
どのベースキャリアが適合するの?
ラックとボックスはどちらが使いやすい?

立体駐車場に入れなくならない?
こんにちは、aisyalabo編集tomomoです。
新型フリード クロスターにルーフキャリアを付けたいと思っても、「どのベースキャリアが適合するの?」「ラックとボックスはどちらが使いやすい?」「立体駐車場に入れなくならない?」と迷いますよね。
特に新型フリードGT系は、AIRとCROSSTARでルーフ形状が異なります。
AIRとCROSSTARの装備や荷室、使い方の違いから整理したい場合は、新型フリードクロスターとAIRの違いも確認しておくと判断しやすくなります。
見た目が似ているキャリアでも、車種、型式、ルーフレールの有無に合っていなければ取り付けできません。
結論から言うと、新型フリード クロスターGT系では、フラッシュレールに対応したベースキャリアを最初に決め、その上でルーフラックかルーフボックスを選ぶのが基本です。
適合の分かりやすさを優先するなら、INNOのXS400+TR159+XB108BK×2が選択肢の中心になります。
ただし、キャンプ用品をたくさん載せられるからといって、何でも屋根に積めばよいわけではありません。
高さ制限、積載重量、風切り音、燃費、荷物の固定方法まで確認しておくことが、購入後に後悔しないための大切なポイントです。
この記事では、新型フリード クロスターのルーフレールに合うベースキャリアから、キャンプや家族旅行で使いやすいラック、ボックス、固定用品まで、初心者にも分かりやすく整理します。

フリードクロスターGT系のルーフキャリア選び aisyalabo編集・イメージ
- 新型フリード クロスターGT系に合うベースキャリア
- ルーフラックとルーフボックスの違い
- キャンプ用品を安全に固定するための積載用品
- 高さ制限や積載重量で後悔しない確認方法
新型フリード クロスターGT系へ初めて取り付ける場合は、ステーだけでなく、車種別取付部品のTR159とエアロバーのXB108BKが2本必要です。
部品の買い忘れや型番違いを避けたい方は、XS400+TR159+XB108BK×2がそろった車種別セットから確認すると分かりやすいですよ。
新型フリードクロスターのルーフ積載
新型フリード クロスターは、アウトドア感のある外観だけでなく、ルーフ積載を始めやすいフラッシュレールが備わっています。
ルーフまわりを含めてクロスターをアウトドア風に仕上げたい場合は、フリードクロスターGT系の外装カスタムとパーツの選び方も参考にしてください。
ただし、ルーフレールが付いているからといって、キャリアのバーをそのまま載せられるわけではありません。
ステー、車種別取付部品、バー、ラックまたはボックスという順番で、必要な部品をそろえる必要があります。

ルーフキャリアを選ぶ2つのステップ aisyalabo編集・イメージ
| 構成部品 | 役割 | 代表的な候補 |
|---|---|---|
| ステー | ルーフレールとバーをつなぐ | XS400、XS450BK |
| 車種別取付部品 | フリードのレール形状に合わせる | TR159 |
| ベースバー | ラックやボックスを載せる土台 | XB108BK、XB130BK |
| アタッチメント | 荷物を載せる、または収納する | INT578BK、BRQ55MBKなど |
| 固定用品 | 積載物の移動や飛散を防ぐ | カーゴネット、固定ベルト |
キャリア用品を探すときは、単品価格だけを見るのではなく、必要な部品が一式そろっているかを確認してください。
ステーだけ、バーだけ、取付フックだけでは使用できないため、セット内容の見落としが起こりやすいところです。
すでにINNOのエアロバーやステーを持っている場合は、不足している部品だけを買い足せることがあります。
ただし、現在持っている部品との互換性が分からない場合は、単品を組み合わせるより車種別セットのほうが安心です。
GT系のルーフレールを確認
今回対象とするのは、2024年6月に発売された新型フリードGT系のうち、CROSSTARに設定されているフラッシュレール付車です。
CROSSTAR系の型式は、ガソリン車が5BA-GT2、5BA-GT4、e:HEV車が6AA-GT6、6AA-GT8です。
FFと4WD、ガソリン車とe:HEV車で型式が変わるため、購入前には車検証の「型式」欄を確認しておくと安心ですよ。
| 車両 | 型式 | ルーフ形状 | 全高の目安 |
|---|---|---|---|
| CROSSTAR ガソリンFF | 5BA-GT2 | フラッシュレール付 | 1,755mm |
| CROSSTAR ガソリン4WD | 5BA-GT4 | フラッシュレール付 | 1,780mm |
| CROSSTAR e:HEV FF | 6AA-GT6 | フラッシュレール付 | 1,755mm |
| CROSSTAR e:HEV 4WD | 6AA-GT8 | フラッシュレール付 | 1,780mm |
型式や車両寸法などは、Honda公式の主要諸元表でも確認できます。(出典:Honda「フリード主要諸元表」)
新型フリード クロスターのルーフレールは、一般的な車高の高いルーフレールではなく、屋根に沿うように取り付けられたフラッシュタイプです。
そのため、「ルーフレール付車用」と書かれた商品であっても、一般的なレールを挟み込むタイプがそのまま使えるとは限りません。
フラッシュレール対応であり、さらに新型フリードGT系への車種別適合が確認できることが重要です。
フリード クロスターの車内だけでキャンプ用品を積む場合は、乗車人数によって使える荷室が大きく変わります。
フリードクロスター5人乗りと6人乗りの荷室の違いも確認しておくと、車内積載とルーフ積載をどう分けるか判断しやすくなります。
たとえば、クーラーボックスや水、バッテリーなどの重い物は車内へ載せ、寝袋やチェア、衣類などの軽くてかさばる物をルーフへ回すと、車体の重心を上げすぎずに積載量を増やせます。
ベースキャリアの選び方
新型フリード クロスターのルーフ積載では、ラックやボックスよりも先にベースキャリアを選びます。
ベースキャリアの適合が間違っていると、その上にどれだけ良い用品を選んでも安全に使用できません。
CROSSTARでは、フラッシュタイプのXS400と、バーが外側まで伸びるスルータイプのXS450BKが主な候補になります。
XS400が本命になる理由
新型フリード クロスターのベースキャリアで、最初の候補にしやすいのが、INNOのXS400+TR159+XB108BK×2です。Honda AccessでもCROSSTAR用の構成として掲載されています。(出典:Honda Access「システムキャリア フリード用」)
XS400は、バーの端がステーの外側へ大きく飛び出さないフラッシュタイプです。
車体との一体感を出しやすく、家族での日常使いでも見た目がすっきりまとまります。
左右にバーが張り出しにくいため、洗車や荷物の積み降ろしで頭や腕をぶつけるリスクを抑えやすいのもメリットです。
| 部品 | 型番 | 役割 |
|---|---|---|
| エアロベースステー | XS400 | フラッシュレールにバーを固定する |
| 車種別取付フック | TR159 | 新型フリードのレール形状に合わせる |
| エアロベースバー | XB108BK×2 | ラックやボックスの土台になる |
この構成を装着したときの全高目安は、FF車で約1,832mmです。
4WD車は車両自体が約25mm高いため、ベースキャリア装着時も約1,857mmがひとつの目安になります。
ベースキャリアだけなら高さ2m以下に収まりやすいものの、ラックへ荷物を積んだり、ルーフボックスを載せたりすると全高は大きく変わります。
駐車場の高さ制限は、ベースキャリアではなく、荷物を載せた完成状態で確認してください。
XS400単体には最大積載量の表示がありますが、実際に新型フリードへ積める重量は、車種別上限、取付部品、バー、アタッチメントの条件によって決まります。
一番大きな数値だけを見て判断するのではなく、組み合わせの中で最も低い上限を守るのが基本です。
価格は購入先や時期によって変わりますが、XS400、TR159、XB108BKを一式そろえると、4万円台から5万円台が目安になります。
単品を別々に購入すると安くなることもありますが、バーの本数や長さを間違えやすいため、初めてなら車種別セットのほうが分かりやすいかなと思います。
商品ページでは、次の表記がそろっているかを確認してください。
新型フリード、GT系、2024年6月以降、フラッシュレール付、TR159対応という条件です。
XS400だけでは取り付けできないため、初めて購入する場合は、必要部品がそろった車種別の一台分セットが分かりやすいです。
XS450を選ぶケース
ラックの幅を広く使いたい場合や、複数のアタッチメントを組み合わせたい場合は、スルータイプのXS450BK+TR159+XB130BK×2も候補になります。
XS450BKは、エアロバーがステーの外側まで伸びる構造です。
XS400よりもバーの有効幅を取りやすいため、ルーフボックスの横に細い積載用品を追加したい場合や、長尺物を載せるためのアタッチメントを検討している人に向いています。
| 比較項目 | XS400 | XS450BK |
|---|---|---|
| バー形状 | フラッシュタイプ | スルータイプ |
| バーの張り出し | 少ない | 多い |
| 見た目 | 車体と一体化しやすい | 積載装備らしさが出る |
| 積載幅 | 必要十分 | 広く取りやすい |
| 向いている使い方 | ボックス、コンパクトラック | 長尺物、複数用品の併用 |
| 接触への注意 | 比較的少ない | バー端への接触に注意 |
XS450BKは積載の自由度が高い一方で、バーの端が車体外側へ張り出します。
車の横を通るときや、ルーフへ荷物を持ち上げるときに、頭、肩、腕をぶつけないよう注意が必要です。
特に新型フリード クロスターは全幅が1,720mmあるため、狭い駐車場や自宅の通路では、バーの張り出しが使いにくさにつながる可能性があります。
また、バーが長ければ多く積めるというわけではありません。
車両の横幅を超える積載や、アタッチメントをステーより外側へ取り付ける方法には、製品ごとの速度制限や取付条件が設定される場合があります。
購入前に、何をどの位置へ取り付けたいのかまで考えてください。
XS450BK自体は最大積載量75kgと案内されていますが、新型フリードに載せるときは車種別の上限が優先されます。
「ステーが75kgだから75kg積める」と判断しないようにしましょう。
ラックとルーフボックスの併用や、将来的なアタッチメント追加まで考えるなら、バーの有効幅を取りやすいXS450BKも候補になります。
張り出し量や車種別の積載上限を確認したうえで、XS450BK+TR159+XB130BK×2のセット内容を比較してください。

ルーフラックとルーフボックスの比較 aisyalabo編集・イメージ
ルーフラックの選び方
ルーフラックは、コンテナ、折りたたみチェア、タープ、焚き火台、濡れたキャンプ用品などを外積みしたい人に向いています。
形の違う荷物を積みやすく、使わないときの圧迫感もルーフボックスより少なめです。
一方で、荷物が雨、砂ぼこり、虫、紫外線にさらされるため、固定用品と防水対策が欠かせません。
INT578とINT579の違い
新型フリード クロスターで選びやすいINNOのルーフラックには、エアロラックシェイパー80のINT578BKと、エアロラックシェイパー110のINT579BKがあります。
どちらもアルミ製で、フロアパネルを縦方向に配置し、風切り音を抑えるように設計されたラックです。
| 比較項目 | INT578BK | INT579BK |
|---|---|---|
| 商品名 | エアロラックシェイパー80 | エアロラックシェイパー110 |
| 製品重量 | 約7.0kg | 約8.5kg |
| メーカー価格の目安 | 39,600円 | 42,900円 |
| 大きさの傾向 | コンパクト | 幅広く余裕がある |
| 向いている荷物 | 中型コンテナ、濡れ物 | 大型コンテナ、チェア、コット |
| 扱いやすさ | 日常とキャンプの両立向き | 積載量優先 |
日常使いとキャンプの両立を重視するならINT578BKが選びやすいです。
コンテナやチェアなどを多く積みたい場合は、サイズに余裕のあるINT579BKも比較してみてください。
初めてルーフラックを使うなら、私はINT578BKから考えるのが分かりやすいと思います。
新型フリードの車幅や屋根とのバランスを取りやすく、キャンプ用品を外積みするには十分なスペースを確保しやすいからです。
折りたたみチェア、テーブル、タープ、空になった収納コンテナ、濡れたグランドシートなど、軽くて車内へ入れたくない荷物と相性が良いです。
INT579BKは、家族分のチェア、コット、テント用品など、かさばる荷物を多く載せたい人に向いています。
ただし、ラックが大きくなるほど、ラック本体の重量と積載物の重量が増えやすくなります。
さらに、Honda Accessの案内では、INT579BKの取付金具がステーカバーへ干渉する場合があるとされています。
装着前には、ベースキャリアとの取付位置や金具の向きを販売店または取付専門店で確認してください。

INT578BKとルーフラックの固定方法 aisyalabo編集・イメージ
屋根には、できるだけ軽い荷物を載せるのが基本です。
水を入れたタンク、大型クーラーボックス、ポータブル電源、工具箱のような重い物は、車内の低い位置へ積んだほうが重心を抑えやすくなります。
反対に、寝袋、マット、衣類、空のコンテナ、折りたたみチェアはルーフラックへ回しやすい荷物です。

ルーフ積載の重量バランス aisyalabo編集・イメージ
新型フリードの車内積載やシートアレンジも合わせて考えたい場合は、フリードクロスターの内装と荷室の使い勝手も参考にしてください。
ルーフボックスの選び方
ルーフボックスは、旅行バッグ、寝袋、衣類、ベビーカー用品、スキー用品などを、雨や汚れから守りながら運びたい人に向いています。
収納物を外から見られにくく、鍵をかけられる製品も多いため、家族旅行では使いやすい選択肢です。
ただし、ボックス本体が大きいため、車高、保管場所、取り外し方法まで考えて選ぶ必要があります。
BRQ55と大容量モデル比較
新型フリード クロスターで最も候補にしやすいのは、INNOのBRQ55MBKです。
容量は300L、製品重量は約15.5kgで、クイッククランプを使ってベースキャリアへ固定するタイプです。
カバーを開けた位置で支えるダンパー、自動2点ロック、ボックス内部の固定ベルトなど、家族旅行で使いやすい機能がそろっています。(出典:INNO「BRQ55MBK イノールーフボックス55」)
| 比較項目 | BRQ55MBK | BRM2020ST |
|---|---|---|
| 容量 | 300L | 400L |
| 製品重量 | 約15.5kg | 約19.5kg |
| 最大積載量 | 50kg | 50kg |
| 開閉方法 | 製品仕様を購入時に確認 | 左右両開き |
| 固定方式 | クイッククランプ | メモリークランプ |
| 向いている用途 | 普段使い、家族旅行 | 長期旅行、冬用品、大物 |
| CROSSTAR向けの確度 | 高い | 個別確認が必要 |
新型フリード クロスターとの組み合わせの分かりやすさを優先するなら、Honda AccessのA-Collectでも掲載されているBRQ55MBKから確認すると安心です。
購入前には、商品価格だけでなく、装着後の全高と自宅・立体駐車場の高さも確認してください。
BRQ55MBKをXS400系のベースキャリアへ取り付けた場合、FF車の全高は約2,112mmが目安です。
4WD車ではさらに約25mm高くなり、約2,137mmが目安になります。
ここはかなり重要です。
高さ制限2.1mの立体駐車場では、FF車でも余裕がなく、4WD車は数値上超える可能性があります。

BRQ55MBK装着後の高さと2.1m制限 aisyalabo編集・イメージ
入口の表示が2.1mだからといって、2.1m未満なら必ず通れるとは限りません。
路面の傾斜、タイヤの状態、積載物、入口設備の形状によって余裕が変わるため、高さ制限ぎりぎりの場所へは入らないほうが安全です。
もっと容量が欲しい場合は、400LのBRM2020STも候補になります。
左右両側から開けられるため、荷物の積み降ろしがしやすく、寝袋、冬用衣類、スキー、スノーボードなどの大物を収納しやすいモデルです。
ただし、BRM2020STはBRQ55MBKよりも約4kg重く、ボックス自体の高さや大きさも増えます。
さらに、新型フリード クロスター向けとしてHonda Accessが直接示している基準商品ではないため、バー間隔、テールゲートとの干渉、全高を個別に確認する必要があります。
容量が100L増えても、屋根へ載せられる重量まで増えるわけではありません。
大容量ボックスは「重い荷物を増やすため」ではなく、軽くてかさばる荷物を多く収納するために使うと考えてください。
家族分の冬用品や長期旅行の荷物を収納したい場合は、400LのBRM2020STも候補になります。
購入前に、新型フリード クロスターへの個別適合、バー間隔、テールゲートとの干渉、装着後の全高を確認してください。
キャンプ積載用品の選び方
ルーフラックへ荷物を載せる場合、ラック本体だけでは安全に運べません。
固定ベルト、カーゴネット、防水バッグ、収納コンテナ、滑り止め用品などを組み合わせ、荷物が前後左右や上方向へ動かないように固定します。
安さだけで固定用品を選ぶと、バックルの緩み、ベルトの伸び、紫外線による劣化が起きやすいため注意してください。
固定ベルトとネット
ルーフラックの荷物を固定するときは、カーゴネットだけで済ませず、固定ベルトと併用するのが基本です。
カーゴネットは、複数の荷物を上から押さえ、細かな荷物の浮き上がりや飛散を防ぐのに向いています。
一方、固定ベルトは、コンテナやバッグをラックへ直接締め付け、前後左右へ動かないようにする役割があります。
| 積載用品 | 主な役割 | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| カーゴネット | 荷物全体を上から覆う | ラックの大きさに合うサイズ |
| バックル式ベルト | コンテナやバッグを固定する | 長さ、耐候性、バックル強度 |
| ラチェットベルト | 強い力で荷物を締め付ける | 締めすぎによる破損に注意 |
| 滑り止めマット | 荷物の横滑りを抑える | 屋外使用と耐水性を確認 |
| 保護パッド | ベルトと荷物の接触を保護する | 角のあるコンテナに有効 |
Honda Accessの組み合わせ例では、INNOのINT578BKにはIN811カーゴネットS、INT579BKにはIN812カーゴネットMが掲載されています。
ただし、ネットのサイズはラックだけでなく、荷物を積み上げた高さによっても変わります。
ネットが小さすぎると端まで届かず、大きすぎると余った部分が風でばたつきます。
荷物を載せた状態で、フックがラックの確実な固定箇所へ届くサイズを選んでください。
ルーフラックへ荷物を載せる場合は、ラック本体だけでなく、荷物の大きさに合うカーゴネットと固定ベルトも必要です。
固定ベルトは、ラックの床板や取付金具ではなく、製品の取扱説明書で指定された場所へ通します。
細いパネルや樹脂部分へベルトをかけると、走行中の振動で変形や破損につながる可能性があります。
また、ラチェット式のベルトは強く締められますが、締めすぎるとコンテナが変形したり、ラックへ過度な力がかかったりします。
締め付けが強いほど安全というわけではありません。
コンテナやバッグはネットだけに頼らず、固定ベルトでラックへ直接固定してください。
出発前には、荷物を両手で前後左右へ動かし、簡単にずれないことを確認してください。
さらに、出発してしばらく走った後、休憩場所で一度増し締めを確認するのがおすすめです。
ベルトや荷物は振動によってなじみ、最初より緩む場合があります。
高速道路へ入る前、強風時、雨天時には特に確認したいところです。
防水バッグと収納ボックス
ルーフラックは荷物が外へ露出するため、防水バッグやフタ付き収納ボックスがあると使いやすくなります。
ただし、「防水」と書かれていても、完全に水の侵入を防げるとは限りません。
ファスナー部分、縫い目、フタの合わせ目、空気抜き穴から水が入る可能性があります。
| 用品 | 向いている荷物 | 注意点 |
|---|---|---|
| 防水カーゴバッグ | 寝袋、衣類、マット | 縫い目とファスナーの防水性 |
| ハードコンテナ | 調理用品、小物、キャンプ用品 | フタのロックと耐候性 |
| 折りたたみコンテナ | 軽い道具、現地で増える荷物 | 雨水が入りやすい製品がある |
| ドライバッグ | 濡れたタオル、衣類、水遊び用品 | 荷物ごとに小分けする用途向き |
| 収納用インナーバッグ | ルーフボックス内の荷物 | 持ち運びやすい大きさを選ぶ |
寝袋や衣類をルーフラックへ載せる場合は、急な雨に備えて防水バッグやドライバッグへ小分けしておくと安心です。
衣類や寝袋など、濡れると困る物をルーフラックへ載せる場合は、外側の防水バッグだけに頼らず、荷物を防水袋で小分けすると安心です。
特に寝袋は、一度水が入ると乾燥に時間がかかります。
防水バッグの中へさらに圧縮袋やドライバッグを入れる二重構造にすると、急な雨への備えになります。
ハードコンテナを選ぶときは、容量だけでなく、フタの固定方法と持ち手の強度も確認してください。
調理用品や小物は、フタをロックできるハードコンテナへまとめると固定しやすくなります。
ルーフラックでは走行風を受けるため、フタを左右の簡単な留め具だけで固定する製品は、上からベルトを追加したほうが安全です。
コンテナの角へベルトが直接当たる場合は、保護パッドを挟むとベルトの摩耗を抑えられます。
コンテナの横滑りやベルトの擦れが気になる場合は、屋外対応の滑り止めマットや保護パッドも確認してください。
屋根へ載せないほうがよい物もあります。
ポータブル電源、モバイルバッテリー、燃料、ガス缶、精密機器、割れ物、高温に弱い食品などは、直射日光、雨、衝撃の影響を受けやすいため、車内へ積むほうが安心です。
車中泊と組み合わせる場合は、就寝スペースを空けるために、日中の荷物をルーフへ移す使い方も便利です。
新型フリードクロスターの車中泊グッズと荷物整理や、フリード6人乗りの車中泊と荷物配置も合わせて確認すると、車内とルーフの役割を分けやすくなります。
取付前に確認する注意点
ルーフキャリアは、正しく取り付ければキャンプや旅行の積載力を大きく広げてくれます。
一方で、高さと重心が変わり、風の影響も受けやすくなる装備です。
購入前には、車両への適合だけでなく、駐車環境、積載重量、走行方法、保管方法まで確認してください。
高さ重量風音燃費を確認
新型フリード クロスターへルーフキャリアを取り付けるとき、最初に確認したいのが全高です。
XS400系のベースキャリアだけなら、FF車で約1,832mm、4WD車で約1,857mmが目安です。
BRQ55MBKを組み合わせると、FF車で約2,112mm、4WD車で約2,137mmまで高くなる目安があります。
| 装着状態 | FF車の全高目安 | 4WD車の全高目安 |
|---|---|---|
| 標準状態 | 約1,755mm | 約1,780mm |
| XS400系ベース装着 | 約1,832mm | 約1,857mm |
| BRQ55MBK装着 | 約2,112mm | 約2,137mm |
数値は一般的な目安であり、車両仕様、タイヤ、積載状態、取付位置などによって変わる可能性があります。
実際に取り付けた後は、地面から最も高い位置までを測り直してください。
次に大切なのが積載重量です。
ルーフ上の重量は、荷物だけでなく、ラックやボックス、固定金具を含めて考えます。
たとえば、製品重量約15.5kgのBRQ55MBKへ荷物を積む場合、ボックス本体を無視して荷物だけの重さを計算してはいけません。
ベースキャリア、アタッチメント、固定用品、荷物を含めた総重量を確認してください。
重い荷物を高い位置へ積むと、カーブ、横風、急な車線変更で車体が揺れやすくなります。
高速道路では速度を控え、車間距離を長めに取り、急ハンドルと急ブレーキを避けましょう。
雪道やキャンプ場へ向かう場合は、屋根上の荷物だけでなく路面状況も確認が必要です。
フリードクロスター4WDの雪道と未舗装路での注意点も参考にしてください。
風切り音は、ベースキャリアだけでも発生することがあります。
さらに、ラックの荷物に隙間が多い、ベルトが余っている、ネットがばたついている、ボックスの取付位置が合っていない場合は、音が大きくなりやすいです。
走行中に急に音が変わった場合は、固定の緩みやベルトのばたつきがないか、安全な場所へ停車して確認してください。
燃費への影響は、製品形状、荷物の高さ、速度、風向き、走行距離によって変わります。
一律に何%悪化すると断定はできませんが、空気抵抗と重量が増えるため、未装着時より燃費が下がる可能性があります。
特に高速道路では、前面投影面積が大きいボックスや、高く積み上げた荷物の影響が出やすくなります。
フリードの屋根へ荷物を載せるときは、タイヤやドア部分へ無理に足を掛けず、安定した踏み台を使うと作業しやすくなります。
ルーフボックスを外して保管する場合は、床へ直接置かず、カバーや保管用フックを使う方法もあります。
取付部は、定期的に緩み、ずれ、サビ、傷、ロックの動作を確認してください。
洗車後や長距離走行後、強風の中を走った後は、砂や水分が固定部へ残っていないかも確認します。
ベルトとネットは消耗品です。
色あせ、毛羽立ち、ひび割れ、バックルの変形が見られた場合は、そのまま使い続けず交換してください。
ルーフラックやルーフボックスは、取り付けた状態でも保安基準に適合している必要があります。寸法や重量の変更が軽微な範囲に該当するかも含め、取付状態に応じて確認してください。(出典:国土交通省「構造等変更の手続」)

ルーフキャリア出発前チェック aisyalabo編集・イメージ
用途別おすすめ構成
新型フリード クロスターのルーフキャリアは、人気商品だけで決めるのではなく、載せたい荷物と使う頻度で選ぶことが大切です。
日常と家族旅行を両立したい人、キャンプ用品を外積みしたい人、大容量を優先したい人では、選ぶ構成が変わります。
| 使い方 | おすすめ構成 | 向いている荷物 | 主な注意点 |
|---|---|---|---|
| 日常と家族旅行 | XS400+TR159+XB108BK×2+BRQ55MBK | 旅行バッグ、寝袋、衣類、冬用品 | 全高約2.1m超に注意 |
| 軽めのキャンプ | XS400+TR159+XB108BK×2+INT578BK | コンテナ、チェア、タープ、濡れ物 | ネットとベルトが必要 |
| 家族キャンプ | XS400+TR159+XB108BK×2+INT579BK | 大型コンテナ、コット、テント用品 | 金具干渉と総重量を確認 |
| 積載幅を優先 | XS450BK+TR159+XB130BK×2 | 長尺物、複数アタッチメント | バーの張り出しに注意 |
| 大容量収納 | XS400系+BRM2020ST | 長期旅行、スキー、冬装備 | 個別適合とハッチ干渉を確認 |
迷ったときの基準は、XS400系を土台にして、外積みならINT578BK、収納ならBRQ55MBKです。
この2つは用途が分かりやすく、新型フリード クロスターのサイズにも合わせやすい構成です。
INT579BKは、荷物が多い家族キャンプで便利ですが、ラックが大きいぶん、積みすぎや金具の干渉に注意してください。
BRM2020STは400Lの容量が魅力ですが、新型フリード クロスターへの適合を購入前に個別確認する必要があります。
高額な大容量商品だから正解というわけではありません。
年に何回使うのか、どこへ駐車するのか、取り外した後にどこへ保管するのかまで考えて選びましょう。
商品を探すときは、商品名だけでなく型番まで入力すると、似た商品やサイズ違いとの取り違えを減らせます。
ルーフ用品以外のマット、収納用品、後席用品も合わせて整理したい場合は、新型フリードクロスターの純正・社外アクセサリーの選び方も参考にしてください。
フリードのルーフキャリアに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 新型フリード クロスターにはルーフレールが付いていますか?
A. 新型フリード クロスターGT系には、屋根に沿う形のフラッシュレールが備わっています。
ただし、ルーフレールへラックやボックスを直接取り付けることはできません。
XS400またはXS450BK、TR159、適合するエアロバーなどでベースキャリアを組む必要があります。
Q2. XS400とXS450BKはどちらがおすすめですか?
A. 見た目、日常の扱いやすさ、ルーフボックスとの組み合わせを重視するなら、バーの張り出しが少ないXS400が選びやすいです。
長尺物や複数のアタッチメントを載せるために、バーの有効幅を広く取りたい場合はXS450BKが候補になります。
どちらを選ぶ場合も、GT系フラッシュレール付車への適合と、必要なバーの型番を確認してください。
Q3. ルーフラックとルーフボックスはどちらがキャンプ向きですか?
A. コンテナ、チェア、タープ、濡れた用品などを自由に載せたいならルーフラックが向いています。
寝袋、衣類、旅行バッグなどを雨や汚れから守りたいならルーフボックスが使いやすいです。
アウトドア用品を外積みしたいならINT578BK、家族旅行とキャンプの両方で収納性を重視するならBRQ55MBKから検討すると整理しやすいですよ。
Q4. ルーフボックスを付けたまま立体駐車場へ入れますか?
A. XS400系とBRQ55MBKを組み合わせた場合、全高はFF車で約2,112mm、4WD車で約2,137mmが目安です。
高さ制限2.1mの駐車場では、入庫できない可能性が高いと考えてください。
数値はあくまで一般的な目安なので、装着後に実車の高さを測り、高さ制限ぎりぎりの施設には入らないほうが安全です。
Q5. ルーフキャリアは自分で取り付けても大丈夫ですか?
A. 取扱説明書を理解し、指定された部品、位置、締付方法を守れる場合は、自分で取り付けられる製品もあります。
ただし、締付不足、取付位置の間違い、部品の組み合わせ違いは、走行中の脱落や車体の損傷につながる可能性があります。
少しでも不安がある場合は無理にDIYせず、Honda販売店、カー用品店、キャリア取付専門店へ相談してください。


◆tomomoのワンポイントアドバイス
ルーフキャリアを選ぶ前に、キャンプへ何人で行き、車内に何を残したいかを整理してみてください。
「積めるだけ積む」よりも、車内に残したい荷物を先に決めるほうが、ラックとボックスのどちらが必要なのか見えてきますよ。