。ガソリン車はHonda公式値と公開オーナー例を分けて扱い、所有していない車の体験談は作らない方針です。
購入価格・実燃費・車内実測・施工記録など、Aisya Laboの一次情報はAisya Labo FREED DATAにまとめています。
旧型フリードの燃費が悪いと感じる場合
旧型を所有している方は、「新車時からこのくらいだった」のか、「最近になって悪化した」のかを分けて考えると原因を探しやすくなります。
2代目GB5ならWLTC 17.0km/Lが基準
2024年5月終了モデルのガソリンFF(5BA-GB5)はWLTC 17.0km/L、4WD(5BA-GB6)は15.6km/Lです。FFと4WDを混ぜて比較すると「同じ旧型なのに数字が違う」となりやすいため、駆動方式まで合わせて確認してください。
初代GB3はJC08なので見方が違う
2016年8月終了モデルのGB3 G FFはJC08モード16.6km/Lです。G・ジャストセレクションなどは16.0km/Lと、同じ初代でもタイプ差があります。
初代は年式的にタイヤ、プラグ、吸気系、ブレーキ、センサー類など車両状態の差も大きくなります。中古車の燃費を判断するときは、カタログ値だけでなく整備記録と現車状態も確認したほうが安心です。
旧型中古車は「燃費の数字」より整備履歴も確認
旧型フリードを中古で選ぶ場合は、カタログ燃費が現行GT系より0.5km/L高いからという理由だけで決めないほうが安心です。年式が進んだ車では、タイヤ、ブレーキ、オイル、点火系などの状態によって、実際の走りや維持費が変わります。
販売店で確認したいのは、定期点検記録簿の有無、タイヤの残り溝と偏摩耗、オイル交換履歴、警告灯の有無、試乗時の加速や直進性などです。燃費が気になる場合は「この個体の平均燃費は何km/Lですか」と聞くだけでなく、直近の整備内容も合わせて確認してください。
とくに初代GB3はJC08、2代目GB5はWLTCという違いがあります。中古車サイトに記載された燃費数値だけを横並びにすると、試験モードの違いを見落としやすいので注意が必要です。
よくある質問
フリードのガソリン車は燃費が悪いですか?
一律に悪いとは言えません。現行AIR FF・6人乗りのWLTCは16.5km/Lですが、市街地モードは12.1km/L、高速道路モードは18.8km/Lです。街乗りや短距離が多いほど「悪い」と感じやすくなります。
新型GT系と旧型GB5ではどちらが燃費が良いですか?
Honda公式のWLTCで同じFFを比べると、旧型GB5のGが17.0km/L、現行AIRが16.5km/L、AIR EX・6人乗りが16.4km/Lです。公式値では旧型がわずかに上ですが、実燃費は走行条件の影響が大きいため、0.5〜0.6km/Lの差だけで購入判断を決めないほうがよいです。
新型フリードのガソリン実燃費は何km/Lですか?
統一条件の実測平均を1つの数字で断定するのは難しいです。公開オーナー例では混合走行14km/L前後、短距離中心で10km/L前後、高速では20km/L前後まで伸びる例があります。計測方法や走行条件が違うため、代表値ではなく実例として見るのが適切です。
燃費が10km/Lを切ったら故障ですか?
それだけで故障とは判断できません。短距離、渋滞、冬、冷暖房、長いアイドリングなどが重なると低くなることがあります。以前と同じ条件なのに急に悪化した、警告灯・異音・振動などがある場合は点検をおすすめします。
ガソリン車とe:HEVはどちらを選べばよいですか?
燃費を最優先するならe:HEVが有利です。一方、年間走行距離が少なく初期費用を抑えたい場合はガソリン車も検討しやすいです。車両価格差、年間走行距離、街乗り比率、保有年数をそろえて比較すると判断しやすくなります。
まとめ|フリードのガソリンは条件で印象が変わる
フリードのガソリン車は「燃費が悪い」と検索されやすい車ですが、現行GT系の公式燃費を旧型と比べると、2代目GB5との差は大きくありません。
現行AIR FF・6人乗りは16.5km/L、AIR EX FF・6人乗りは16.4km/L。2代目GB5のガソリンFFは17.0km/Lです。
一方で、現行AIRの市街地モードは12.1km/L、高速道路モードは18.8km/Lなので、「街乗りでは伸びにくく、流れの良い道では伸びやすい」という差が公式値にも表れています。
実際のオーナー例も、10km/Lを大きく下回るケースから14km/L前後、高速で20km/L前後まで幅があります。だからこそ、1回の表示燃費や他人の1つのレビューだけで「自分のフリードも同じ」と考えないことが大切です。
燃費が気になるときは、まず数回の給油で平均を見る、走行条件をメモする、タイヤ空気圧や基本点検を確認する。それでも同じ条件で急に悪化したり、警告灯や異音が出たりするなら、販売店や整備工場へ相談する順番が分かりやすいと思います。
購入前なら、ガソリンとe:HEVの燃費差だけではなく、車両価格、年間走行距離、街乗り比率、保有年数まで含めて比較してください。どちらが絶対に正解というより、自分の生活で納得できるほうを選ぶことが、あとから後悔しにくい判断につながります。
燃費・仕様は変更される場合があります。最新情報はHonda公式サイトと販売店で確認してください。公開レビューの数値は個別の使用例であり、Aisya Laboのガソリン車実測値ではありません。


