
この丸目フェイスにしたい!
純正とはまったく違うレトロな雰囲気がいい!

この金額で完成するの?
ガソリン車にも付く?
こんにちは、aisyalabo編集tomomoです。
フリードクロスターのDAMD仕様を見て、「この丸目フェイスにしたい」「純正とはまったく違うレトロな雰囲気がいい」と気になっている方も多いかなと思います。
一方で、DAMDの公式価格を見ると未塗装キットが327,800円と表示されているため、「この金額で完成するの?」「ガソリン車にも付く?」「Honda純正カスタムと比べて、どれくらい高い?」と迷いますよね。
結論から言うと、フリードクロスター用のDAMD FREED ISOLATORは、外観を大きく変えたいe:HEVオーナーには魅力的な選択肢です。
ただし、未塗装キットの価格だけでは装着できず、送料、塗装、取付、センサーのエーミングまで含めると、完成総額は50万円台から60万円台になる可能性があります。
さらに、ガソリン車やアダプティブドライビングビーム装着車には対応していません。
この記事では、フリード クロスターのカスタムでダムドを検討している方に向けて、価格、適合条件、失われる純正機能、Honda純正外装との違いまで分かりやすく整理します。

フリードクロスター用DAMDの価格、適合条件、取付総額、後悔しない選び方を解説します。
※価格・適合・商品仕様は2026年7月25日時点の情報です。内容が変更される可能性があるため、注文前には必ずDAMD公式サイトと施工店で最新情報をご確認ください。
フリードクロスターDAMDの結論
最初に、フリードクロスターDAMDを選ぶべき人と、慎重に判断したほうがよい人を整理します。
DAMDの正式な商品名は、FREED ISOLATOR for CROSSTAR(e:HEV)です。商品内容、価格、適合条件は、(出典:DAMD公式「FREED ISOLATOR for CROSSTAR」)で確認できます。
純正のフロントグリルに装飾を追加する程度ではなく、バンパー、グリル、ヘッドライト周辺まで交換し、フリードクロスターを丸目のレトロなデザインへ変えるフェイスチェンジキットです。
フリードクロスターを街で見かける機会が増えてきたなかで、「同じ車種でも、自分らしい外観にしたい」という方には、かなり魅力のあるカスタムだと思います。
ただし、DAMDは327,800円のキットを買えば完成する商品ではありません。
未塗装品を購入する場合は板金塗装が必要で、塗装済み品でも送料、取付工賃、センサー移設、ヘッドライト光軸調整、エーミングなどの費用が別にかかります。
DAMD塗装と発売時に公表された送料を合計すると469,700円となり、ここへ取付や校正の費用を加えると、完成総額は一般的に50万円を超える予算で考える必要があります。

丸目レトロの外観を重視し、50万円以上の予算を用意できるe:HEVオーナーに向いています。純正機能や予算を重視する場合は慎重な比較が必要です。
| 判断項目 | DAMDが向いている人 | 慎重に考えたい人 |
|---|---|---|
| 外観 | 丸目のレトロデザインへ大きく変えたい | 純正デザインを残したい |
| 車両 | e:HEV CROSSTARのGT6・GT8 | ガソリン車、ADB装着車 |
| 予算 | 取付まで含め50万~60万円台を想定できる | 部品代を30万円台に抑えたい |
| 純正機能 | 丸目デザインを優先できる | 純正LEDやDRLを維持したい |
| 保証や整備 | 施工店と事前確認できる | Honda純正保証を優先したい |
特に重要なのが適合です。
対象となるのは、原則としてe:HEV CROSSTARの6AA-GT6または6AA-GT8で、ガソリン車には装着できません。
さらに、e:HEVであってもメーカーオプションのアダプティブドライビングビームを付けている車両は非対応です。
私なら、まず車検証と新車注文書を用意し、DAMDのキット代、塗装、送料、取付、エーミングを分けた見積書を取ってから判断します。
見た目にひかれて購入するのは悪いことではありませんが、長く乗る車だからこそ、装着後の機能や点検まで知って選ぶことが大切ですよ。
DAMDでレトロ化する魅力
DAMD FREED ISOLATORの魅力は、フリードクロスターの使いやすさを残しながら、フロントマスクの印象を大きく変えられることです。
現行フリードクロスターは、標準状態でも専用バンパーや樹脂パーツを備えたアウトドア寄りのデザインになっています。
そこへDAMDのフェイスチェンジキットを装着すると、現代的な横長ライトの印象から、丸型ヘッドライトと直線基調のグリルを使ったレトロな表情へ変わります。
イメージとしては、本格的な四輪駆動車のように車高やボディー構造を変えるのではなく、フリードの実用性を残しながら、少し懐かしい道具感を加えるカスタムです。
キットには、主に次の部品が含まれています。
| キット部品 | 役割 |
|---|---|
| ボンネットカバー | ボンネット前部の形状と見え方を整える |
| フロントグリル&バンパー | フロント全体をレトロな造形へ変更する |
| フェンダーパネル | AIRへ装着する際に使用する部品 |
| IPF製丸型ハロゲンランプ | DAMDらしい丸目フェイスをつくる |
| ヘッドランプステー | 丸型ランプを車体へ固定する |
| コーナーウインカー | 前方の方向指示器として使用する |
| コーナーポジションランプ | フロント両端の灯火を構成する |
| 配線・取付部品 | ランプやバンパーの装着に使用する |
CROSSTARへ取り付ける場合、キットに含まれるAIR用フェンダーパネルは基本的に使用せず、純正フェンダーを元の位置へ戻します。
また、純正フォグランプを装着している車両では、フォグランプをDAMDバンパーへ移設します。
フォグランプを装着していない車両には、付属するフォグランプカバーを使用する仕組みです。
デモカーでは、ウッド調サイドデカール、スチールホイール、ホワイトレタータイヤ、ルーフラックなどが組み合わされていることがあります。
ただし、写真に写っているパーツが、すべて327,800円のフェイスチェンジキットに含まれるわけではありません。
ウッド調サイドデカールは63,800円、DAMDのamabileスチールホイールは4本で79,200円、ルーフラックは6万円台で、さらに取付費や送料が必要です。
丸目フェイスだけで完成させるのか、ホイールやデカールまで統一するのかによって、最終的な予算と雰囲気はかなり変わります。
DAMD以外のグリル、フォグランプ、ホイール、ルーフ用品も含めて比較したい方は、フリードクロスターGT系の外装カスタムとパーツの選び方も参考にしてください。
DAMD ISOLATORの価格
DAMDの価格を見るときは、商品ページに表示される本体価格と、実際に車へ装着するまでの完成総額を分けて考える必要があります。
ここでは、2026年7月25日時点で確認できる公開価格を使い、何にいくらかかるのかを整理します。
未塗装キットと塗装代の内訳
FREED ISOLATORのフェイスチェンジキットは、未塗装品が327,800円です。
未塗装品は、ボディーカラーに塗られていない下地状態の製品で、そのまま装着して完成する商品ではありません。
塗装前に車体へ仮合わせを行い、バンパーやボンネットカバーの位置、フェンダーとのすき間、固定部分などを確認してから塗装します。
| 費用項目 | 公開価格 | 補足 |
|---|---|---|
| フェイスチェンジキット未塗装品 | 327,800円 | 塗装が必要 |
| DAMD塗装代 | 115,500円 | 対応色は2色 |
| 発売時公表送料 | 26,400円 | 注文時に再確認が必要 |
| 専用LEDバルブキット | 29,700円 | 送料・工賃別 |
| 取付工賃 | 店舗別見積もり | 車両装備で変動 |
| エーミング・校正 | 店舗別見積もり | センサー移設後に必要 |
DAMDが直接塗装に対応しているボディーカラーは、次の2色です。
プラチナホワイト・パール(NH883P)と、デザートベージュ・パール(YR662P)です。
この2色の塗装品は2026年4月10日から販売されています。
それ以外のソニックグレー・パール、メテオロイドグレー・メタリック、クリスタルブラック・パール、シーベッドブルー・パールなどは、未塗装品を購入し、板金塗装工場で塗ってもらう必要があります。
DAMD塗装品は、自動車メーカーが指定する色情報をもとに調色した近似色です。
同じ色番号であっても、車体と樹脂パーツでは素材が違い、車両の保管環境や日焼けの状態によっても色の見え方が変わります。
新車でもわずかな色差が出る可能性があるため、色のつながりを重視する方は、未塗装品を購入して現車合わせで塗装してもらう方法も検討できます。
未塗装品を選ぶ場合の基本的な計算は、次のようになります。
327,800円+公表送料26,400円+地域の塗装費+取付・校正費用です。
つまり、塗装前の段階ですでに354,200円となり、そこから塗装と取付に必要な費用が加わります。
DAMD塗装品を選ぶ場合は、327,800円に塗装代115,500円と公表送料26,400円を加え、469,700円+取付・校正費用となります。
なお、現在の商品見積もり画面では送料が見積額に含まれない案内になっています。
26,400円は発売時に公表されたフェイスチェンジキットの送料なので、実際に注文するときは、配送先や地域を伝えて最新の送料を確認してください。
送料と取付を含む完成総額
DAMD公式では、FREED ISOLATORの統一された取付工賃を公開していません。
取付店、塗装方法、フロントカメラやパーキングセンサーの装備、フォグランプの有無、車体の状態などによって作業内容が変わるためです。

未塗装キットは約33万円ですが、塗装、取付、送料、エーミングなどを含めると、完成総額は50万~60万円台になる可能性があります。
そこで、DAMD塗装品と公表送料の469,700円を基準に、取付と校正の費用が変わった場合の単純な予算計算を行うと、次のようになります。
| 仮の取付・校正費用 | 完成総額の計算例 |
|---|---|
| 80,000円 | 549,700円 |
| 120,000円 | 589,700円 |
| 160,000円 | 629,700円 |
※上記の80,000円、120,000円、160,000円は工賃相場を示す金額ではなく、予算を考えるための計算例です。
取付工賃に何が含まれているかも重要です。
純正バンパーを外してDAMDバンパーを付けるだけではなく、純正ヘッドライトの脱着、丸型ランプと専用ステーの組立、配線、カメラやセンサーの移設、導風板の加工などが必要になります。
取付後には、ヘッドライトの光軸、ウインカー、ポジションランプ、フォグランプ、フロントカメラ、パーキングセンサー、Honda SENSINGの動作確認も必要です。
見積書では、少なくとも次の費用を分けてもらうと比較しやすくなります。
| 見積項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 外装脱着工賃 | バンパー、グリル、ヘッドライトの脱着 |
| 部品加工費 | 導風板のカットや取付部の調整 |
| 電装作業費 | ヘッドライト、ウインカー、ポジションの配線 |
| 純正部品移設費 | カメラ、センサー、フォグランプの移設 |
| 光軸調整費 | ヘッドライトの照射位置調整 |
| エーミング費 | 移設したセンサーやカメラの校正 |
| 動作確認費 | Honda SENSINGや各ランプの点検 |
| 代車・保管費 | 施工期間中の代車や車両保管 |
純正カメラやセンサーを移設したあとは、メーカーの基準に沿ってエーミングを行うようDAMDが案内しています。
「エアロ取付一式」という見積もりだけで決めず、エーミングまで含まれているか確認することが大切です。
丸目ライトをLED化したい場合は、専用LEDバルブ・ポジション球キット29,700円を追加できます。
DAMD塗装品、公表送料、LEDキットを合計すると499,400円となり、ここへLEDキットの送料、取付工賃、エーミング費用が加わります。
新車のe:HEV CROSSTARと同時に購入する場合の参考計算も見てみましょう。
| e:HEV CROSSTAR | 車両本体価格 | DAMD塗装品・公表送料を加算 |
|---|---|---|
| FF・5人乗り | 3,327,500円 | 3,797,200円 |
| FF・6人乗り | 3,371,500円 | 3,841,200円 |
| 4WD・5人乗り | 3,558,500円 | 4,028,200円 |
| 4WD・6人乗り | 3,602,500円 | 4,072,200円 |
この表には、DAMDの取付工賃、エーミング、登録諸費用、ナビ、ドラレコ、フロアマット、メンテナンス用品などは含まれていません。
プラチナホワイト・パールとデザートベージュ・パールは、Honda側でも有料色となるため、車両注文時の見積もりではボディーカラー代も確認してください。
新型フリードクロスター自体の価格、グレード、維持費も含めて検討したい方は、新型フリードクロスターの価格と選び方をまとめた総合ガイドも参考になります。
フリードクロスターの適合条件
DAMD FREED ISOLATORは、現行フリードならどの車両にも取り付けられるわけではありません。
車両型式だけでなく、パワートレイン、グレード、メーカーオプション、福祉車両仕様まで確認する必要があります。

DAMD FREED ISOLATORはe:HEV CROSSTARが基本対象です。ガソリン車とアダプティブドライビングビーム装着車には取り付けられません。
対応型式はGT6とGT8
フリードクロスター用DAMDの対象型式は、DAMD公式の商品データでは6AA-GT6/6AA-GT8と案内されています。
GT6はe:HEV CROSSTARのFF車、GT8はe:HEV CROSSTARの4WD車です。
| 型式 | パワートレイン | 駆動方式 | DAMDの基本適合 |
|---|---|---|---|
| 6AA-GT6 | e:HEV | FF | 対象 |
| 6AA-GT8 | e:HEV | 4WD | 対象 |
| 5BA-GT2 | ガソリン | FF | 非対応 |
| 5BA-GT4 | ガソリン | 4WD | 非対応 |
FFと4WDのどちらも基本の対象に含まれるため、駆動方式だけを理由にあきらめる必要はありません。
5人乗りと6人乗りについても、通常のe:HEV CROSSTARであれば対象として考えられます。
ただし、型式が一致していても、次に解説するADBの有無やスロープ仕様によって装着できない場合があります。
車検証では、車名だけでなく「型式」の欄を確認してください。
電子車検証の場合は、車検証閲覧アプリや自動車検査証記録事項でも型式を確認できます。
施工店へ相談するときは、「新型フリードクロスターです」とだけ伝えるのではなく、GT6またはGT8、FFまたは4WD、5人乗りまたは6人乗り、初度登録年月まで伝えると話が進みやすくなります。
ガソリン車とADB車は非対応
フリードクロスターDAMDで最も間違えやすいのが、ガソリン車の適合です。
発売当初はガソリン車用について「開発中」と案内されていましたが、その後、DAMDは2025年12月7日に開発中止を正式に発表しています。(出典:DAMD公式「ガソリン車用FREED ISOLATOR開発中止のお知らせ」)
開発を進めるなかで、安全性と品質に関するDAMDの社内基準を満たす製品化が難しいと判断されたことが理由です。
そのため、ガソリンCROSSTARの5BA-GT2と5BA-GT4には装着できません。
古い記事、発売前の動画、過去の販売案内などに「ガソリン車用は開発中」と残っている可能性がありますが、現在は開発中ではなく開発中止です。
ガソリン車の方は、DAMDの発売を待つのではなく、Honda純正のフロントグリル、フロントガーニッシュ、ブラックエンブレムなど、適合が確認できる別の外装カスタムを検討しましょう。
もうひとつの重要条件が、メーカーオプションのアダプティブドライビングビームです。
現行フリードには、前方の状況に応じて照射範囲を細かく制御するアダプティブドライビングビームがメーカーオプションとして設定されています。
この装備が付いている車両は、e:HEVのGT6またはGT8であってもDAMDを装着できません。
ADBの有無は、車検証の型式だけでは判断できないため、新車注文書、契約書、メーカーオプションの明細、車両装備表などを確認してください。
明細に「アダプティブドライビングビーム+後退出庫サポート」と記載されている場合は、施工を進めずDAMDや販売店へ確認しましょう。
スロープ車は個別確認が必要
e:HEV CROSSTARスロープについては、型式だけで適合を判断しないほうが安全です。
CROSSTARスロープにもGT6の型式がありますが、DAMDが公表している適合グレードでは、通常のCROSSTARは記載されている一方、CROSSTARスロープは明記されていません。
スロープ車は、後部の福祉装備が中心とはいえ、通常モデルとは車両構成や重量、装備条件が異なる部分があります。
スロープ仕様の乗車人数や装備、通常モデルとの違いは、フリードクロスターGT系のスロープ仕様と確認ポイントで詳しく整理しています。
そのため、「型式がGT6だから付くはず」と自己判断せず、車台番号や車両仕様を伝えて個別確認してください。
DAMDへ問い合わせる際は、次の情報を用意しておくと確認しやすくなります。
| 確認情報 | 確認する場所 |
|---|---|
| 車両型式 | 車検証・自動車検査証記録事項 |
| 車台番号 | 車検証 |
| グレード名 | 注文書・保証書 |
| スロープ仕様 | 車両名・注文書 |
| ADBの有無 | メーカーオプション明細 |
| カメラ・センサー | 注文書・車両装備表 |
| フォグランプ | 車両の現物・用品明細 |
スロープ車に限らず、マルチビューカメラ、フロントカメラ、パーキングセンサー、純正フォグランプなどが付いている場合は、見積もり時に必ず申告してください。
装備を伝えないまま一般的な取付価格だけを聞くと、施工開始後に追加作業が必要となり、見積額が変わる可能性があります。
適合や保証条件は車両仕様によって異なるため、正確な情報はDAMD公式サイト、Honda販売店、施工を依頼する専門店で確認してください。
DAMD装着で変わる純正機能
DAMD FREED ISOLATORは、純正ヘッドライトの周囲にカバーを付ける商品ではありません。
純正フルLEDヘッドライトを取り外し、IPF製の丸型ハロゲンヘッドランプへ交換するため、装着後に使えなくなる純正機能があります。
丸目ライトと失われる機能
DAMDの丸目フェイスは、このヘッドライト交換によってつくられています。
見た目の変化が大きい一方で、純正フルLEDヘッドライトをそのまま利用できるわけではありません。

DAMD装着後は純正フルLEDから丸型ハロゲンへ変更され、デイタイムランニングランプとオートレベライザーが使用できなくなります。
| ライト・機能 | DAMD装着後 |
|---|---|
| 純正フルLEDヘッドライト | 取り外し |
| 丸型ヘッドライト | ハロゲンが基本 |
| デイタイムランニングランプ | 使用不可 |
| オートレベライザー | 使用不可 |
| オートライトコントロール | 使用可能 |
| オートハイビーム | 使用可能 |
| アダプティブドライビングビーム | 装着車自体が非対応 |
デイタイムランニングランプは、昼間に車の存在を周囲へ伝えるための灯火です。
DAMD装着後は、この純正機能を維持できません。
オートレベライザーは、乗員数や荷物によって車体の姿勢が変わったときに、ヘッドライトの照射方向を自動的に補正する機能です。
こちらもDAMD装着後は使用できなくなります。
一方で、周囲の明るさに応じてヘッドライトを点灯するオートライトと、前方の状況に応じてハイビームとロービームを切り替えるオートハイビームは利用できます。
ハロゲンの明るさや色味が気になる場合は、DAMDが販売する丸目2灯専用LEDバルブ・ポジション球キットを追加できます。
ただし、専用LEDバルブへ変えても、純正フルLEDヘッドライトへ戻るわけではありません。
また、LEDキットを追加しても、デイタイムランニングランプやオートレベライザーが復活するわけではない点に注意してください。
夜間走行が多い方、山道を走る方、荷物や乗車人数の変化が多い方は、デザインだけでなく、装着後の照射範囲や光軸調整まで施工店へ確認したほうが安心です。
センサー移設とエーミング
DAMDの取付では、純正バンパーに付いているフロントカメラ、パーキングセンサー、純正フォグランプなどを取り外し、新しいバンパーへ移設します。
カメラやセンサーは、車体に付いていれば動作するという単純な部品ではありません。
取付位置、高さ、角度、周辺部品との距離が変わると、対象物を検知する範囲や制御のタイミングに影響する可能性があります。
DAMDの重要事項でも、バンパー交換やセンサー移設によって、純正状態と比較して検知性能や制御のタイミングに差が出る可能性があり、純正状態と完全に同じ性能を保証するものではないと案内されています。
そのため、取付後は認証工場などでメーカー基準に沿ったエーミングを行う必要があります。

DAMDではバンパー交換に伴ってカメラやセンサーを移設するため、取付後のエーミングと動作確認が必要です。
エーミングとは、カメラやセンサーが正しい方向と範囲を認識できるように調整する作業です。
専用の設備、作業スペース、ターゲット、診断機などが必要になる場合があり、すべてのカスタムショップで対応できるとは限りません。
キットを購入する前に、取付を依頼する店舗へ次の内容を確認してください。
| 確認項目 | 店舗へ聞く内容 |
|---|---|
| 施工経験 | GT系フリードやDAMDの取付経験があるか |
| エーミング | 自社対応か外注対応か |
| 診断 | 故障コードや警告灯の確認を行うか |
| 動作確認 | カメラ・センサー・Honda SENSINGを確認するか |
| 再調整 | 納車後に不具合が出た場合の対応 |
| 保証 | 施工部分に店舗独自保証があるか |
DAMDは、純正タイヤ、純正ホイール、純正車高での使用を前提としています。
同時にリフトアップ、ローダウン、タイヤ外径の変更、大幅なホイールサイズ変更などを行うと、車両姿勢やセンサーの向きが変わり、検知性能に影響する可能性があります。
丸目フェイス、リフトアップ、大径タイヤをまとめて施工したい方もいると思いますが、変更箇所が増えるほど、どの変更が警告や検知差の原因なのか判断しにくくなります。
私なら、まずDAMDを純正車高と純正タイヤの状態で取り付け、エーミングと動作確認を終えてから、足回りの変更を別に検討します。
タイヤ、ホイール、リフトアップの適合と安全性については、フリードクロスターGT系のタイヤ・ホイール交換ガイドでも詳しく整理しています。
センサー周辺には、金属成分を含む塗料、追加灯火、ステッカー、装飾部品などを安易に追加しないことも大切です。
安全運転支援システムは運転を支える機能であり、事故を完全に防ぐものではありません。
DAMD装着後もシステムへ頼りきらず、警告表示や動作に違和感がある場合は使用を続けず、施工店やHonda販売店へ相談してください。
Honda純正外装との比較
DAMDを検討するときは、Honda純正のActive-Tough Styleと比べると、価格だけでなくカスタムの方向性が分かりやすくなります。
DAMDはフロントマスクとヘッドライトを大きく変えるレトロカスタムで、Honda純正はクロスターの標準デザインを生かしながら、タフな印象を強めるカスタムです。

DAMDは丸目フェイスへ大きく変更するカスタム、Honda純正Active-Tough Styleは純正機能を維持しながらタフな印象を加えるカスタムです。
価格差とデザインの違い
Honda純正Active-Tough Styleの中心となる用品は、フロントグリル、フロントガーニッシュ、ボディーサイドモールです。装着イメージと構成用品は、(出典:Honda Access公式「Active-Tough Style」)で確認できます。
e:HEV用の通常Hマークを使用する場合、主要3点の用品価格は合計134,200円です。
| Honda純正用品 | 価格 | 標準取付時間 |
|---|---|---|
| ブラック×ブラッククロームグリル+e:HEV用Hマーク | 40,700円 | 0.5H |
| フロントガーニッシュ | 60,500円 | 1.4H |
| ボディーサイドモール | 33,000円 | 0.4H |
| 合計 | 134,200円 | 2.3H |
ブラックエンブレムを組み合わせる場合は、グリルとエンブレムの合計が56,650円となり、フロントガーニッシュとボディーサイドモールを加えた主要3点は150,150円です。
いずれも取付費は含まれていません。
マルチビューカメラシステム装備車では、グリルやフロントガーニッシュの商品ページに、別途調整・点検が必要になる案内があります。
同時施工時の工数や実際の取付費は、Honda販売店で見積もりを取ってください。
DAMD塗装品と公表送料を合わせた469,700円と比較すると、Honda純正主要3点との差は約32万円から34万円です。
ただし、Honda純正Active-Tough Styleの公式掲載車には、グリル、ガーニッシュ、サイドモールだけでなく、ブラックホイールやセンターキャップなども装着されています。
| 公式掲載車の主要用品 | 価格 |
|---|---|
| グリル+ブラックエンブレム | 56,650円 |
| フロントガーニッシュ | 60,500円 |
| MG-032アルミホイール4本 | 130,240円 |
| ブラックHマークセンターキャップ | 17,600円 |
| ブラックホイールナット | 3,850円 |
| ボディーサイドモール | 33,000円 |
| 合計 | 301,840円+取付費 |
DAMD塗装品と公表送料469,700円との差は167,860円ですが、DAMD側には取付、エーミング、追加送料などが残っています。
価格だけを見ると純正が安く見えますが、そもそも両者は外観変化の大きさが違います。
| 比較項目 | DAMD ISOLATOR | Honda純正Active-Tough |
|---|---|---|
| 外観の変化 | フロントマスクを大幅変更 | 純正デザインを生かす |
| 方向性 | 丸目・レトロ | タフ・アウトドア |
| 対象車 | e:HEVのみ | e:HEV・ガソリン |
| ヘッドライト | 丸型ハロゲンへ交換 | 純正フルLEDを維持 |
| DRL | 使用不可 | 純正機能を維持 |
| オートレベライザー | 使用不可 | 純正機能を維持 |
| 取付範囲 | ライト・配線・センサーまで変更 | グリル・ガーニッシュ中心 |
| 用品保証 | DAMDの保証条件 | 条件を満たせば3年・6万km |
| 価格の基準 | 469,700円+施工関連費 | 134,200円~+取付費 |
純正用品は、Honda販売会社で購入し、取付が必要な用品をHonda販売会社で装着した場合、原則として3年間または走行6万kmまでの保証が案内されています。(出典:Honda Access公式「四輪車用アクセサリー 保証について」)
一部商品や消耗品などは保証条件が異なるため、見積もり時に確認してください。
DAMDでは、商品到着後に製品や付属品を確認し、塗装や加工へ進む前に不備がないか確認する必要があります。
塗装、加工、取付後はキャンセルや返品、交換ができず、製品不備で代品対応となった場合でも、再塗装費、取付工賃、コーティング費用などは補償されない場合があります。
塗装済み品の色差についても、素材や車両状態による違いはクレーム対象外とされています。
車検については、DAMDは保安基準への適合を前提として設計していますが、車両状態、取付状態、他のカスタムとの組み合わせ、検査機関の判断によって結果が異なる可能性があります。
また、カスタム内容によっては、普段利用しているHonda Carsや整備工場での入庫、点検、保証修理を断られる可能性もあります。
私の考えでは、純正の機能、保証、販売店での相談しやすさを重視するならActive-Tough Styleが選びやすいです。
一方で、純正用品では得られない丸目フェイスに強くひかれ、費用と機能変更を理解したうえで選べるなら、DAMDの満足度は高くなりやすいと思います。
あなたは、純正の安心感を残したいですか。それとも、駐車場で振り返りたくなるような大きな外観変化を楽しみたいですか。
どれが絶対に正解というより、毎日の使い方と、カスタムに求めるものを整理することが大切です。
フリードクロスターDAMDのよくある質問(FAQ)
Q1. ガソリンのフリードクロスターにDAMDを付けられますか?
A. ガソリンCROSSTARの5BA-GT2と5BA-GT4には装着できません。
発売当初はガソリン車用が開発中と案内されていましたが、2025年12月に安全性と品質上の理由から開発中止が正式発表されています。
ガソリン車では、Honda純正グリルやフロントガーニッシュなど、車両への適合が確認できる外装用品を比較しましょう。
Q2. GT6またはGT8なら必ず装着できますか?
A. GT6またはGT8でも、必ず装着できるとは限りません。
メーカーオプションのアダプティブドライビングビーム装着車は非対応です。
また、GT6にはCROSSTARスロープもあるため、スロープ車はDAMDへ個別確認してください。
注文前には型式だけでなく、グレード、ADBの有無、カメラ、センサー、フォグランプの装備まで伝えましょう。
Q3. 327,800円でDAMD仕様が完成しますか?
A. 327,800円は未塗装フェイスチェンジキットの価格であり、この金額だけでは完成しません。
未塗装品では送料、塗装、取付、光軸調整、エーミングなどが必要です。
DAMD塗装代115,500円と発売時公表送料26,400円を加えると469,700円となり、さらに取付・校正費用が加わります。
見積もりでは、部品代と施工関連費を分けて確認してください。
Q4. DAMD装着後も純正LEDライトの機能を使えますか?
A. 純正フルLEDヘッドライトは取り外し、基本キットに含まれる丸型ハロゲンヘッドランプへ交換します。
装着後はデイタイムランニングランプとオートレベライザーが使用できません。
オートライトとオートハイビームは利用できます。
別売りの専用LEDバルブキットを追加できますが、純正DRLやオートレベライザーが復活するわけではありません。
Q5. DAMD仕様でも車検やディーラー入庫はできますか?
A. DAMDは保安基準への適合を前提に設計していますが、取付状態、車高、タイヤ、追加パーツ、検査機関などによって判断が変わる可能性があります。
Honda販売店への入庫についても、店舗の設備や方針、改造内容によって対応が異なります。
購入前に普段利用するHonda Carsへ相談し、車検、点検、リコール対応、エーミングの受け入れ可否を確認しておくと安心です。
後悔しない購入と見積もり方法
フリードクロスターDAMDで後悔しないためには、商品ページで購入ボタンを押す前に、車両適合と完成総額を確認することが大切です。
DAMDのフェイスチェンジキットは大型商品のため、

購入前に車両仕様を確認し、エーミング対応の施工店を確保したうえで、取付・センサー調整込みの総額見積もりを取りましょう。
原則として個人宅へ配送できません。
配送先は、法人、板金塗装工場、カスタムショップ、自動車販売店、指定配送会社の営業所止めなどから選ぶことになります。
先にキットを注文してから取付店を探すと、店舗が見つからない、エーミングに対応できない、商品の保管場所がないといった問題が起きる可能性があります。
まず施工店へ相談し、配送先として受け取ってもらえるか、未塗装品の仮合わせと塗装に対応できるかを確認しましょう。
購入方法は、主に次の3つがあります。
| 購入方法 | 特徴 | 確認点 |
|---|---|---|
| DAMDから購入 | キットを施工店へ直送する | 受取先と施工店を先に確保 |
| 取付店舗紹介 | 提携サービスを通じて店舗を手配 | 正式受注後の店舗案内や総額を確認 |
| コンプリートカー | 車両・塗装・取付をまとめて購入 | 登録費や用品を含む支払総額を確認 |
DAMD本社で必ず直接取り付けてもらえるわけではありません。
商品ページの見積もり画面で紹介店舗での取付を選べる場合がありますが、具体的な施工店が決まる時期や、塗装・取付・エーミングの対応範囲を確認してください。
新車からDAMD仕様へする場合は、車両登録前の架装を控えるよう案内されているため、登録と施工の順番も販売店と相談する必要があります。
見積書で確認する15項目
見積もりは「DAMD一式」のようにまとめず、次の項目を分けてもらいましょう。
- 車検証の型式が6AA-GT6またはGT8か
- 通常のCROSSTARかスロープ仕様か
- アダプティブドライビングビームが付いていないか
- 未塗装・DAMD塗装・現車合わせ塗装のどれか
- キットと追加商品の送料
- バンパー・グリル・ヘッドライト脱着工賃
- 導風板などの加工費
- カメラ・センサー・フォグランプの移設費
- ヘッドライト光軸調整費
- エーミング・校正費
- Honda SENSINGや各ランプの動作確認費
- 純正部品の返却・保管・処分方法
- 代車や車両保管の費用
- 塗装と施工に対する店舗独自保証
- 装着後の点検・再調整・補修対応
取り外した純正バンパーや純正ヘッドライトを保管するかどうかも決めておきましょう。
部品が大きいため、自宅で保管するにはかなりのスペースが必要です。
一方で、将来純正へ戻す可能性がある方、車を売却する予定がある方、事故修理に備えたい方は、処分せず保管したほうがよい場合もあります。
残価設定型クレジットやリースで車両を返却する可能性がある場合は、純正状態へ戻す必要があるか、改造した状態での査定や精算がどうなるかを契約会社へ確認してください。
DAMD装着後は、自動洗車機の使用条件、日常の洗車方法、樹脂パーツや塗装面の手入れについても施工店へ聞いておくと安心です。

愛用のビューティフルカーズさんの洗車道具1式
汚れがつきにくく、汚れを落としやすい。さらに簡単に質の良さそうなコーティングが簡単にできる取り入れやすいアイテムの一部を紹介しておきますね。
事故や飛び石などで一部分だけ破損した場合に、バンパー、ライト、ステー、ウインカーなどを単品で注文できるかも確認しておきましょう。
フェイスチェンジキットは車の前側を大きく変更するため、小さな接触事故でも、純正車とは修理方法や部品の取り寄せ期間が異なる可能性があります。
DAMDの価格や販売状況を確認する場合は、DAMD FREED ISOLATOR for CROSSTAR公式ページで最新の塗装設定、送料、納期、追加商品をご確認ください。
正確な適合、車検、保証、安全運転支援システムへの影響については、DAMD、Honda販売店、認証整備工場、取付専門店へ相談し、最終的な判断は専門家に確認してください。
また、DAMDを装着すると車両へかける金額が大きくなるため、任意保険の車両保険金額や、カスタムパーツが事故時にどのように扱われるかも保険会社へ確認しておきたいところです。
保険料を安くすることだけを目的に補償を削るのではなく、現在の補償内容をそろえて複数社を比較すると、必要な補償と年間負担を整理しやすくなります。
保険を見直す際の考え方は、フリードの保険料相場と任意保険の見直しガイドで実例つきで詳しく解説しています。
フリード クロスターをレトロなDAMD仕様にする魅力は、純正用品では得られない大きな外観変化にあります。
ただし、ガソリン車は対象外で、e:HEVでもADB装着車には取り付けられません。
未塗装キットの327,800円だけで判断せず、送料、塗装、取付、エーミング、失われるライト機能、保証、ディーラー入庫まで含めて比較してください。
高いものが必ず正解ではありませんが、安さだけで選ぶのも注意が必要です。
外観を大きく変える楽しさと、毎日安心して乗れる状態の両方を大切にしながら、あなたの暮らしに合うフリードクロスターへ仕上げてくださいね。


◆tomomoのワンポイントアドバイス
私は、最初からデモカーと同じ仕様をすべて注文するより、まずフェイスチェンジ後の車両を見てから追加パーツを考えるほうが失敗しにくいと思います。
フロントの変化が大きいので、丸目フェイスだけでも十分に個性が出ます。
ホイール、デカール、ルーフラックは、予算や普段の使い方を確認してから追加しても遅くありませんよ。