こんにちは、Aisya Labo編集のtomomoです。
本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれています。
フリードとシエンタはどちらも気になるけれど、価格や燃費だけで決めてよいのか、家族が乗ったときに何が違うのか。購入候補がこの2台に絞れると、カタログの数字だけでは迷いが解消しにくいですよね。
この記事では、現行フリードGT系と現行シエンタを、サイズ・座席・荷室・価格・燃費・装備から比較します。2026年9月の販売実績も確認し、人気の違いと自分の暮らしに合うかどうかを分けて考えます。

フリードとシエンタ、家族で使うなら何が決め手になりますか?

同じ7人乗りでも、価格や荷室の使いやすさは違うのでしょうか。
まず結論|最初に比べたいのは、普段の席順と3列目の使い方です
2列目の独立席と中央通路が欲しいならフリードの6人乗り、7人乗りで3列目を2列目の下へ収納したいならシエンタが比較の入口です。前の2列で5人が座る使い方なら、フリード7人乗りとシエンタ5人・7人乗りを検討できます。
価格・燃費は、同じ駆動方式・定員の候補グレードで比べることが大切です。今回の7人乗りハイブリッド比較ではシエンタのWLTC燃費が高い一方、装備の内容は同一ではありません。必要な装備を加えた見積もりと、家族での実車確認をセットにして選びましょう。
この記事のポイント
- 全高・車幅・小回りを、現行モデルの数値で比較する
- 6人/7人/5人乗りと3列目の収納方法を整理する
- 価格・燃費・後席空調・運転支援の違いを確認する
- 販売実績と試乗チェックから、次に確かめることを決める
比較条件と私の所有車
情報確認日:2026年10月11日。フリードは2024年6月登場の3代目GT系、シエンタは2022年8月登場の3代目を対象とし、現在の公式掲載仕様で比較します。シエンタの諸元・装備は2026年8月版です。福祉車両は比較表の対象外です。
私の所有車はHonda FREED GT5・e:HEV AIR EX・FF・7人乗りです。所有車の写真・記録とメーカーの仕様情報を分けて紹介します。本記事は、両車を同条件で走らせた実測比較試験ではありません。
フリードとシエンタのサイズ比較|全長・車幅・高さの違い
フリードAIR系とシエンタは全幅が同じ1,695mmですが、全長・全高・最小回転半径は異なります。フリードのCROSSTARは全幅1,720mmなので、「フリードはすべてシエンタと同じ幅」と考えないようにしましょう。
| 比較項目 | フリード | シエンタ |
|---|---|---|
| 全長 | 4,310mm | 4,260mm |
| 全幅 | AIR/AIR EX:1,695mm CROSSTAR:1,720mm |
1,695mm |
| 全高 | FF:1,755mm 4WD:1,780mm |
2WD:1,695mm E-Four:1,715mm |
| ホイールベース | 2,740mm | 2,750mm |
| 最小回転半径 | 5.2m | 5.0m |
| 駆動方式 | ガソリン・e:HEVともFF/4WDを設定 定員・タイプによる制限あり |
ガソリン:2WD ハイブリッド:2WD/E-Four |
出典:Honda フリード主要諸元表。
出典:トヨタ シエンタ主要諸元表・主要装備一覧表(2026年8月版)。
小回りの数値はシエンタが有利。視界は運転席で確認する
シエンタは全長が50mm短く、最小回転半径も0.2m小さいため、数値上は小回りに有利です。ただし、最小回転半径だけで自宅の駐車場に一度で入れられるかは決まりません。入口の幅、道路の広さ、車体の角の動きまで関わるからです。
フリードとシエンタのどちらが運転しやすいかは、座る人の身長や運転姿勢によっても変わります。シートとハンドルを合わせたうえで、前方の見切り、左右の窓、斜め前の柱、後方確認のしやすさを見比べてください。
普段運転する家族が複数いるなら、一人の試乗評価だけで決めず、それぞれが運転席に座ってみるのがおすすめです。「視界はフリードが必ず上」「扱いやすさはほぼ同じ」と一括りにするより、自宅周辺の曲がり角や車庫入れで困らないかを基準にしましょう。
全高と室内高は別の数字。立体駐車場は実際の制限を確認する
車体が高いから室内も必ず広い、というわけではありません。たとえば諸元表の室内寸法は、フリードe:HEV AIR EX・FF・7人乗りが長さ2,645mm/幅1,470mm/高さ1,260mm、シエンタ・7人乗りが長さ2,545mm/幅1,530mm/高さ1,300mmです。
この数値だけで快適性や荷室容量を判定することもできません。シートの位置や厚み、床の形、足を置ける場所が異なるためです。頭上と膝まわりは、前席を実際の運転位置に合わせてから確かめると比較しやすくなります。
また、全幅1,695mmでも、高さ制限1,550mmの機械式駐車場には両車とも収まりません。高さだけでなく幅・長さ・重量の制限、ミラーを含めた出入りの余裕も確認してください。コンパクトという呼び方を、駐車場に入る保証と考えないことが大切です。
座席・3列目・荷室の違い|家族の席順から比較する
フリードとシエンタで大きく違うのは、6人乗りの独立した2列目を選べるかと、3列目をどこへ収納するかです。最大定員に加えて、普段何人がどの列に座るかを考えると、候補を絞りやすくなります。
| 仕様 | 前からの席数 | 2列目と選び方 |
|---|---|---|
| フリード6人乗り | 2+2+2 | キャプテンシート。2列目中央の通路を使いたい家庭の候補 |
| フリード7人乗り | 2+3+2 | ベンチシート。AIR EXのFFに設定 |
| フリード5人乗り | 2+3 | CROSSTARに設定。3列目なし |
| シエンタ7人乗り | 2+3+2 | ベンチシート。ハイブリッドはE-Fourも選べる |
| シエンタ5人乗り | 2+3 | 3列目なし。2列シート専用の荷室・アレンジを確認 |
4人中心なら通路、5人中心なら2列目中央席を確認する
フリード6人乗りは2列目が独立しているため、中央に通路を確保できます。停車中に1列目から3列目へ移動したい場合や、2列目をそれぞれの座席として使いたい場合に確認したい構成です。7人乗りのフリードには、同じ2列目中央通路はありません。
一方、普段5人で乗るなら、6人乗りでは少なくとも1人が3列目を使います。フリード7人乗りとシエンタは、前席2人・2列目3人という席順を考えられます。ただし、チャイルドシートを2台取り付けた間へ、もう1人が無理なく座れるとは限りません。

スライドドアを開け、2列目ベンチシート全体を撮影しています。
上の写真は、私のフリード7人乗りの2列目ベンチシートです。中央席の位置やベルトのバックルを確認する材料になりますが、写真だけでチャイルドシートとの組み合わせや3人の快適性は判断できません。普段使うシートの適合と、実際の座り方を確認してください。
6人・7人で乗る日は、3列目へ乗る人を決めて乗降を試してみましょう。2列目に子ども用シートを装着したまま、必要なシート操作ができるかも重要です。車内移動は安全に停車した状態で行い、走行中は各自が座席でシートベルト等を正しく使います。
フリード側の定員選びを詳しく整理したい方は、フリードの5人・6人・7人乗りの違いと選び方も参考にしてください。
3列目の収納は、フリードが左右跳ね上げ、シエンタがダイブイン
3列シートのフリードは、3列目を左右へ跳ね上げて荷室を広げる方式です。シエンタ7人乗りは、3列目を2列目の下へ収納するダイブイン方式を採用しています。見た目の広さだけでなく、出し入れの手順と格納後の荷物の置き方に違いがあります。
フリードは跳ね上げたシートが左右に残るので、積みたい物の幅や高さとの相性を確認しましょう。シエンタは3列目を左右へ残さず収納できますが、格納時の2列目操作や、子ども用シート・荷物を動かす必要があるかを確かめたいところです。
「3列目を毎日使うならこちらが絶対に楽」と決めつけず、販売店で収納と復帰を一往復してみてください。操作する人の身長や力、荷物の置き場所によって、扱いやすさの感じ方は変わります。
ベビーカーや旅行荷物は、乗る人数を決めてから積む
日常で持ち歩くベビーカーやキャンプ用品のサイズを測ったうえで、置き場所の確保や固定のしやすさまで確認すると失敗を防げます。実際に使う物から確認することが大切です。
展示車で3列目をすべて畳んだ荷室が広く見えても、家族全員が乗る日には同じ空間を使えないことがあります。「普段4人」「祖父母を含めて6人」「旅行で7人」など、実際にある使い方を分けて確認しましょう。
大きな荷物は開口部を通るか、積んだあとにバックドアが閉まるか、後方視界や固定方法に問題がないかまで見ます。5人乗り専用車と3列目を畳んだ7人乗りも、荷室形状が同じとは限りません。写真や容量の印象だけで代用せず、候補の仕様で確認してください。
価格と燃費を比較|同じ7人乗りハイブリッドで見る
車名ごとの最安価格だけでは、必要な装備を含めた差が分かりません。ここではハイブリッド・前輪駆動・7人乗りという条件をそろえ、フリードe:HEV AIR EXとシエンタHYBRID Zを比較例にします。標準装備まで同一という意味ではありません。
| 項目 | フリード e:HEV AIR EX・FF・7人乗り | シエンタ HYBRID Z・2WD・7人乗り |
|---|---|---|
| メーカー希望小売価格(税込) | 3,256,000円 | 3,183,400円 |
| WLTCモード燃費 | 25.3km/L | 27.6km/L |
| エンジン+モーター | 1.5L直列4気筒+モーター | 1.5L直列3気筒+モーター |
| 2列目/3列目 | ベンチ3席/2席 | ベンチ3席/2席 |
価格は車両本体の参考価格です。オプション、有料色、登録等の諸費用、保険料、リサイクル料金等は別途。トヨタの北海道・沖縄地区は価格が異なります。実際の販売価格や受注可否は販売店へ確認してください。WLTCは試験条件下の値で、実燃費を保証しません。
出典:トヨタ シエンタの価格・グレード。
本体価格差は72,600円。ただし必要な装備を足すと変わる
上の2仕様では、車両本体価格はフリードが72,600円高くなります。ただし、この差額だけで購入総額やお買い得さは決まりません。ナビ・カメラ・後席空調など、何が標準で何がオプションなのかをそろえる必要があります。
たとえばフリードAIR EXの「ナビ装着用スペシャルパッケージ」は、純正ナビ本体が付属するという意味ではありません。ナビの画面サイズ、スマートフォン連携、地図の使い方まで決め、販売店で取付費も含む見積もりを確認しましょう。シエンタ側も希望する画面や機能が含まれるかを確かめます。
売れ筋帯では両車の差が小さくなる場面もあり、購入時の付帯装備まで含めた総支出で評価するのが賢明です。不要な用品を一方だけ大量に付けたり、片方だけ下取り込みにしたりすると、比較しにくくなります。
見積もりは「車両・用品・取付費・諸費用・値引き・下取り」を分けて見せてもらいましょう。月々の支払額だけでなく、頭金やボーナス払い、最終回の支払い、手数料を含む総額も確認します。
フリードの商談を具体的に進める場合は、新型フリードの値引きと見積もり比較の進め方で、金額を保証しない比較の考え方を確認できます。
燃費はシエンタが高いが、実際の負担は年間走行距離でも変わる
この比較例のWLTC燃費は、シエンタ27.6km/L、フリード25.3km/Lです。「シエンタは最大28km/L台」という全体の値と、フリードの特定グレードだけを並べるより、候補の仕様同士で見るほうが選びやすくなります。
燃料費の目安は、年間走行距離÷燃費×ガソリン単価で計算できます。仮に年10,000km、ガソリン180円/Lとし、上記のWLTC値をそのまま使うと、フリードは約71,146円、シエンタは約65,217円で、差は年間約5,929円です。これは条件を仮定した計算例で、現在のガソリン価格や実際の年間支出を示したものではありません。
現実の燃費は、短距離の繰り返し、暖房・冷房、渋滞、速度、積載などで変わります。購入費の差と燃料費の差を分け、年間走行距離が少ない家庭なら初期費用や使い勝手も含めて考えましょう。ガソリン車を候補にする場合も、同じ定員・装備条件で見積もりを取り直します。
私の車については、フリードe:HEV AIR EX・7人乗りの実燃費記録を継続公開しています。使用条件による変動を見る材料ですが、シエンタとの同条件比較ではありません。フリードの実燃費とシエンタのカタログ値を並べて、実燃費の優劣を結論づけないようにしてください。
乗り心地・空調・安全装備の比較で見落としたくない点
カタログで分かる機能の違いと、試乗で確かめたい感覚を分けておくと、比較が進めやすくなります。特に後席の空調、運転支援、加速時の音は、家族の使い方によって重視する度合いが変わります。
乗り心地と静粛性は、運転席だけで判断しない
フリードe:HEVはモーター走行を中心に、状況に応じてエンジンを発電や直接駆動に使います。シエンタのハイブリッドも、エンジンとモーターを組み合わせて走ります。仕組みが違うことだけで、どちらが必ず静か、疲れにくいと断定することはできません。
試乗では同じような道と速度で、発進、坂道、合流時の加速、段差を越えたあとの揺れ、減速から停止までを確認しましょう。フリードも強く加速したり負荷が増えたりすればエンジン音が目立つことがあります。平坦な道をゆっくり走った印象だけで選ばないことが大切です。
運転する人が気に入っても、後席に座る家族が同じように感じるとは限りません。可能な範囲で席を交代し、2列目・3列目の揺れや足元、会話のしやすさを確かめてください。試乗車のグレード、駆動方式、タイヤなどが違う場合は、その条件もメモしておくと判断しやすくなります。
出典:トヨタ シエンタの走行性能。
リアクーラーとサーキュレーターは役割が異なる
フリードAIR EXにはリアクーラーが標準装備されています。一方、シエンタの天井サーキュレーターはZ・Gのメーカーオプションです。天井に吹き出し口があるという見た目は似ていても、同じ装置ではありません。
リアクーラーは後席向けに冷やした空気を送る装置で、サーキュレーターは車内の空気を循環させる装置です。暑い時期に後席を使うことが多い家庭は、価格表と一緒に装備の有無、風の届き方、操作しやすさを確認してください。

後部座席の天井にあるリアクーラーの吹き出し口と操作パネルを撮影しています。
これは私のAIR EXにあるリアクーラーの吹き出し口と操作部です。写真は位置と形を示すもので、シエンタとの冷却性能の実測比較ではありません。展示車では前席だけでなく、いつも家族が座る場所まで風が届くかを確かめると、装備を選ぶ判断材料になります。
出典:Honda フリードの開発資料(リアクーラーの仕組み。価格・現行装備設定の根拠には使用していません)。
電動パーキングとブレーキホールドは両車に標準装備
現行仕様では、フリードとシエンタのどちらにも電動パーキングブレーキとブレーキホールドが全車標準装備されています。「シエンタは足踏み式だからフリードを選ぶ」という旧仕様を前提にした比較は、現在の新車にはそのまま当てはまりません。中古車は年式ごとに確認してください。
両車とも衝突被害の軽減や車線・車間の維持などを支援する機能を備えていますが、Honda SENSINGとToyota Safety Senseは機能名・作動条件・操作方法が同じではありません。また、周囲を映すカメラ、後方から接近する車の検知、ハイビーム制御などにはグレードやオプションによる違いがあります。
装備一覧で「標準」「メーカーオプション」「設定なし」を区別し、必要な機能を選んだ車両で確認してください。カメラが付くことと、自動で駐車操作を支援することも別です。「安全装備が多い」という一言だけで比較を終えず、使いたい場面に対応するかを確認しましょう。
これらは運転を支援する機能です。前方の信号を見て必ず自動停止する機能や、自動運転として扱うことはできません。試乗中に衝突回避を試すような操作はせず、取扱説明書と販売店の説明で作動条件を確認してください。
出典:Honda フリード主要装備表。
出典:トヨタ シエンタの安全性能(具体的な設定は主要装備一覧表も参照)。
収納・スライドドア・電源は、必要な機能を個別に確認する
両車とも小物収納やスライドドアを備えていますが、電動ドアの左右の設定、足先で開ける機能、スマートフォンの置き場は仕様によって異なります。「両側スライドドア」と「両側電動」を混同しないようにしましょう。普段使う水筒やスマートフォンを持参し、無理なく出し入れできるかを確かめる方法が実用的です。
フリードのカップホルダーが気になる場合は、フリードGT系のドリンクホルダーの使い勝手と注意点も確認できます。収納の数が多いかだけでなく、実際に使う物が収まるかで判断したいですね。
電源を重視するなら、シエンタのハイブリッドにはAC100V・1500Wのアクセサリーコンセントをメーカーオプションで選べます。フリードには同等の純正AC100V・1500W給電装備はなく、USB端子や12Vソケットとは用途が異なります。必要な場合は契約前に仕様を確定し、給電の使用条件も公式説明で確認してください。
販売台数の違い|2026年9月はシエンタ10,468台、フリード7,566台
2026年10月6日発表の自販連資料では、9月の販売台数はシエンタ10,468台、フリード7,566台でした。同じ月・同じ集計条件で比べると、この月はシエンタが2,902台多い結果です。
| 車名 | 販売台数 | 順位 |
|---|---|---|
| シエンタ | 10,468台 | 3位 |
| フリード | 7,566台 | 4位 |
出典:日本自動車販売協会連合会(自販連)「乗用車ブランド通称名別順位・2026年9月分」(PDF・2ページ目)。発表日:2026年10月6日。軽自動車・海外ブランド車を除く集計で、同じ通称名の車両を合算した数字です。特定グレードだけの台数ではありません。
両車ともこの統計で上位に入っています。ただし、販売実績は、購入後の満足度や家庭への適合を示す順位ではありません。この1か月の数字だけで、人気の差が生まれた理由や、翌月以降の動きまでは判断できません。
販売台数は選ばれている規模を知る参考にし、最終的には席順、荷物、駐車環境、必要装備、予算へ戻って考えましょう。売れているほうに決めるだけでは、自分が欲しかった通路や収納方法を選び損ねることがあります。
どちらを選ぶ?家族の使い方と実車確認で決める
迷ったら、まず外せない条件を3つまで挙げてみてください。たとえば「普段5人で乗る」「駐車場に高さ制限がある」「後席の暑さ対策を重視する」です。条件を満たす仕様へ絞ってから、価格や好みを比べると判断がぶれにくくなります。
| 重視すること | 比較の入口 | 確認したい条件 |
|---|---|---|
| 2列目の独立席と中央通路 | フリード6人乗り | 5人以上の日の3列目と荷室 |
| 7人乗り+四輪駆動 | シエンタHYBRID E-Four | フリード7人乗りには4WD設定なし |
| 3列目を左右に残さず収納 | シエンタ7人乗り | 2列目の操作と子ども用シートの干渉 |
| 後席用の冷房装置 | フリードAIR EXなど | リアクーラーと送風・循環装置の違い |
| 小回り・WLTC燃費 | シエンタを中心に比較 | 候補の定員・駆動方式をそろえる |
| 普段5人で乗り、荷物も積む | 両車の2列目ベンチ仕様 | 実際の着座・ベルト操作・積載を確認 |
ここで挙げたのは、比較を始める入口です。四輪駆動を選べば雪道で必ず安心、燃費がよければ維持費全体が必ず安い、といった意味ではありません。使う道路と装備、費用の全体像を合わせて考えてください。
外観や内装の好みも、購入後の満足に関わる
デザインは、フリードAIR系がシンプルで水平基調、シエンタが角を丸めた親しみやすい造形です。フリードには外観の雰囲気が異なるCROSSTARもあります。写真で感じた印象は、実車の色や光の当たり方でも変わります。

屋外駐車場に停めた新型フリードを、助手席側の前方から撮影しています。
上は私のフリード、下は元記事で使用していたシエンタのメーカー画像です。同じ撮影条件の比較ではなく、シエンタ画像は以前の掲載素材です。現在の色・外装・装備設定は公式サイトと実車で確認してください。
日々眺める相棒として、どちらのスタイルにときめくかも数字には表れない判断材料です。ただし、内装に布や柔らかい素材が多いことだけで、家族にとっての使いやすさは決まりません。汚れを拭きやすいか、操作に迷わないか、収納に手が届くかも一緒に見てください。
フリードの見た目をさらに確かめたい方は、新型フリードのテールランプの見え方、フリードクロスターの白を選ぶ際のポイント、フィヨルドミスト・パールの特徴で気になる部分だけ確認できます。
家族で試乗するときの確認順序
- 運転姿勢を合わせる:運転する人ごとにシートとハンドルを調整し、前方・斜め前・後方の見え方を確かめる。
- 普段の席順で座る:チャイルドシートの適合、中央席の幅、ベルトを締める動作を確認する。
- 3列目へ乗り降りする:必要なシート操作と、停車中の通路を確認する。
- 荷室を作って戻す:3列目の収納・復帰を行い、ベビーカー等の寸法と照らし合わせる。
- 家族の席でも試乗する:段差、加速時の音、停止時の感覚、空調の風を確認する。
- 同条件の見積もりを作る:必要装備、取付費、諸費用、納期、売却時期までそろえて比較する。
試乗後は「何となくよかった」だけでなく、気に入った点と気になった点を家族それぞれが一つずつ挙げると、次に確かめることが見えてきます。操作が分からなかった部分は販売店に質問し、使いにくかったのか、説明不足だったのかを分けて考えましょう。
3列目に大人が頻繁に長時間座り、全員分の旅行荷物も必要なら、2台だけで決めず一回り大きい車との比較も選択肢です。コンパクトミニバンが向く家庭とミドル級まで比べたい家庭で、車体の大きさから選び直す目安を整理しています。
フリード側の購入前確認には、新型フリードの気になる点と購入前の確認事項も補助になります。記事の一般的な評価をそのまま自分の結論にせず、気になる項目を実車で質問するためのメモとして使ってください。
乗り換えが具体的になったら、今の車の売却条件も比べる
購入候補が決まり始めたら、新しい車の見積もりと、今の車の下取り・買取条件を分けて確認しましょう。見積もり総額から売却額を引くと持ち出し額を整理できますが、ローン残債がある場合は精算も含めて確認が必要です。
査定額は時期・走行距離・状態などで変わります。金額だけでなく、引き渡し時期、入金日、契約後の条件をそろえ、新しい車の納期との間に困る期間が生まれないようにしましょう。
下取りと買取を比較したい方へ
CTN車一括査定も、買取条件を確認する選択肢です。利用の流れや連絡方法を確認し、実際の査定・契約条件を販売店の下取りと比べてください。高額売却を保証するものではありません。
車選びから見積もり、契約、納車までの順序は、車の買い方ロードマップで確認できます。今すぐ乗り換えない方は、まず試乗で比較条件をそろえるところまでで大丈夫です。
フリードとシエンタの比較でよくある質問
5人家族にはフリード6人乗りとシエンタ7人乗りのどちらが合いますか?
フリード6人乗りで5人が乗る場合は3列目を使います。シエンタ7人乗りは前の2列に5席ありますが、チャイルドシートを含めて無理なく座れるかは別の確認が必要です。フリード7人乗りも候補に入れ、席順と荷物を再現してください。
フリードのほうが車内は広いですか?
全体を一言では比較できません。車体の全高はフリードのほうが高い一方、今回比較した7人乗りの諸元ではシエンタの室内幅・室内高の数値が大きくなります。各席の快適性や荷室の使いやすさは、着座位置とシートアレンジで確認しましょう。
2026年のシエンタにもブレーキホールドはありますか?
今回確認した2026年8月版の主要装備一覧表では、電動パーキングブレーキとブレーキホールドが全車標準です。旧年式の中古車を含めて検討する場合は、その車両の年式と装備を確認してください。
燃費だけならシエンタを選べばよいですか?
今回のハイブリッド・前輪駆動・7人乗りの比較例では、シエンタHYBRID ZのWLTC値が高くなります。ただし、購入費、必要装備、年間走行距離、乗降や荷室の使い方も含めて判断してください。カタログ燃費は実燃費の保証ではありません。
売れているシエンタのほうが後悔しませんか?
2026年9月の販売台数はシエンタが多い結果でしたが、販売台数は満足度の順位ではありません。欲しい座席配置や空調、予算に合うかを確認して選びましょう。
まとめ|フリードとシエンタは、必要な仕様をそろえて選ぼう
フリードとシエンタの違いは、価格や販売順位だけではありません。2列目の中央通路、3列目の収納方法、四輪駆動と定員の組み合わせ、後席の空調などが、毎日の使いやすさに関わります。
小回りと今回の比較条件でのWLTC燃費はシエンタが有利です。フリードは6人乗りの独立席や、AIR EXのリアクーラーなどを重視する方の候補になります。どちらも、必要な装備をそろえた見積もりと家族での実車確認が欠かせません。
普段の席順、3列目の頻度、荷物、駐車環境、総予算を先に整理してから比べてみてください。条件を満たす候補が残ったら、毎日乗りたくなる外観や内装の好みも大切にしてよいと思います。
フリードへ絞ったあとの仕様選びは、新型フリードのグレード・定員・装備の選び方へ。私の所有車で確認した購入記録や車内寸法などは、FREED DATAの実車・実測情報で、車両条件と合わせて確認できます。



